大人が楽しむ“広島”。絶景もグルメもはしご酒も欲張りました〜尾道・広島市内編〜

  • 2023年03月18日更新

大人旅が楽しい街、広島を堪能してきました!

今週も一週間お疲れさまでした!今週の『ロカリ編集部のひとりごと』は、キヨが担当します。厳しい寒さの冬が終わり、そろそろ旅行に行きたーい!ということで、今回は一泊二日の広島旅に行ってまいりました。

picture

広島は学生時代に一度旅行したことがあるのですが、今回数年ぶりに訪れてみると、ゆったりとした時間を過ごせたり、おいしいお酒や食事を堪能できたりと、当時とは異なる“大人旅”の魅力をたくさん発見できました。こちらの記事は前編で、尾道・広島エリアをご紹介。後編では宮島エリアをレポートします。

尾道が一望できる千光寺

瀬戸内海を望む絶景スポット

picture

まず尾道から観光をスタート。尾道は瀬戸内海に面した街で、昔懐かしいレトロな商店街や海峡を自転車で渡ることができるサイクリングロード「しまなみ海道」などが人気の観光地です。そんな尾道を一望できるのが、千光寺。

picture

寺名にまつわる伝承が残されている“玉の石”や“三重石”など、境内には様々な形の巨石群があります。かなりの迫力なので、訪れた際はぜひこの迫力を体験してみて。

辿り着くには歩きやすい靴必須!

picture

これほどの眺望だと、かなり高いところまで登らなきゃいけないんじゃないの?と思った方、正解です…!ふもとから千光寺までは約15分で到着しますが、急な坂や階段が多いので、着いた頃には息が上がります。歩きやすい靴で行くのがおすすめです。

山頂まで行くならロープウェイも◎

picture

歩くのがしんどい方は、ロープウェイもあるのでご安心を。ふもとの「山麓駅」と千光寺山頂の「山頂駅」の2駅を結び、15分間隔で運行します。山頂までは約3分で行けるので、移動時間を短縮していろいろなスポットを回りたい方はロープウェイが良さそうです。

詳しくは「尾道 千光寺山ロープウェイ」公式サイトをチェック

猫好きさんは歩いてみて

ですが、個人的には体力があれば歩いてみるのをおすすめします。というのも、かわいい猫にばったり遭遇できるかもしれないから!

picture

尾道は猫が多い街としても有名です。千光寺への道中では2匹の猫と出会うことができましたよ。観光客慣れしている猫は、近づいても呑気に日向ぼっことしていて、とてもかわいい…!

picture

picture

「猫の細道」では、尾道在住のアーティスト・園山春二さんによる「福石猫」や、猫のイラストの舗装なども見どころ。猫好きさんにはたまらないスポットです。

素敵なお店を発見するチャンスもあります

picture

千光寺の付近には、おしゃれなカフェなど、チェックしておきたいお店もたくさん。こちらの「ネコノテパン工場」もそのひとつです。

picture

古民家を活用した店舗は、一人入れば満員になってしまうほどの大きさですが、いろんな種類のパンや焼き菓子が並んでおり、どれにしようか迷ってしまうほど。店員さんにおすすめを聞いて、クロワッサン(170円)とカヌレ(180円)を購入しました。ただ人気のお店のため、夕方には種類が少なくなっていることもあるので、早めに行くのが◎。(私はお昼過ぎに伺いました)

【ネコノテパン工場】
住所:広島県尾道市東土堂町7-7
営業時間:朝10:00から夕暮れまで
定休日:火曜日・水曜日

「ネコノテパン工場」公式通販サイト

海岸沿いでのんびりする時間も最高

picture

picture

「ネコノテパン工場」に立ち寄りつつふもとへ下り、5分ほど歩くと海岸沿いに到着。海風を感じながら、先ほど購入したパンをいただきました。時間がゆったりと流れていくようで、心が洗われる素敵な時間でした♡

歩き疲れたらカフェで休憩

picture

たくさん歩いて疲れたら、カフェで休憩したくなりますよね。こちらの「あくびカフェー」は、尾道本道り商店街にある、旅と学校をテーマにしたレトロなお店。昔懐かしい雰囲気の尾道の中でも、ユニークさが目を引きます。

picture

中に入ると、黒板や地球儀、時計など細部にわたって昔の小学校のような雰囲気。実際に、廃校になった学校で使われていたロッカーや椅子を再利用しているとのことで、よく見ると当時の学生の名前が書かれてあるものも。ほっこりと心が温まるような世界観は、思わず長居したくなってしまいます。

メニューも給食みたいでかわいい!

picture

食事も銀のお盆に載せられていて給食のような雰囲気を楽しめます。
写真は、左上から「あくびちゃん印!苺のブラマンジェ 715円」「みんな大好きおむすびセット 953円」「あくびのしまなみカリーライスセット 990円」「尾道れもんトースト 生クリームつき 935円」。
本格牛すじカレーライスからトースト系の軽食、デザートまでバラエティ豊かなメニューはどれもどこか優しくてホッとする味です。

食事以外にも見どころたくさん

picture

picture

あくびカフェーの入り口の横には長い路地があり、そこを抜けると気持ちのいい裏庭が。こちらは「尾道空き家再生プロジェクト」の再生物件のひとつである建物で、奥行きの深さが特徴の尾道町家を改装しているため、このように縦長の構造になっているんだとか。古き良きムード満点です。

宿泊もできちゃうんです

こちらが「あなごサロン」。窓の外には先ほどの裏庭が。

こちらが「あなごサロン」。窓の外には先ほどの裏庭が。

カフェがあるだけでなく、こちらではなんと宿泊も可能。実はこちらは複合施設で、ドミトリー形式のゲストハウス「あなごのねどこ」と、「あくびカフェー」、交流スペース「あなごサロン」などが一緒になっているんです。

写真は女性専用ドミトリー

写真は女性専用ドミトリー

寝室は、女性専用or男女混合のドミトリー(相部屋)と個室の2種類。家族やグループで利用するなら個室、一人旅で予算を抑えたい方はドミトリーがおすすめ。ドミトリーはプライバシーが気になる…という方も、各ベッドに電源・読書灯・カーテン付きなので、一人の空間を作ることもできます。お部屋には漫画や本が置いてあるので、物語の世界に浸るのも◎。

「あくびカフェー」「あなごのねどこ」公式サイト

移動は「etSETOra(エトセトラ)」で

広島〜尾道を運行する観光列車

picture

尾道を堪能したところで、広島へ移動。今回は“大人旅“ということで、ゆったりと時間を過ごせる&美しい景色を楽しめる、観光列車の「etSETOra(エトセトラ)」に乗車しました。

picture

車内の様子はこんな感じ。ゆったりとした座席でくつろぐことができます。一人がけの席もあり、一人旅の方にも嬉しい仕様です。それぞれ海側と山側に座席がありますが、おすすめは断然海側!

広い車窓から、この絶景

なぜなら、エトセトラの一番の魅力は、瀬戸内海の美しい景色を堪能できることだから!特に、忠海駅から安芸幸崎駅の区間は速度を落として運転するので、心ゆくまでオーシャンビューを満喫できます。

車内ではグルメも楽しめます

左から「瀬戸の小箱〜チ〜」「瀬戸の小箱〜焼〜」

左から「瀬戸の小箱〜チ〜」「瀬戸の小箱〜焼〜」

オリジナルカクテル「SETOUCHI BLOSSOM」

オリジナルカクテル「SETOUCHI BLOSSOM」

広島〜尾道間は約3時間と、到着までに時間があるので、車内ではグルメを楽しみました。復路(尾道→広島)は車内販売やバーカウンターの営業があり、オリジナルカクテルや地酒も購入できるので、お酒好きさんも大満足間違いなし!さらに事前予約(※乗車の4日前まで)でチョコレート専門店のとっておきのスイーツセットも購入できるので、お酒と一緒におしゃれなおつまみとしていただくのも大人の贅沢という感じで素敵です。

【etSETOra(エトセトラ)】
運転日:月・金・土日祝に運行。(※但し、年末年始を除く)
運賃:上り(広島駅~尾道駅):おとな2,520円、こども1,760円
   下り(尾道駅~広島駅): おとな2,520円、こども1,760円
※バーカウンターメニュー・車内販売については、時期によってメニューが変更します。

「etSETOra(エトセトラ)」詳細はこちらから

夜は「エキニシ」ではしご酒

エキニシってどんなところ?

広島グルメと地酒を堪能できるお店が立ち並ぶ「エキニシ」。広島駅の西側の広島市南区大須賀エリアにあることから「エキニシ」と呼ばれており、広島駅からは徒歩約3分という好立地にあります。

1軒目はこちら!

picture

1軒目は「瀬戸内×地中海」がテーマの「瀬戸内バル fuus。」。新鮮な瀬戸内産の食材を使用したスペイン、イタリア、フランス料理を楽しめます。料理だけでなく内装にもこだわったおしゃれな空間で、一人飲み・デート・女子会など様々なシーンで訪れたいお店です。

picture

こちらでは、しっかりと肉感を味わえる鹿肉(モモ)と高級部位の猪(背ロース)「ジビエ」、プリプリ食感の「タイのカルパッチョ 一人前 500円」、ふっくらと茹で上がった牡蠣に、レモン風味の泡が添えられたおしゃれな「広島県産 茹で牡蠣 レモンの泡 800円」をいただきました。特にジビエはお肉によって異なるソースを使い分け、さらにお肉と相性の良い金柑とタイムのジャムも添えられており、いろいろな味の変化を楽しめて最高でした♡

※ジビエは仕入れにより内容が異なります。
※値段は肉の種類より変動いたします。
※牡蠣の仕入れ先は時期によって異なります。

picture

お酒は、せっかく広島に来たということでレモンサワーを注文。これが絶品で、今まで飲んだレモンサワーの中で一番と言って良いほどのおいしさでした…!皮と実と種、広島県産のレモンまるごと使用したサワーで、おいしく飲める比率を調整して作っているのだとか。あまりのおいしさに2軒目が心配になるほど飲んでしまいました…。

【瀬戸内バル fuus。】
住所:広島県広島市南区大須賀町11-2
営業時間:月、火、木~日、祝日、祝前日: 17:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
定休日:水曜日定休
※ジビエは仕入れによって異なります。
※時期によってメニューが変更します。

「瀬戸内バル fuus。」公式サイト

2軒目はこちら!

picture

2軒目は、エキニシで話題の和食居酒屋「バルタン本店」。古民家を改装した落ち着く和モダンな空間で、地産地消にこだわった旬の食材をつかった料理や、広島の地酒をはじめとした日本酒、焼酎、果実酒、ワインなどを楽しめるお店です。

picture

こちらでは左上から「広島菜の漬物 418円」「パリピ 528円 (ピーマンともろみ味噌の料理)」「ホルモン天ぷら 858円」「白い牡蠣フライ 418円」「雲丹クレソン バケット付き 1188円」などをいただきました。広島の名産品を使った料理はもちろん、広島ならではの食べ方を体験できるのも旅の醍醐味ということで、広島の隠れたご当地料理「ウニホーレン」をアレンジしたメニューや、肉屋が多い広島市西区のソウルフードであるホルモン天ぷらを堪能することができ、大満足!

picture

180種以上のドリンクを楽しめるバルタン本店。定番は広島の地酒ということで、ドリンクは広島の日本酒を中心にオーダー。本当にたくさんの種類の日本酒があるので迷ってしまうので、少しずつ頼んでいろんな味を試してみることをおすすめします。私は「同期の桜」がほんのり甘味のあるフルーティーな味わいでイチオシです!

【バルタン本店】
住所:広島県広島市南区大須賀町12-6
営業時間:月~日 18:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:不定休

「バルタン本店」公式サイト

広島旅行の前には、こちらも併せてチェック!

picture

1日目の尾道・広島旅行はおいしいものを食べて、おいしいお酒を飲んで良い気分で終了!2日目の宮島エリアの旅もお届けしているので、下記の記事からチェックしてくださいね。

広島旅行を検討するならこちらをチェック

ひろしま公式観光サイト「Dive! Hiroshima」

※価格は記事作成時のものです。

この記事を書いた人
“自分らしく”を叶えるオトナ女子のMyメディア
LOCARI

明日のワタシにきっかけを。“自分らしく”を叶えるオトナ女子のMyメディア『LOCARI』です。気軽に試せて、毎日がほんのちょっと楽しくなる情報を毎日お届けしています。「背伸びしなくていい、頑張らなくていい」“自分らしく”を叶える情報メディアとして、等身大の自分で頑張る女性を応援します。

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ