【悲報】絶対にやってはいけない!?【スーパー店員】暴露!「買うほど損する?」食費を減らすコツ

  • 2024年06月12日公開

こんにちは、ヨムーノライターのテツです。

近年節約することの重要性が高まっています。その理由は、ガソリン代や食料品の大幅な値上げが続いているからです。反面、その分給料が上がっているわけでもない方が多くいるのが現実です。そんな中「節約しないとまずいな」と感じている方が多くいるのではないでしょうか。

スーパーは購買心理学や実験を繰り返して、いたるところに工夫をして、お客さんに1品でも多く買ってもらうための工夫を凝らしています。たくさん買っても捨てずに使い切れるのであればいいのですが、生鮮食品や賞味期限の短いものは捨ててしまうこともあると思います。また嗜好品はなるべく買わないようにすることも節約の観点では重要です。

そこで今回は「スーパーで無駄なものを買わないための節約術」を紹介していきます。

スーパーの滞在時間は何分が正解?

節約をするなら、ズバリ「スーパーに長時間いることは避けましょう」

スーパーに長時間いてはいけない理由は、長い時間いればいるほどたくさん買ってしまうからです。「ここで言う時間というのは、お買い物時間」のことです。休憩スペースで座っているだけでは買う量は増えないので問題ありません。

「滞在時間10分」が節約成功のコツ

難しいかもしれませんが、10〜15分以内に買い物を済ませるのが理想です。どのくらいの日数の食材を買うかで量が変わるので、10~15分で完了する量を見つけましょう。

なぜお買い物時間が長くなるとたくさん買ってしまうのかですが、それはずばり「スーパーの陳列がとても魅力的だから」です!各売り場では専門の担当者がお客さんに1品でも多く買ってもらうために、工夫を凝らした商品作り、売り場作りをしています。

例えば1品目玉価格の商品を打ち出すなどの「価格戦略」、もう1品買ってもらうための「関連陳列」、目立つ売り場にするための「大量陳列」「カラーコントロール」、季節の商品を目立たせるための「売り場変更」など日々様々な工夫をしています。

●目玉価格で「うっかり買い」

●セット陳列で「もう1つ買い」

●大量陳列、カラーコントロール、売り場変更で「気になり買い」

つまり、長時間買い物をすることによって、そういった工夫を凝らした売り場が目についてたくさん買ってしまうというわけなんです。

こういう売り場で買う商品は

【本当に必要か?】【使い切れるか?】【無駄なものがないか?】

を考えてみましょう。

やみくもにカートに入れてしまっては「買うほど損をする!」状態になります。

「マグネット商品」で実は誘導されている!

実際スーパーでは、お客さんをたくさん歩かせて、行ってほしいルートで買い回りしてもらうように「客導線」というものが作られています。

マグネット商品リスト

……キャベツ、もやし、鮭の切り身、牛の細切れ、牛乳、卵、食パンなど

これらの日常的に必要な商品は「マグネット商品」と呼ばれて、お客さんが立ち寄りやすい商品とされています。

そのマグネット商品を歩いてほしい方向に散りばめることで、買い物の導線を作ります。

スーパーは買い物導線を作り、マグネットの間に別の魅力的な売り場を挟むことで、より多く買ってもらって「客単価」を高めるという工夫をしています。

そういった工夫から逃れるためには「買うものをメモしてなるべく早くお店を出る」という意識を持つことが必要です。

スーパーの戦略を知れば節約につながります

節約家の方は、ぜひ今回の方法を使ってお買い物をしてみてくださいね。 食品の買い過ぎは捨てることに直結します。私達小売店では廃棄を出すことが一番利益を圧迫することにつながります。これは家庭でも同じことで、買った食品を捨てることはお金を捨てることと同じです。

節約の観点でも、フードロスの観点でも無駄なものは買わずに、必要な物のみ購入するのが一番いいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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