【警察の新情報システム】事件に遭遇!「スマホで撮影…」の前に!知っておいてほしいこと【6万「いいね」SNSで話題の漫画】

  • 2023年02月07日更新

こんにちは、ヨムーノ漫画担当です。

たまたま事件や事故に遭遇してしまった時、人はどんな行動ができるでしょうか?

「声をかける」「助ける」というのは、時に危険も伴いますし、かなり勇気がいることですよね。

一方、現場を「スマホで撮影する」いわゆる”ヤジウマ行動”は、時に撮影者のモラルが問題視されることも……。しかしなんと、そんなヤジウマ行動を捜査の役に立てる、画期的な新システムがこの10月よりスタート!

イラストレーターの志水恵美さんによる、わかりやすい解説漫画をお届けします!

スマホからの110番通報で、現場の映像が送れるようになります

※こちらの漫画は、ツイッターで公開されたものをヨムーノ編集部が再構成、編集したものです。

特別なアプリも不要!『110番映像通報システム』を覚えておこう

10月1日から各都道府県の警察で試行運用がスタートした『110番映像通報システム』。
スマホからの110番通報で、現場の映像がリアルタイムで送れるようになりました。

ただし漫画にあるように、通信指令室が通報者にSMSでワンタイムURLを送信、通報者はそのURLと口頭で伝えられるアクセスコードを入力してログイン……などの手順があるため、被害者が直接やり取りすることはなかなか厳しそうです。

つまり、被害に気付いた目撃者”ヤジウマ”の行動がカギに!

今回の漫画を投稿した志水さんのツイッターのコメントには、「すごーい!役立ちそう!」「ヤジウマを止めるのではなく、ヤジウマに役割を持たせるというのが画期的」などのコメントが寄せられました。

特別なアプリが必要ない、というのも実行しやすいポイントです。また、スマートフォン等のGPS機能を利用して通報場所の位置情報を取得してくれるので、住所が正確にわからない場合も便利。ただし、映像等の送信に要する費用は通報者自身の負担となります。

とはいえ、まずは自身の安全確保が第一です!くれぐれもご自身の安全を確保してから行動を。

映像を活用した通報システムは一部の消防司令センターでも

110番だけでなく119番でも、音声だけでなく映像を使った通報システム(Live119)が一部の消防指令センターで導入されています。

Live119は状況把握だけでなく、応急手当が必要な場合の指導に活用されている地域も。送られてきた映像を見ながら応急手当の方法を指導したり、応急手当のやり方が分かる動画を通報者に送信したりして、救命率の向上に役立てられています。

110番映像通報システムもLive119も、いざという時のために、ぜひ広く普及してほしい新システムですね!

参考:東京消防庁「映像を活用した口頭指導(Live119)」

志水恵美さんの他の漫画をチェック!

志水さんはプロのイラストレーターとしても活躍中。ツイッターではリアルな子育てエピソードの漫画も読むことができます。
ぜひチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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