【衝撃!実録漫画】地獄に救いの手「いじめられてない?」小学校時代の友人が結束【いじめの記録⑤】

  • 2022年06月12日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部の漫画担当です。

「わが子がもし、いじめに遭っていたら……」そのときは親としてどのような対応が取れるでしょうか。

漫画家moroさんがブログで発表した「いじめの記録」という作品は、まさにそれに答えてくれるような内容。moroさんの長女が中学1年でいじめに遭い、それを親子で手探りで解決していった実録です。

今回は「【いじめの記録⑤】他のクラスの子たちの、気づき」編をお届けします。
Aは人を使っていじめるタイプで、どんどんやることがエスカレート。クラス中の女子から無視されるようになってしまい……。

登場人物紹介

こもろ
作者moroの娘。中学1年生になったばかり。

A
こもろと同じクラスで、部活動も一緒。小学2年生の時に娘をいじめていた経緯があり、作者は当初より不安に感じていた。

※このお話は新型コロナ感染症流行前の出来事です。

【いじめの記録⑤】他のクラスの子たちの、気づき。

娘への嫌がらせはエスカレート。

先生も助けてくれない……孤独感にさいなまれる娘。

この時、5月のあたま。
新入生の親睦を深めるための行事、春の校外学習(という名の遠足)がすぐそこまで控えていました。

それがとても憂鬱だった、娘。

決まった班の女子たちは完全に無視だし。
班には男子もいるけど、きっと私がいるだけで変な空気になっちゃう。

そんなことを考えながら、廊下を歩いていたそうです。

すると、背後から

と、名前を呼ばれました。

他のクラスの女子、ナナがいました。

遡ること、前日の放課後……。

娘のいじめに気づいたのは、

彼女たちは、娘と同じ小学校の出身です。

友人「この間なんだけど……」

ナナは疑問に思ったそうです。

Aは小学校時代、何人かの子をいじめていました。
その度にクラス内で問題になり、先生に呼び出され、被害者に謝罪をしていました。

娘も小2の頃に被害に遭っているので、同じ小学校出身の彼女たちは、またAが関与しているのでは、と思ったそうです。

この経緯があり、ナナは廊下で声をかけてくれたのでした。

ナナ「絶対に来て。待ってるから」

~~~~~~~~~~~~~~~~

ありがとう、小学校の友達!よかった(涙)。
やっぱりわかる人にはわかっちゃいますよね。これでいい方向に向かうことを祈ります!

明日は「【いじめの記録⑥】あったかい気持ちを知る。」編をお届けします。お楽しみに。

続き(第6回)はこちら!

前の話を読む(第4回)

この話を最初から読む(第1回)

※こちらの漫画は、ブログで公開されたものをヨムーノ編集部が再構成、編集したものです

moroさんからメッセージ

moroさんから次のようなコメントをもらっています。

大人たちや友人たちの働きかけ、娘の頑張りもあり、結果として、いじめはなくなりました。
ですが、娘の心の中にはいじめにあった出来事が、ずっと心に残ったままです。
記事にすることで昇華できるといいな、と思います。
描くことは、娘の希望でもあります。

また、これは、いじめ報復を目的とした記事ではありません。
関係者への誹謗中傷はお控えいただきますようお願いいたします

「いじめは絶対いけない!」は大前提。
でも、「この子がやったんだって」と個人を特定したり、「この先生、むかつく!」と悪口を言ったりと、誰かを悪者にしてむやみに攻撃しても、いじめは解決しないことは周知のとおり。

これは、大人はどう行動したらいいか、具体的にどうしたらわが子を救えるか、ヒントが詰まった実録漫画です。

作者紹介

当初はハンドメイドを掲載していたブログにて、息子さんの自閉スペクトラム症の診断を機に自閉症についての絵日記を描いたところ話題に。息子さんを中心に日常を描いた作品をたくさん発表しています。

ネットによる突然の誹謗中傷被害の記録を綴った最新作にも注目です!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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