【新時代の稼ぎ方】趣味の100均パトロール発信で、年収は同年代の平均超え!【Webライター佐々木舞さん実例連載①】

  • 2023年08月20日公開

こんにちは、くふうLive!編集部です。

今、会社員やパートといった従来の働き方におさまらず、ネットを使って自由な稼ぎ方をしている女性たちが増えています。

彼女たちに通しているのは、“好きなこと”がお金を生んでいるという点。ここに注目して、くふうLive!ではそのような稼ぎ方を実践している方々にお話を伺いました。

今回ご紹介する佐々木舞さんは、くふうLive!でもおなじみのWebライターであり、くふうLive!リーダーズとしても活躍。
主婦の間でも人気が高まっている職業についている彼女にインタビューし、「どれくらい収入があるの?」「どうやったらなれるの?」「どんな働き方なの?」などの質問を直撃。佐々木さんのお話をもとに、Webライターの働き方を2回にわたって探っていく予定です。

今回は、Webライターが実際どんなことをしているのかを中心にお届けします。

佐々木さんに5つの質問!Webライターとしての働きぶりがこれでわかります!

Q1.近頃人気のWebライターってどんな仕事?収入はどれくらい?

雑誌やWebメディアなどのクライアントから依頼を受けて執筆し、納品します

佐々木舞さんは、100均などのプチプラやコンビニ、カルディなどのお得アイテムやグルメ記事を扱うWebライター。現在くふうLive!を中心としたWebメディアのほか、雑誌の執筆やテレビの出演など、活動の幅を広げています!

「Webライターはメディアなどのクライアントから依頼を受けて記事を執筆するのが仕事です。案件によって執筆料はさまざまで、同じメディアでも書いているうちに執筆料が上がっていく場合も」と佐々木さん。

書く媒体や経験値などで、記事の単価が変わります

くふうLive!の他にレギュラーを何本もかかえ、雑誌の特集記事も任せられている彼女の執筆量は月に30〜40本。一体どのくらい稼いでいるのでしょうか? 

「媒体や案件、ライター自身の経験値、書いている分野の知識の深さ、知名度などでも記事の単価が変わってくる業界なので、稼ぎは人によって本当にピンキリ。
私の場合は”我慢しない豊かで快適な暮らし”をモットーにしていますので、起きている時間全部仕事みたいな働き方はしていません」(佐々木さん)

人によってケースバイケースであることを前提に、こっそり教えていただいた年収は……?

同年代のサラリーマンの平均年収を超えていました!

ここに、メディア露出の出演料も加わるということですが、佐々木さんはそれを当てにしていないそう。

「私はテレビに出て有名になって稼ぎたいという欲がないんです。なので、出演する番組は自分の基準で決めています。と言っても、九州に住んでいる祖母が見られるかどうかが基準なんですが(笑)。おばあちゃん子なので、祖母が喜んでくれるのが何よりもうれしいんです。くふうLive!の記事もよく読んでくれているんですよ」(佐々木さん)

Q2.佐々木さんの働き方ルーティンを教えてください!

デスク作業は1日4時間・週休3日以上!

月に30〜40本納品しているということですが、実際にはどれくらいの時間働いているのでしょうか?

「実は、パソコンに向かって実務作業をするのは1日4時間程度です。それも毎日ではなく、週の半分程度。 とはいえ、これは調べものと実際に書いている時間だけ。実際の作業に入る前に、リサーチやパトロールの時間があります。それは仕事の時間と見なしていないんで(笑)。私の場合は散歩が好き、100均やスーパーのパトロールが好き、というのが根底にあるので、”好き”の延長上にリサーチがあるという感じなんです」(佐々木さん)

執筆前は、他のライターの記事チェックに時間をかけます

「店舗でいいモノに出会うまでは趣味の領域になりますが、それを記事として取り上げると決めた瞬間に仕事スイッチが入ります。
まずは同じような商品を紹介している記事やブログをチェックし、それらにない、私独自の視点を見つけます。そこから、個性的&独創的なキャッチを考え、見やすい構成に組み立てる。ここにかなり時間をかけていますね」(佐々木さん)

Q3.「趣味」と「実益」の線引きはどうしていますか?

いいモノ探しのパトロールは毎日行っても飽きないので、「趣味」として換算

「興味ないことを調べるとなると”仕事”になるけれど、私の場合はパトロールが日常なので(笑)、行かなきゃいけないという意識がないんです。毎日チェックしに行っても全然飽きないんですよね。好奇心も旺盛だから、実際に試したり食べたりすることも大好き。本当にいいモノ、おいしいものに出会ったときは”これをどんな記事にしよう”と思うとワクワクするんです!」(佐々木さん)

「もともと、良いモノを人に紹介するのが大好きなので。ライターになる前も、友達のグループラインに100均で見つけたアイテムを投稿していたんです。それも写真&説明文つきで(笑)。そう考えると、それがお金になるなんて、今はとっても幸せですよね」と、キラキラした目で語ってくださいました!

原稿書きは時給計算をして、効率よく「実益」につなげる

生活を楽しむ中で収入を得ている佐々木さん。でもだからこそ「実働時間に対する費用対効果に関してはシビアに考えるようにしています」と言います。

「ライターを始めた当初は不慣れなうえに、完璧な状態で提出したいという気持ちが強く、1記事1記事にそれはもう時間をかけていました。見直せば気になるところが出てきて、修正して、また気になって……と、時給計算したら300円くらいになってしまう記事もたくさんありました(笑)。

正解というものがないので、時間をかけだしたらキリがないのだそう。「でもプロならクオリティーを保ちつつも、『ここまで』というラインを決めることが大切」と佐々木さん。

「試行錯誤した結果、現在私が実践しているのは、ストップウォッチで時間を区切るという方法です。
記事1本いくらの計算ではなく、時給計算で、目標月収になるように割り振ります。なぜかというと、案件によっては作業量が多過ぎて、時給が取れない場合があるからです。
例えば1500文字の記事なら
●書き始めるまでの調べもの、キャッチ案出し、写真編集、構成づくりなどで1時間以内
●原稿書きに40分
とラインを決めて書いています」(佐々木さん)

Q4. 仕事をする上で心がけていることを教えてください!

人としての誠実さがいちばんです!

「クライアントに対しても、ユーザーに対しても、そして自分に対しても常に誠実であることがいちばんです。これはどんな仕事でも同じだと思います」と佐々木さん。

対クライアント

「締め切りを守る、聞かれたことにはすぐ答える、メール返信を素早くなど。ネット上でのやりとりでも、人としての誠実さって伝わるんです!編集者さんとの関係が良いと、自ずとパフォーマンスも良くなるんですよ」(佐々木さん)

対ユーザー

「ネット情報だけじゃなく自分の足を使って実際に見に行く、使う、食べる。お金も時間も労力もかかるけれど、それは先行投資。文章を書いたときに説得力が出るし、経験と知識は多ければ多いほど良い!」(佐々木さん)

対自分

「ライバルライターの記事チェックを毎日必ずしています。最新の情報と傾向を把握するため、人気記事の傾向を独自にデータ化したりと、勉強を怠らないように心がけています。
また、相手の希望以上のお仕事をする気概を持つ!手を抜かない!」(佐々木さん)

Q5.Webライターに興味を持つ人へのアドバイスは?

参入のハードルが低いからこそ、続けること&向上する努力が重要

「ライターは、名乗ればその日からなれる職業。
そういう意味ではハードルが低く、誰にでもできるお仕事と言えます。
でもまずは書く場所がないと始まりません。私はクラウドソーシングから始めました。そのへんについては次回お話ししますね!
そして、ライターは書けば書くだけ確実に上達します。右も左もわからなくても、何時間もかかって書いた記事の単価が低くても、それでもめげずに書き続けること。ハードルが低いからこそ、続けること&目標意識を持って取り組むことが重要だと思います」(佐々木さん)

今回は現在の仕事内容や収入、ライターとして大切にしていることなどをお伺いしました。
次回は時を戻して、前職のお話やライターになるきっかけ、稼ぐようになるまでの苦労、目標達成までの軌跡についてお聞きします。

お楽しみに!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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