200人が実践した「ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ8つ」!プロが伝授
- 2021年06月23日公開
こんにちは!ヨムーノ編集部です。ダイエットを頑張り始めたけれど、なかなか結果が出ないとやる気も失ってしまいがちですよね。
ダイエットには「停滞期」があります。そこを乗り越えたらダイエットの成功はすぐそこ。
悩める女性たちのために、ご自身も12kgやせた経験を持ち、200人のダイエットをサポートしている「管理栄養士・ダイエットアドバイザー」の猪坂みなみさんにお話を伺いました。
「停滞期の仕組み」と、簡単に続けられる「ダイエット中にモチベーションを保つ方法」について、お届けします。
教えてくれたのは…
- ダイエットアドバイザー・管理栄養士 猪坂みなみ
- 自身が12kgやせた経験があり、健康的にやせたい人をサポートするためダイエットアドバイザーを志す。食品メーカーで商品開発をしていたことも。現在はLINEで気軽に取り組めるパーソナルダイエットプログラム「DietNAVI」の運営や、Webメディアを中心に健康・ダイエット情報の発信などを行っている。
「ダイエットの停滞期」って?
ダイエットの停滞期とは、ダイエット中に陥る、急に体重が減らなくなる時期のことです。体が急激な体重の減少に危機感を感じてエネルギーを落とさないようにすることが原因だと考えられています。生理前で体重が減らないのは、女性ホルモンの影響ですので、また違う要因となります。
ここを乗り越えれば、また減り始めますから、我慢の時期。諦めて食べてしまわずに、辛抱してみましょう。
停滞期になりがちな「生理の時期」はどうすればいい?
生理前や生理中は、体重が落ちにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。むくみやすくもなるので、
- 大豆
- 海藻
- 生野菜
などからカリウムをとるようにしましょう。
これらはゆでると、ゆで汁にカリウムが出ていってしまうため、加熱する場合はレンジ調理をしたり、生で食べられるものなら生で食べるようにしましょう。
「大豆製品」は特におすすめ
大豆製品は生理のときは特にお勧めです。大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをします。具体的には、
- 豆腐
- 納豆
- 豆乳
などの食品に含まれています。でもとりすぎには注意が必要です。大豆イソフラボンを過剰に摂取すると、逆にホルモンバランスを崩し、病気のリスクを高めるのではないかと懸念されているからです。「大豆製品は1日1~2食」を目安にしましょう。
整理中、生理前の過食やイライラ対策には「プチご褒美」
生理前や生理中は、精神的にもイライラして、過食しやすくなるという人もいます。気持ちを落ち着かせるように、好きな音楽を聴いたり、リラックスする方法を見つけましょう。
「これくらいは食べてもいい」というルールを決めて、それ以上は食べないようにするのもお勧め。頑張れたらこれは食べてもいい、など自分にプチご褒美をあげるのも良い方法です。
停滞期でも、ダイエットの「モチベーションを保つコツ」は?
ダイエットのモチベーションを保つコツを知っておくことは、停滞期をのりこえるための「成功の秘訣」です。さまざまな方法があるのでここでいくつかご紹介します。自分に合った、無理なくダイエットを続けられる方法を見つけましょう。
【ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ1】焦らない
停滞期はモチベ―ションが下がりやすく、頑張っても体重が減らないならもういいや、と食べてしまって体重も元に戻ってしまう人もいます。減らないときもあまり気に病まず、焦らないようにすることが大切。
身近な人に「1日1回、褒めて」と頼んでおく
ひとりでこの時期を頑張れる人は少ないので、誰かと一緒に頑張るとか、誰かに褒めてもらうのがお勧めです。私が今、仕事でダイエットをサポートしているお客様で、お子さんからに褒めたり注意してもらっている人もいます。家族や、通っている整体師さんなど、身近な人に協力してもらうとやる気がでますよ。
【ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ2】ご褒美デーをつくる
何がなんでも食べちゃダメ!と自分を追い詰めてしまうとストレスになってしまうので、「食べてもいいご褒美デー」をつくりましょう。
- 週に1回はおやつを食べてもいい
- 太りにくい時間帯の午後3時ごろなら食べてもいい
など。おやつが好きな人は、完全にやめるのは難しいし、つらいですよね。上手に自分をコントロールしましょう。
【ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ3】ストレスを溜めない
おやつやお酒が好きでどうしてもやめられない、という人は、突然「全部我慢する!」という極端なルールを設けるのではなく、「ここまでならOK!」と範囲を決めて楽しむようにするのがお勧めです。
何度もお伝えしているように、ストレスが「ダイエットの一番の敵」だからです。私の経験から思うことは、ストレスが溜まるダイエットは100%リバウンドします。反動があとから来るからです。
ちなみに私自身もダイエットの経験があります。学生時代に厳しめのダイエットをしたときは、痩せたあと、それまでさほど食べたいと思わなかったパスタやお菓子を、なぜか食べなくちゃ!という気持ちに。つい食べ過ぎてしまい、見事にリバウンドしてしまいました。
「我慢やストレスのない方法」を探せば、リバウンド率が激減
もちろん、栄養バランスのとれた食事をずっと続けることが一番の理想ではありますが、自分の心が辛くなる食事を無理に実践することはありません。
ただし、ダイエット開始を機にそれまでたくさん飲んでいたお酒を全く飲まなくなり、みるみる減量に成功してその後も痩せた体重をキープできているという人もいます。自分に合った方法をとるのが最も重要だと思います。
【ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ4】楽しくできる運動を増やす
運動は、できればやりたくないという人もいるかもしれません。しかし、健康的にダイエットをするためにはやはり運動もとり入れるのが大切です。
そこで、
- YouTubeでトレーナーの解説を聞きながら筋トレをする
- 好きなアニメやアイドルの歌に合わせて動く
など、楽しみながらできる運動を増やすのがお勧めです。私にも好きなYouTubeのチャンネルがあります。自分が楽しくできる方法を探してみて下さい。
【ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ5】「痩せた自分」を明確にイメージする
ただ闇雲に痩せたい、というよりも目標をイメージできるとやる気はぐんとアップします。
例えば、痩せていたときの自分に戻りたいなら、
- 過去の自分の画像を携帯の写真フォルダに入れておく
モチベーションが下がったときに眺めるとやる気が出ますよね。また
- 憧れの芸能人の写真を冷蔵庫に貼っておく
などもお勧めです。そうするとお腹が空いても、冷蔵庫の扉を開けにくくなりますよね(笑)。
- 好きな男性芸能人の写真を貼っておく
という方法もお勧め。彼が見ているところでは食べにくくなるはず。
- 痩せたら参加するイベントをつくっておく
というのもお勧めです。水着を着る機会をつくるとか。着たい服を買っておいて、出かける予定をつくるとか。楽しみなイベントがあると成功する人が多いです。お友達の結婚式で綺麗にドレスを着こなしたい、なども良い目標です。
【ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ6】SNSでダイエットアカウントをつくる
先ほどの誰かと一緒に頑張る、にも通じることですが、Instagramなどでダイエットアカウントを作って、食事写真をアップしたり体重が何キロになったなどと書き込んだり、企画っぽくしてみると楽しくなるかもしれません。
読んでくれた人が応援してくれたり、同じくダイエットを頑張っている仲間とつながることもできるかも。楽しむことはダイエットを続けるのに最も重要なモチベーションになります。
【ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ7】食事は量は減らさず、選び方を変える
ダイエットは、食事の量は減らしすぎさずに選び方を変えるというのが大切です。食事制限だけで痩せようとして食べる量を減らすことは健康にもよくないし、リバウンドの原因にもなります。
野菜はこれくらい食べて、ごはんはこれくらいにして、と比率量と質を変えるだけなら、食べたあとの満足感は意外と変わらないものです。こんなにたくさん食べているのに痩せたの?とびっくりする方がもいらっしゃいます。
【ダイエット中の停滞期を乗り切るコツ8】睡眠不足を防止する
睡眠が不足するとそれだけで太りやすくなります。睡眠不足は食欲を増進するグレリンというホルモンの分泌を高めやすくなってしまうので、本当はおなかがすいていなくても食べたくなってしまうのです。
そのため、極力睡眠はしっかりとることが大切です。ただ、人によって最適な睡眠時間は違うので、普段のご自身の睡眠時間と体調を照らし合わせてみて、自分のベストな睡眠時間を把握するようにしましょう。
毎日「同じ時間」に寝るとダイエットにも効果的
また睡眠時間は日によってバラバラにならないほうがよいです。規則正しく、同じ時間に寝て起きられるとベスト。生活リズムが狂うと代謝が悪くなるという研究もあります。
自分を上手にコントロールしてダイエットを成功させよう
いかがでしたでしょうか。3回にわたって、私の体験談や管理栄養士としての知識も交えながら、無理なく楽しく痩せられるダイエット法についてお話しました。ダイエットは誰かに強制されてやるものではなく、自分のためにやるもの。自分が笑顔でいられる方法をいろいろ試して、理想のプロポ―ションを手に入れましょう。
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