カロリー燃焼でやせる「簡単・時短!ダイエットスープBEST4」プロ監修

  • 2023年09月29日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。

ダイエットは「きちんと食べる人ほどやせる」というのをご存じですか?

管理栄養士として1万人以上の人のダイエットを食事面でサポートしている菊池真由子先生いわく、「食事の量よりも、質を見直す」ことで、だれでもダイエットが成功するのだそう。

コツは、脂肪を燃焼させるなど、ダイエット効果のある食材をバランスよくとることです。そんなコツを簡単におさえられるメニューが「スープ」。具は冷蔵庫に余っている肉や野菜など、なんでもOK!

食事に1品つけるだけで、ダイエット効果をラクラクアップしてくれます。そこで、菊池先生がおすすめする、とくに「やせるダイエットスープ」を紹介します。

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教えてくれたのは

【管理栄養士】菊池真由子先生

管理栄養士、健康運動指導士。NR・サプリメントアドバイザー。日本オンラインカウンセリング協会認定上級オンラインカウンセラー。大阪大学健康体育部(現・保健センター)、阪神タイガース、国立循環器病センター集団検診部(現・予防検診部)を経て、厚生労働省認定健康増進施設などで栄養アドバイザーを務める。ダイエットや生活習慣病の予防対策など、のべ1万人の栄養指導に携わる
菊池真由子

スープが「ダイエットにいい理由」と「2つの基本ルール」

ダイエットには、いろいろな食材の栄養がバランスよく、手軽にとれる1品があると、非常に便利です。そこでおすすめなのが「スープ」。

基本ルール1:スープの具は「3種類」は入れる

スープをつくるときは、具材の種類が多いほうが効果的なので、「最低3つ以上」の食材を入れるのがポイントです。

野菜は量をたくさんとるよりも、いろいろな種類をとったほうがやせやすいためので、なんでもいれるといいのです。

基本ルール2:だしのきいた「透明な色のスープ」を作る

スープを作るときは、ポタージュ系ではなく、コンソメ系など透明に近い色などクリアな色のつゆを選ぶのがコツ。カロリーがおさえられる上に、入れる具を選ばず、栄養バランスがとりやすいのです。

その際、顆粒だしやチューブ系のだしを使って、スープにだしの味をたすと、味がおいしくなる上に、だしの旨味成分には、食欲を落ち着かせる効果があります。

【ダイエットに効果的!やせるスープ】第1位:トマトスープ

トマトが入ると旨味が増すので、トマトを入れることで満足度が格段にアップ。トマトの旨味成分である「グルタミン酸」が味を格上げし、食べ過ぎを防いでくれます。

また、トマトは生で食べるよりも、加熱したほうが逆に栄養価が増すため、スープでとることで、ダイエット効果も増します。

具はブロッコリーやきのこなど、なんでも◎。ブロッコリーは、ベータカロテンが豊富な緑黄色野菜なので、髪や肌をつややかにする効果がある「美容食材」と言われ、きれいにやせるためのサポートをしてくれます。

またきのこは低カロリーな上に、食物繊維が豊富。嚙む回数を自然と増やし、満腹感を引き出す働きがあります。消化に時間がかかるため、腹持ちも持続して、ムダ食いを防ぐ効果があります。

【ダイエットに効果的!やせるスープ】第2位:具だくさんポトフ

ポトフには、ベーコンやウインナー、少量の鶏肉といった肉類が入るため、だしがしっかりと出て、旨味成分が豊富なスープになります。

肉の旨味成分をとると満足度があがるため、余計な食欲がわかないので、満足度がアップ。1日のうちに摂取するたんぱく質は、いろいろな種類のものをとることがいいとされているため、メイン料理で使っていない種類の肉を追加することで、バランスがあがり、ダイエット効果にもいい影響があります。

またポトフなら具だくさんにしやすく、野菜もバランスよくたくさんとれるのが特徴です。野菜に含まれる旨味成分がとれるとれるじゃがいもやほうれん草、人参、玉ねぎ、長ねぎなどを入れることで、さらに満足度が上がります。

【ダイエットに効果的!やせるスープ】第3位:わかめと油揚げ、豆腐のみそ汁

みそ汁のみそにも旨味成分あるので、ダイエットに適しています。みそ汁の具は、低カロリーで満足度の高い「わかめと油揚げ」、植物性たんぱく質がとれる「豆腐」がおすすめです。

わかめなどの海藻類は、じつは食べる機会が少ない食材ですが、海藻は、腸内で栄養素の吸収スピードを抑える効果があるので、ダイエットにうってつけの食材です。糖の吸収も穏やかになるため、満腹感も持続します。

また食物繊維が多く、カロリーも低いため、ダイエット向きの優秀な食材。わかめだけでは味気ないため、油揚げいれて、こくを追加するといいでしょう。

また、植物性たんぱく質である豆腐を入れることもポイントです。たんぱく質には動物性と植物性がありますが、植物性は動物性に比べて、脂質が少ないというメリットがあります。
日ごろ、肉や魚の動物性たんぱく質に偏りがちな人は、みそ汁に豆腐を入れるだけで、手軽に良質な大豆たんぱくをとることが可能になります。

【ダイエットに効果的!やせるスープ】第4位:豚汁

みその旨味成分で満足度があがるほか、豚肉のビタミンB群は、カロリーを燃やす栄養素です。

太る理由として考えられるのは、食べ過ぎによってカロリーを消費しきれないパターンと、消費しきれるカロリーしかとっていないはずなのに、上手に消化しきれず、体内に余ってしまうパターンです。

後者の「食べ過ぎていないのに太ってしまう」理由は、食事を体温やエネルギーに変換する栄養素が不足しているから。太りやすい人に足りない栄養素は「ビタミンB群」であることが多いのです。

中でもとくにオススメなのが、ビタミンB1を含む豚肉。ダイエットスープとしても、最適なのが豚汁です。豚汁の具は、ほかにもビタミンB群が豊富なさつまいもやまいたけ、エリンギ、噛み応えがあり食物繊維が豊富なごぼう、満腹度をあげるこんにゃくなどを入れてもいいでしょう。

食事に「スープをプラスするだけ」でダイエット成功率がアップ

いかがでしたか? ダイエットの本質は、食事の質を見直すこと。カロリーを燃やす栄養素をバランスよくとりながら、「食べても太らない体」を目ざしましょう!

菊池真由子先生の書籍もチェック

のべ1万人の栄養指導に携わってきた菊池先生。その活動の集大成として「食べながら健康的にやせるコツ」を紹介した『食べても食べても太らない法』(三笠書房)がベストセラーになっています。最新刊『食べて、やせる! おうちdeダイエット』も大好評!

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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