実は正社員時代よりも稼げる!?自分に合ったクラウドソーシングのメリットとデメリット
- 2023年04月04日更新
こんにちは、消費者問題に特化した「消費者ニュース」の編集を経て今はフリーで活動しているくふうLive!ライターetukosです。
クラウドソーシングの仕事とは、インターネット上で企業や個人が募集した案件を受注し、自分の得意な分野で仕事をして納品し、収入を得ます。
内容は、ライター、プログラマー、デザイナーなど様々ですが、高いパソコンスキルや資格がなくても比較的取り組みやすい、主婦におすすめなのがライターの仕事です。
主婦だからこそ書ける体験談の募集もあります。今回は、クラウドソーシングのライターの仕事について、基礎知識やメリット・デメリットをご紹介します。
クラウドソーシングサイトについて
クラウドソーシングのサイトは、ランサーズ(2008年にスタート)、クラウドワークス(2011年にスタート)などがよく知られていますが、それぞれに特徴があるので、自分に合ったクラウドソーシングサイトに登録して仕事を始めましょう。
日本を代表するランサーズやクラウドワークスは仕事の掲載数が多いため気に入った仕事を探すことができます。
キャリアを持ちながらも、さまざまな事情で会社を辞めた女性が、正社員時代よりも多くの収入を得ているといった実例も多いようです。
リモートワークでできる副業の種類
クラウドソーシングの普及によって大幅に増えてきた、リモートワークでできる副業の代表的なものを紹介します。
ライター
リモートでできるライターの仕事は、紙媒体よりもWebサイト上のコンテンツを受託するものがほとんどなので「Webライター」とも呼ばれています。
担当するメディアによってライティングの対象やテーマが異なり、受注の内容はバラエティに富んでおり、ジャンルとしては、以下のような案件が多いです。
芸能・美容・健康・金融・不動産・投資・保険・医療・子育て・電化製品・婚活・転職・ライフスタイル・アニメ・映画・ドラマ・コミックなど、多岐に渡ります。
「ランサーズ」や「クラウドワークス」のようなクラウドソーシングサービスを利用して案件を受注することが一般的です。
当初は文字単価が低くても、小さいタスクで経験と評価を積んでいけば、次第に単価が上のクラスの案件も手がけやすくなり、またスカウトされる機会も増えてきます。
翻訳
翻訳は映画の字幕や論文、小説、サイトの翻訳などいろいろなパターンがあります。クラウドソーシングサービスで「翻訳」というキーワードで検索すると、数万件もヒットするくらいです。
もちろん高い語学力が必須な上、長いドキュメントであれば論旨や前後関係などの構成を読み解く力も求められます。必要とあれば、専門的な情報をリサーチするスキルも必要です。
エンジニア
エンジニアも案件の種類が幅広い職種です。
本業でプログラミングスキルやサーバーのセットアップ、システムの構築、SEOの基礎知識などが豊富な人には、取り組める案件の選択肢はいくらでもあります。
特別のスキルがなくてもできるライティングとはどんな仕事?
クラウドソーシングで、体験談を書く仕事についてご説明します。
体験談とはいえ、クライアントに提供する記事は、正確な情報であることが第一。裏付けのための情報集めだけでも、意外と時間がかかります。すき間時間を上手に使って仕事を進めるといいでしょう。
誰もが知っている当たり前の情報を提供すると、クライアントからは書き直しを要求されるケースもあるようです。
それで落ち込んでいては、この仕事で収入を得ることはできません。
読者が納得できる記事をクライアントに提供するのがライターの仕事なのです。
読者のニーズに応える内容を、めげずに書き続けることが成功のコツです。
「そんなの無理」って?「いえ、大丈夫です」
ライティングの仕事は、得意な分野からチャレンジしましょう。
子育て中なら先輩ママのアドバイスとして、離乳食のコツや、卒乳のやり方などの体験記事などからトライ。
体験記事はどの年代にも書けるうえ、実体験なので比較的スムーズに記事を書き上げることができます。
初心者は1,000文字以内の記事からチャレンジを!
慣れないうちは単価にこだわらず、500〜1,000文字程度の記事からチャレンジするといいでしょう。
それ以上の文字数だと、まとまりのない記事になりやすいからです。
また、最初にクライアントの意向を聞いておくことも大事です。
ライターとしては着地点を聞いておく方が書きやすくなります。
なるべく密に連絡を取ってコミュニケーションをはかることが、良い記事を書くコツです。
アンテナを張る
様々な情報は目まぐるしく変わります。
昨日までは絶賛されていたダイエット法が、実は体によくなかったとか、有名な健康器具の効果が実はなかったなどといったことがまれにあります。
間違った情報を提供しないように、テレビやインターネット、新聞や雑誌、専門書から情報を得ておく必要があります。
新聞や雑誌などで、難しい内容が分かりやすく書かれている記事をチェックしておきましょう。
自宅でできるライティングの仕事のメリットとデメリット
体験談の記事などから始めると比較的取り組みやすいのがウェブライターの仕事ですが、メリットもあればデメリットもあります。
メリット
簡単なライティングの仕事なら、特別な専門知識がなくても、パソコンさえあればある程度は稼げることです。
まとまった時間が取れなくても資料だけを集めたり、タイトルや見出しを考えたりすることはパソコンの前に座らなくてもできます。
デメリット
クライアントの意向を理解しておかないと、納品時にやり直しを要求されることがあります。
顔が見えない分、お互いに疑問点を解消して仕事にかかるようにしなければ、無駄に時間を費やすことになるのでご注意ください。
ライティングの仕事は、応募をしても採用されるとは限らないので収入が不安定です。また、文字単価がそれほど高くないので、ためらってしまうかもしれません。
また、実際に仕事をする際は、クライアントの顔が見えないため、意向が理解できていないとムダに時間を費やしてしまう可能性があります。
求められるスキル
記事の中にグラフを入れたり、画像を添付したりする必要があります。
作業前の打ち合わせのために、スカイプやチャットワークのようなコミュニケーションツールを使うことがあるのでアカウントを作っておくと便利です。
完成した記事はテキストファイルやワードファイルで納品することもありますが、ワードプレスやCMSへの入稿を求められることもあります。
まとめ
クラウドソーシングの仕事は、時間や健康の管理、確定申告などを自分でしなくてはなりません。
また、様々な都合で、仕事が予定通りに進まない場合もあります。
経済的な事情から毎月決まった収入を得たい人には不安定な仕事ですが、それでも魅力的なのは、面倒な人間関係がなく、自分のペースで収入を得ることができることです。
収入を増やしたい!と思ったら、クラウドソーシングの仕事も検討してみてはいかがでしょうか?
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