梅ジャムは作ったその日から食べられる!こだわりの梅酒と梅ジャムレシピ

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、ヨムーノライターのメイです。
男児二人の子育て真っ最中ですが、「育児はクリエイティブ」をモットーに日々何とか乗り切っています。

梅雨と言えば、文字通り「梅」の季節。
店頭でも梅酒作りのキットが出そろってきています。ここでは、我が家で毎年楽しんでいる、梅ジャムと梅酒の美味しい作り方をご紹介します。

体に良い事ばかり!梅の効能とは?

梅には美味しいだけでなく、この時期特有の不調を緩和してくれる素晴らしい効能がある事をご存知でしょうか?

梅を使った食材と聞いて最初に思いつくのは、梅干しでしょう。
日本人の食卓には欠かせない梅干しは、なんといってもその殺菌効果が有名です。

梅干しをお弁当やおにぎりに入れると、一緒に入っている他の食材を腐敗することから防いでくれると考えられています。これは、梅に含まれる酸っぱい成分、クエン酸による効果です。

クエン酸は身体の中ではアルカリ性になるため、酸性に偏りがちの現代人の食生活のバランスを取るのに良いとも言われています。

さらにクエン酸は疲労回復にも効果的な栄養素だと言われています。なんとなく身体がだるいという時に持ってこいの食材なのですね。

ちょっとした手間が楽しい!梅仕事のススメ

梅の収穫の季節になると、昔の人々は「梅仕事」と言って、梅を使った保存食作りに精を出しました。
体調を崩しやすい季節でも、毎日の食卓に梅料理を取り入れ、梅のパワーを味方に梅雨を乗り切るという先人たちの知恵ですね。

材料さえ揃えば、梅酒も梅ジャムも一日で仕込むことも可能なほど簡単です。

手作り梅酒の漬け方

梅の酸味と旨味をお酒に溶かし、ゆっくりと熟成させて楽しむ手作り梅酒。材料も作り方もとてもシンプルなので、誰でも簡単にチャレンジできます。漬けてから半年後から飲む事が出来ますが、1年くらい置いた方が味がまろやかになり美味しいです。

材料

・梅:1㎏
・ホワイトリカー:1升(1.8L)
・氷砂糖:400~800g

※料理やカクテルなど、梅酒をアレンジして使いたい方は、甘さを控えめにした方が便利でしょう

作り方

  1. 保存用瓶はぬるま湯で洗い、よく乾かしておきます

  2. 梅を洗い、へたを取ります。梅の表面の水気はふき取っておきます

  3. 瓶に梅と氷砂糖が交互になるように入れていきます

  4. ホワイトリカーを注ぎ、蓋を閉めて容器を密閉。冷暗所に置いて保存します

  5. 氷砂糖が溶けてきたら、たまに瓶を優しくゆすって中身を撹拌します

  6. 半年後から飲む事ができます

梅酒の作り方は人それぞれ。
中には、氷砂糖をはちみつなどで代用してみたり、ホワイトリカーを焼酎やブランデーに変えてみたりと、好みの味を追求する上級者もいるようです。

こだわりたい方は、保存用の瓶を小分けにして、様々な漬け方で味の変化を楽しんでみるのも良いかもしれませんね。

子どもも大喜び!甘酸っぱい梅ジャムの作り方

梅酒や梅干しは熟成が必要ですが、梅ジャムは作ったその日に食べる事ができます。
梅の爽やかな酸味が癖になるレシピ。たくさん作った場合は、小さめの容器に分けて保存し、冷凍しておくと長持ちします。

材料

・梅:1㎏
・砂糖:500~700g
(お好みで調整してください。砂糖が少なすぎると傷みやすいので注意が必要です)

作り方

  1. 梅は良く水洗いし、へたを取ったら、たっぷりの水に1時間以上つけておきます

  2. (1)の水を一旦捨てます。鍋に梅を入れ、新しい水を加えて弱火で茹でます。梅の皮にうっすらヒビが入るくらいで火を止めます。(約30分程度)

  3. (2)をそのままの状態で数時間置いて冷まします

  4. (3)が冷めたら、梅の実が崩れないようにそっと取り出します。新しい水の入った容器につけて、さらに数時間置いておきます

  5. 鍋に(4)から取り出した梅を、皮は剥かずにそのまま手でつぶしながら入れます。種も取り除きます。分量の砂糖を加え、弱火で煮ます。あくが出てきたら丁寧に取り除きます。焦げやすいのでたまにかき混ぜながら、最低30分間は煮ます。全体が良く混ざりとろみがついてきたら火を止め冷まします

  6. 保存用の容器に入れて保存します
    (瓶などは熱湯消毒しておくと安心です。小分けにすると使いやすいでしょう。)

パンやクラッカーに塗っていただくのはもちろんのこと、ソーダ割りで梅ドリンクにしたり、肉料理の漬け込みダレやソースに使ったりと、使い方は無限大です。

楽しみを見つけて梅雨を前向きに乗り越えましょう

気温も湿度も上がり、じめじめして過ごしにくいこの季節。
梅の殺菌パワーをもらって、元気に夏を迎えたいものですね。

スーパーに梅が並ぶ時期には、梅酒用の氷砂糖やホワイトリカー、保存瓶なども特設コーナーにまとめて置かれている事が多いです。

子どもと一緒に作れば食育にも最適ですね。
雨が降ったら梅仕事日和です。お出かけが出来なくても、家の中で梅のへた取りをしたり、ジャムを味見したりと、なかなか楽しい時間が過ごせますよ。

ライター:メイ
男児二人を育てるフリーライター。手抜き息抜きしながらも「育児はクリエイティブで楽しくなる」をモットーに、時々ちょっとだけ手をかけてみるライフスタイルを実行中。主に育児やシーズナルな話題についての記事を更新していきます。
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この記事を書いた人
メイ

男児二人を育てるフリーライター。手抜き息抜きしながらも「育児はクリエイティブで楽しくなる」をモットーに、時々ちょっとだけ手をかけてみるライフスタイルを実行中。趣味の食べ歩きが高じて、フードアナリストの資格を取得。おもにトレンドショップのおすすめ商品やアレンジレシピなどについての記事を更新していきます。

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