ひな人形は2月19日に飾ると縁起良し!一足先に、お部屋に春の息吹を

  • 2022年07月13日更新

寒い日が続くとついつい外出も控えめになり家に引きこもりがち。そんなときこそ一足早く室内に春を取り入れてみませんか?

春の訪れを感じる、ひな人形。
置くだけでパッと華やいだ雰囲気になり、縮こまっていた心身も色めき立ちます。

「そういえば、子どもが生まれたばかりのころはいそいそと飾っていたけれど、ここ数年出してないな」という人も多いのでは?
おめでたいひな人形をずっと押入れに入れっぱなしなんて、もったいない話。さぁ、今すぐ暗闇から救出し、桃の花と一緒に飾ってみましょう!

ひな人形、いつから飾る?

ひな人形を飾って、お部屋に春の息吹を

「ひな人形は立春(2018年は2月4日)、もしくは雨水(2018年は2月19日)に飾ると縁起が良い」と言われています。

おひな様とお内裏様が仲良く並んでいる姿は、春の訪れを感じさせてくれて微笑ましいもの。
せっかく手間暇かけて飾るなら、少しでも長く楽しみたいですね。

ひな人形、どこに飾る?

ひな人形を飾って、お部屋に春の息吹を

ひな人形は和室や床の間に飾るイメージがありますが、最近は洋間しかない住居も増えています。
飾るだけで明るく楽しい空間を演出してくれるひな人形、思い切ってリビングに場所をつくってみるのはいかがでしょうか?
ひな人形を愛でつつリビングで過ごす団らんのひとときは、お子さんにとっても素敵な思い出になるはず。

自慢のひな人形を、少しでも多くの人に見てもらうなら、玄関に飾るのも一案です。
しかし、風水では「人形やぬいぐるみの類を玄関に置くと、いい気が吸い取られてしまう」と案じる傾向もあるようです。
また湿気や埃が溜まりやすいので、人形を傷めてしまう心配も。
それでも、開いたドアからひな人形が見えると、なんとなく幸せな気分になるもの。
綺麗なガラスケースなどに入れて、飾ってみるのも素敵でしょう。

ひな人形、いつしまう?

ひな人形を飾って、お部屋に春の息吹を

ひな人形は、乾燥した晴天の日にしまいましょう。
太陽の下で少し陰干しをし、人形にこもった湿気を取ってから丁寧に収納することが一番大切です。

「ひな人形を出しっぱなしにしておくと婚期が遅れる」というのは、昭和に入ってから生まれた俗説、迷信だと言われています。
3月3日を過ぎたからといって、大慌てですぐに片付ける必要はありません。
天候の良い日を待って、3月の中旬くらいまで、遅くても3月中にはしまうようにしましょう。

ひな人形の収納方法

ひな人形を飾って、お部屋に春の息吹を

ひな人形の大敵は湿気です。
湿気をしっかりと取った状態で、通気性のいい箱などに入れて収納するのがオススメ。

押入れに片付ける場合は、湿気がたまりにくい上の段の方が適しています。
さらに、地べたに直接置くのではなく、すのこなどの上に載せれば空気の逃げ道ができて、乾燥状態を維持しやすくなります。

10~11月頃、快適な秋晴れの日に一度箱から出して風を通しておくと良いでしょう。
大切なひな人形にカビやシミができないよう、丁寧に扱いたいものですね。

ひな祭りのおもてなしは!?

ひな人形を飾って、お部屋に春の息吹を

ひな祭りのおもてなしメニューと言えば、まず「ちらし寿司」が浮かびます。
イクラや錦糸卵、絹さやなど彩り豊かな食材を散らせば、たった一皿でもお祝いの食卓が賑やかに!

さらにハマグリのお吸い物、ひなあられなどを用意して、ひな人形に見守られながら、家族やお友だちと楽しい時間をお過ごしください。

……あ、桃の花を添えるのもお忘れなく!

「桃の節句」という美しい響きでも親しまれているひな祭り。
冬が寒ければ寒いほど、ひな人形が持つ愛くるしさ、健気さにホッと安らぎを覚えるはず。
ひな人形を飾って、お部屋の中から春を呼び寄せましょう!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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