拭き掃除で節約!こまめに使えてエコな「ウエス」を作ってみよう

  • 2023年06月27日更新

古くなった衣類やタオルの始末はどうしていますか?
一手間かけることで、最後まで役立つエコなお掃除アイテム「ウエス」になってくれます。手元にウエスがあれば、こまめに拭き掃除をして家じゅうピカピカにできるかも。

今回は、いつもの拭き掃除をもっと手軽にしてくれる手作りのウエスを紹介します。

ウエスって何?

業務用の拭き掃除で使用する布を「ウエス」と言います。普段使う雑巾は端が縫われていて用意するのに手間がかかりますが、ウエスはもっと簡単に準備できます。

ウエスは、もともと古い布やぼろキレを使っていたこともあり、いらなくなった布製品をカットするだけでOKなんです。布の特製によって、使う場所を分けると便利。水を吸収しやすいタオル地や天然素材は、水拭きや濡れたところに。化学繊維のフリースなどはからぶきに向いています。

昭和の時代も、こうした古い布きれを掃除に活用していたということ。ちょっとエコな時代にタイムスリップする気分で、ウエスを作ってみませんか?

たくさん作ってエコに節約!

手作りお掃除アイテム「ウエス」の作り方

今回は、自宅にあったものを活用して作ってみました。
・使い古しのバスタオル
・サイズアウトした子どもの服(※もともとお下がりでもらって着古したもの)
・くたびれた子ども肌着

必要なのは、よく切れるはさみだけ。キッチン用の万能ばさみでザクザク切りました。バスタオル一枚、子供服2枚で15分くらいで完成です。

手作りお掃除アイテム「ウエス」の作り方

・大きいサイズ(30センチ×25センチ)12枚
・小さいサイズ(20センチ×10センチ)20枚

ちょうど良い大きさに切るだけの簡単な作業で、かなり多くの枚数がとれたので、使い捨てのふき取りシートなどを買うよりよっぽどエコでお得ですね!

ウエスを使ってみよう!

できあがったウエスを、使いやすいように配置します。使いたいときにすぐに取れるように、かごに入れて置いておいたり、袋に入れてひっかけて置いたりするとよいですね。

手作りお掃除アイテム「ウエス」の作り方

手作りお掃除アイテム「ウエス」の作り方

【洗面所で使用】
100均のプラスチックかごに大きいものと小さいものを入れて、洗面所へ置きました。
我が家では、洗濯機置き場の隅など細かい場所に埃や髪の毛汚れがたまるので、そこを拭くためにウエスが活躍します。

汚くなったウエスは、洗いなおす手間いらずで捨ててしまえるのがうれしいですね。

【キッチンで使用】
キッチンの拭き掃除用に、シンクしたに薄手のウエスを何枚かスタンバイしておくのもおススメです。ちょっと触りたくないような油汚れもサッと拭いてそのまま捨ててしまってもOK。

元は肌着のウエスは、水や油の吸収がよく、油をふき取るのにも適しています。

【リビングで使用】
袋に詰めたものを、ひっかけフックを利用して家具型ごみ箱の引き出しにチョイかけ。ウエスは、ちょっと家具についた埃取りにも便利です。糸くずがでない古着の手のひらサイズのものを使ってみました。綿100のネルシャツ素材のウエスを使ってみたところ、ファンヒーターの吹き出し口についていた埃がきれいに取れました。埃を落とす手間もいらず、そのまま捨てられる手軽さがいいですね。

ウエスをモップに着けてシートを節約

雑巾替わりになる大きなウエスは、たくさん用意しておくと、床の拭き掃除に便利。雑巾替わりの使用法として、クイックルワイパーのように、ウエスをはさめる「アズマ工業 アズマ ゾーキンはさんでモップ」を使えば、もうシートの買い替えが必要なくなるかもしれません。

手作りお掃除アイテム「ウエス」の作り方

モップに着けて使えば、力も入ってシートよりもごしごし床磨きができます。子どもの食べこぼしなど、落ちにくい汚れの時には、ウエスとモップの組み合わせの方がよく落ちるかもしれません。

手作りお掃除アイテム「ウエス」の作り方

ウエスは、端の処理をしていないので何度も洗って使うのには不向きですが、拭き掃除のコストダウンにはかなりいいのではないでしょうか。

まとめ

簡単にたくさん作れて、使い終わったら捨てられるウエスは、思っていたよりも便利な掃除アイテムでした。使いたいところに置いて、サッと取り出せるようにすると便利です。
衣類などを最後まで無駄にせず、エコな生活が実践できそう。シートを購入するより節約にもなってうれしいですね♪

天然素材の衣類やタオルは、水拭き向きで、ポリエステルなどの化学繊維はからぶき向き。いろいろな種類のウエスを使いこなして、拭き掃除をもっと身近にしませんか。

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stylo

子育てや生活に役立つ情報を探して、街へ、お店へ、取材へ行くのが楽しみ。バタバタしてしまう毎日の暮らしを、ちょっとでもラクに、居心地よくしてくれる記事を作りたいです♪

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