ネパール人が隠してきた本当に美味しい味【日本に媚びない現地味のカレー】きっと出会える、お気に入りの一皿
- 2026年09月16日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
インド・ネパール料理店といえば、大きなナンに濃厚なカレー……そんなイメージを持っている人も多いのでは?
でも、ネパール人が家庭で毎日のように食べているカレーは、実はちょっと違うそうです。
小麦粉のルウやカシューナッツ、バターは使わず、玉ねぎやトマト、季節の野菜、鶏肉や魚、ひき肉など、身近な食材とスパイスで仕上げるサラリとした味わい。ダール(豆のスープ)をご飯に混ぜながら食べるのが、ネパールの日常の食卓です。
そんな「家庭のカレー」を日本でも広めようと、インド料理店「SOKKYOナン屋」を運営する株式会社SOKKYO(所在地:愛知県豊田市)は、が2026年9月1日から「ネパールデイリーカレーコネクション」をスタートしました。
今回は、まだ日本ではあまり知られていない“ネパールの家庭のカレー”の魅力をご紹介します。
実は「家庭のカレー」は、今まで店で出されていなかった!
デイリーカレーの一例:キーマ・マタル
ネパールで家庭のカレーが店で出されなかったのには、ある“常識”がありました。
ネパール人にとって家庭のカレーは、あまりにも身近な料理。「家で食べるようなカレーを店で出すのはおかしい」「普通すぎて満足してもらえない」と考えられていたのです。
そのため、レストランでは“よそ行き”のカレーが中心に。日本のインド・ネパール料理店にも、この感覚が受け継がれてきました。
気づいたのは、愛知県豊田市の一軒の店
その“当たり前”が、日本人のお客様にとっては当たり前ではないことに気づいたのが、愛知県豊田市の「SOKKYOナン屋」です。
「日本に媚びない現地味のカレー」というコンセプトのもと、ネパールの家庭で日常的に食べられているカレーを週替わりメニューとして提供し始めました。
最初はナン+カレーの陰に隠れた、ちょっとマニアックな一品だったそう。
ところが、「また食べたい」「今まで食べたことがないタイプなのに美味しい」と好評に。毎週通うリピーターも増え、今では同店の売上ナンバー1メニューにまで成長しています。
「本場だから」ではなく「美味しいから」
海外料理の紹介では「本場」「現地の味」「伝統」といった言葉がよく使われます。しかし、ネパールデイリーカレーコネクションはそこをゴールにしていません。
大切にしているのは、日本のお客様が食べて満足できるかどうか。
現地で昔から食べられているから、珍しい料理だから紹介するのではなく、単純に「美味しいから食べてみてほしい」――それだけです。
マッチャ・コ・ジョール(魚のスープカレー)
豚サグ黒ひよこ豆のタルカリ
日本だからこそできる、「本場を超える」挑戦
ネパール料理の考え方や医食同源の発想、スパイス使いなど、大切な根幹はそのままに。
日本ならではの質の高い食材を生かし、「本場を再現する」だけでなく「本場を超えてみる」ことにも挑戦します。例えば、種類豊富な日本の魚介をネパールの技術で調理すれば、新たな一皿が生まれるかもしれません。
毎週違う味。きっと出会える、お気に入りの一皿
参加店舗は全店共通のテーマの「デイリーカレー」を週替わりで提供します。
例えば…
- 鶏と旬野菜のタルカリを使ったカレー
- ひき肉と根菜のカレー
- 砂肝とレバーを使ったカレー
- 魚介をネパールの技法で仕立てたスープカレー
人気の高いメニューはリピート登場もあり、1度食べてピンとこなくても、次の週には夢中になるかもしれません。
今週のカレーは公式サイトで随時公表しています。
砂肝とレバーのタルカリ
旬野菜のサブジ
同じテーマでも、店ごとに違う一皿になる面白さ
参加店には、その週のテーマとなるカレーや使用食材の情報を共有します。しかし、細かなレシピやスパイスの配合までは統一しません。
各店の料理人に大切にしてもらうのは「自分が食べたい味に作ること」。出身地域や家庭によって、同じテーマでも仕上がりはまったく違います。
同じメニュー名でも、店を変えれば新しい発見がある――食べ比べや店巡りも、このプロジェクトならではの楽しみ方です。
「ナン+カレー」の店に、もうひとつの魅力を
日本のインド・ネパール料理店といえば「大きなナンと濃厚なカレー」が定番です。これは長年、多くのお客様に支持されてきた文化であり、このプロジェクトはそれを否定するものではありません。
むしろ、その店にもうひとつの強い魅力を加える取り組みです。「ナンを食べに行こう」に加えて「デイリーカレーを食べに行こう」という選択肢が生まれ、毎週メニューが変わることで、同じ店に何度通っても新しい料理に出会えます。
目指すのは「珍しさ」ではなく「定番」になること
世界には、まだ日本で知られていない料理がたくさんあります。なかには「どうして今まで広まらなかったの?」と思うほど、日本人の味覚に合う料理も。
ラーメンやカレーライス、麻婆豆腐のように、外国にルーツを持ちながら日本の食卓に定着した料理もあります。
まだ知られていない美味しいカレーを、日本の新たな定番へ。
「ネパールデイリーカレーコネクション」の挑戦が始まります。
ネパールデイリーカレーコネクション概要
名称:ネパールデイリーカレーコネクション
公式サイト:https://nepal-dailycurry.jp/
活動内容:ネパールの家庭で日常的に食べられているカレーを週替わりの「デイリーカレー」として提供。取扱店舗を全国に増やし、これまで知られてこなかった美味しいカレーを広めていきます。
提供方法:毎週一つのテーマとなるデイリーカレーを設定。料理の考え方や主な食材を共有しながら、各店舗の料理人が自身の技術と個性を生かして調理・提供します。
発足当初の参加店舗:(追加店舗については公式サイトをご確認ください)
SOKKYOナン屋
愛知県豊田市小川町2-69-1
TEL:0565-85-0745
マラティ
愛知県豊田市喜多町1-140
TEL:080-8545-7803
(2026年9月14日より提供開始)
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