ほうれん草の「正しい茹で方」は最後"しぼる"までがミソ!えぐみを残さない食べ方【八百屋が解説】
- 2026年08月06日公開
八百屋歴15年の青髪のテツです。
ほうれん草を茹でたあと、そのままザルにあげて料理に使っていませんか?
「茹でたからこれで大丈夫」と思う方も多いかもしれませんが、ほうれん草は茹でたあとに水にさらすところまでが大切です。
このひと手間を省くと、えぐみが残ったり、仕上がりが水っぽく感じたりすることがあります。
そこで今回は、ほうれん草のえぐみを残しにくい下ごしらえのコツを紹介します。
茹でたあと水にさらしてください【ほうれん草の正しい茹で方】

ほうれん草には、えぐみの原因になる「シュウ酸」という成分が含まれています。
この成分は水に溶けやすいので、茹でるだけでなく、茹でたあとに水にさらすことで食べやすくなります。

「茹でたからすぐ使う」ではなく、茹でる、水にさらす、水気をしぼる。この流れで下ごしらえするのがおすすめです。
ただし、水に長くつけすぎる必要はありません。
さらしすぎると風味も抜けやすくなるので、短時間で大丈夫です。
シュウ酸が気になる方は小松菜もおすすめです

ほうれん草のシュウ酸が気になる方は、小松菜を選ぶのもおすすめです。
小松菜はほうれん草と同じように、おひたし、和え物、炒め物、味噌汁などに使いやすい葉物野菜です。
クセも比較的少なく、下茹でせずに炒め物や汁物に使いやすいので、普段の料理にも取り入れやすいですよ。
もちろん、ほうれん草が好きな方は、茹でて水にさらし、水気をしぼる下ごしらえをして食べれば大丈夫です。
気になる方は、料理や気分に合わせて小松菜も選択肢に入れてみてください。
ほうれん草の基本の下ごしらえ【正しい茹で方と合わせて知る】

ほうれん草を下ごしらえするときは、次の流れで進めてください。
- 根元をよく洗う
- 沸騰したお湯に根元から入れる
- 根元を先に少し茹でてから、葉を沈める
- 全体に火が通ったら冷水にとる
- 水気をしっかりしぼる
- 食べやすい長さに切る
根元は葉より火が通りにくいので、先にお湯に入れると全体の火の入り方がそろいやすくなります。
茹で時間はほうれん草の太さや量によって変わりますが、やわらかくしすぎないことも大切です。
茹ですぎると食感が悪くなりやすいので、サッと茹でて冷水にとるくらいを意識してください。
水にさらしたあとはしっかりしぼる

水にさらしたあとのほうれん草は、思っている以上に水分を含んでいます。
そのままおひたしや和え物にすると、味がぼやけたり、調味料が薄まったりしやすくなります。
料理に使う前に、手でやさしくしぼって水気を切りましょう。
ただし、力いっぱい握りつぶす必要はありません。
葉がつぶれすぎないよう、束ねて軽く圧をかけるようにしぼると扱いやすいです。
炒め物に使うときも下茹でがおすすめです

ほうれん草を炒め物に使うときも、私は一度サッと茹でて水にさらし、水気をしぼってから炒める方法をおすすめしています。
生のまま炒めると、えぐみが気になったり、水分が出てベチャッとしたりすることがあります。
先に下ごしらえしておくと、味が決まりやすく、炒め時間も短くできます。
ベーコン炒め、卵炒め、バター炒めなどに使うときも、下茹でしてから加えると仕上がりが安定しやすいですよ。
ほうれん草は「茹でて、水にさらして、しぼる」までが"正しい茹で方"

ほうれん草をおいしく食べたいなら、茹でただけで終わらせないでください。
茹でる、水にさらす、水気をしぼる。この3つをセットで覚えておくと、えぐみが残りにくく、料理にも使いやすくなります。
おひたし、和え物、炒め物、味噌汁など、ほうれん草を使う前のひと手間として、ぜひ試してみてくださいね。
出典:農林水産省「ほうれん草のえぐ味を減らすには、どのように調理すればいいですか。」
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