その買い物の仕方、危険かも?【管理栄養士】が"厚生労働省推奨"の食中毒予防のコツを解説

  • 2026年04月20日公開

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みなさんこんにちは!管理栄養士でヨムーノライターのmihoです。

食中毒予防というと、「しっかり加熱する」「手を洗う」といった調理中の対策に目が向きがちですが、実は“買い物の段階”からすでにリスクは始まっています。
特に暑い時期になってくると、冷蔵・冷凍が必要な食品は、購入してから自宅に持ち帰るまでの時間と温度管理がとても重要です。

今回は食中毒の観点から、何気なく行っている買い物の順番について解説します。

買い物の順番が“安全性”を左右する【食中毒の予防のため】

食品の安全性を守るうえで重要なのが「温度管理」です。

多くの細菌は10〜60℃の範囲で増殖しやすく、この温度帯は「危険温度帯」と呼ばれます。
冷蔵食品(10℃以下)や冷凍食品(−15℃以下)は、この危険温度帯を避けることで、品質と安全性を保っています。

買い物の最中に「危険温度帯」が続くとリスクもある

しかし、買い物の際、商品をカゴに入れ店内を回っている間や、レジ待ち・寄り道などで時間が経つと、食品の温度は徐々に上昇してしまいます。
特に夏場はもちろん、空調の効いた店内でも完全に低温が維持されるわけではありません。

つまり、「買ってから家に持ち帰るまでの時間」が長いほど、リスクは高まるということです。

厚生労働省の資料『家庭でできる食中毒予防の6つのポイント』でも「冷蔵や冷凍が必要な食品は買い物の最後にする」ことが推奨されています。
これは、購入してから帰宅までの時間をできるだけ短くし、温度上昇を防ぐためです。

例えば、

  • 最初に:調味料や乾物などの常温保存できるもの
  • 次に:野菜や果物
  • 最後に:肉・魚・乳製品・冷凍食品

といった順番を意識するだけで、食品の安全性は大きく変わります。

出典:厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」

寄り道や長時間の持ち歩きもリスクに

買い物を短時間で済ませても、購入後に別の用事で寄り道をしてしまうと、その間に食品の温度は少しずつ上昇していきます。

肉や魚、総菜、冷凍食品などは特に温度変化の影響を受けやすく、菌が増殖しやすい食品です。

気温が高くなってくる時期の車内などは特に要注意です。
短時間でも、気温の高い季節や暖房の効いた室内では、想像以上に温度が上がってしまうこともあります。

見た目やにおいに変化がなくても、安全とは言い切れないのが食中毒の怖いところです。

今日からできる「食中毒予防を意識した買い物の工夫」

食中毒を防ぐためには、買い物の順番を意識することが大切です。

常温保存ができる食品から選び、野菜、そして最後に冷蔵・冷凍食品をカゴに入れるようにしましょう。
また、購入後は寄り道をせず、できるだけ早く帰宅してすぐに冷蔵庫や冷凍庫へ入れることがポイントです。

買い物の後に用事がある時や、時間がかかりそうな時は、あらかじめ保冷バッグや保冷剤を用意して活用すれば、より安心です。

日々の買い物のちょっとした工夫ですが、この積み重ねが家族の健康を守る大きな一歩になりますね。
これからの季節、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
田舎暮らしを楽しむフリーランス管理栄養士
miho

子育てをきっかけに都会からUターンし、海も山も近い田舎に住みながら、フリーランスの管理栄養士をしています。毎日の生活に役立つ、アイディアレシピや節約レシピなどを楽しくわかりやすく伝えていければと思います。ぜひご覧くださいね★

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