【その卵、もう絶対食べないで!】「加熱しても危険なんて…!」管理栄養士がゾッとする警告→「これやってた…」

  • 2025年11月03日公開

【卵かけご飯で、絶対やめてほしいこと】「これ罪だろ」「こんな美味しいの出会えない」笠原シェフやってくれたね

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

買い物帰りに、エコバッグの一番上に入れておいた卵パックをうっかり落として割ってしまった……なんて経験はありませんか?

そんな割ってしまった卵は、食べてもいいのかどうか悩みますよね。

今回は、「割れた卵の扱い方」「意外とやりがちなNG行動」「おすすめの卵焼きレシピ」をまとめてお届けします。

【その卵、もう絶対食べないで!】「加熱しても危険なんて…!」管理栄養士がゾッとする警告→「これやってた…」

まずは、卵のストックが欠かせない管理栄養士でヨムーノライターの安達春香さんが、「割れた卵の扱い方」と「意外とやりがちなNG行動」を紹介します。

割れた卵は捨てないで!安全に食べ切る方法

割れてしまった卵は、完全に火を通してから食べるようにしましょう。

というのも、その卵に食中毒菌がついていた場合、体調を崩してしまうことがあるんです。

「殺菌されているから生で食べられるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。

たしかに日本の卵はしっかり洗浄殺菌されていますが、食中毒のリスクがゼロとは言い切れないんです。

割れたときに、殻に残っていた菌が中身に触れる可能性があるので、念のためその日のうちに加熱調理をしてから食べてくださいね。

「たくさん割れたから今日中に食べ切れません!」という場合は、火を通してから冷蔵庫に入れて翌日に食べるか、炒り卵や錦糸卵にして冷凍するのがおすすめです。

出典:内閣府食品安全委員会「Q&A 卵の安全性:サルモネラについて」

卵は水洗い禁止

割れた卵のせいで隣の卵までベッタベタ。こうなると、もうやけくそでジャブジャブ洗いたくなりますよね。気持ちはわかりますが、ちょっと待って!

卵の表面にはバリアのような薄い膜があり、菌から中身を守ってくれています。水洗いするとそのバリアが流れ落ちてすっぴん状態に……。

さらに、殻には7千〜1万個くらいの小さな穴が開いています。洗うと、そこから水と一緒に菌が卵の中に入ってしまうこともあります。

そのため水は使わず、乾いたキッチンペーパーでそっと拭き取ってくださいね。

汚れたパックはどうするの?

卵がグチャッとつぶれてパックが汚れてしまったら、まずはキッチンペーパーで拭き取りましょう。

汚れている部分をハサミで切ってしまうのも一つの手。

拭き取ったり切ったりするだけでは難しいほど広範囲に汚れてしまった場合は、残りのきれいな卵をボウルなどの容器に移し、冷蔵庫で保存しましょう。

意外とやりがち?割れていない卵も要注意!実はNGな保存法

卵は意外とデリケートな食べ物。ちょっとした保存の仕方で鮮度や安全性が変わるって知っていましたか?

ここからはNGな保存法3つをご紹介します。

①ゆでて保存する

「賞味期限が切れそうだから、とりあえず全部ゆで卵にしました」という投稿をSNSでたまに見かけます。

私もやってる!という人もいるかもしれませんが実はそれ、間違いなんです。

そもそも、卵の賞味期限は「生で食べられる期限」のこと。それを過ぎたとしても、冷蔵庫で保存してしっかり加熱すれば1〜2週間は食べられるといわれています。

しかし殻付きのかたゆで卵は、冷蔵庫に入れても3〜4日しか持ちません。

いままで慌ててゆで卵を作っていた人は、応急処置をしたつもりが自分で期限を縮めていたのかも……。

「ゆでたから大丈夫!」と油断せず、早めに食べてくださいね。

出典:日本卵業協会「たまごの保存温度と生食できる日数」
出典:あいコープ宮城「卵の賞味期限とは?」

②ドアポケットで保存する

卵を冷蔵庫のドアポケットに入れている方は要注意。

というのも、ドア付近は開け閉めで揺れやすく、温度も変わりやすい場所なんです。

振動でヒビが入ったり温度変化で鮮度が落ちたりする場合があるので、冷蔵庫の棚に置くのがおすすめです。

③割った卵を次の日に食べる

「溶き卵が余ったから明日使おう〜」と冷蔵庫に入れていませんか?この行為は、とっても危険です。

黄身には菌のエサとなる栄養がたっぷり。割って混ぜてしまうと、冷蔵庫に入れたとしても菌が増えてしまう場合があります。

実際に、前日に割っておいた卵で翌朝スクランブルエッグを作り、食中毒につながったケースもあるんです。

必ず食べる直前に割ってくださいね。

【いつもの“卵焼き”が劇的に旨くなる!】笠原シェフさすが(泣)「違いは一目瞭然」「ぷるぷる」お弁当にも最高

続いては、献立は和食が多めのヨムーノライターmomoさんが「おすすめの卵焼きレシピ」を紹介します。

ちょっと意外なアレ入れちゃう!コツいらずのぷるぷる卵焼き

テレビ東京『ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?〜』で紹介されたのは、料理人・笠原将弘さんが作る「豆乳卵焼き」。

日本料理の専門家である笠原将弘さんの卵焼きなら、出汁などを入れるのかな?と予想していたのですが、今回のレシピでは少し意外な「豆乳」を入れるんです!

豆乳はなかなか目にしない組み合わせだと思いましたが、よく考えてみると筆者はオムライスを作るときは卵に少し牛乳を混ぜて焼いていました。

和食の卵焼きにはしょうゆや出汁を入れるイメージが強いので、豆乳のまろやかな美味しさをプラスするとどんな味になるのか楽しみです♡

笠原将弘さん「豆乳卵焼き」の作り方

材料(2人分)

  • 卵…3個
  • 豆乳…大さじ4
  • 砂糖…大さじ1
  • 薄口しょうゆ…小さじ1
  • 油…適量

作り方①卵に砂糖・薄口しょうゆ・豆乳を加えてよく混ぜる

大きめのボウルに卵を割り入れ、砂糖・薄口しょうゆ・豆乳を加えてよく混ぜます。

フォークで白身を左右に切るように混ぜると、綺麗な溶き卵になるのでおすすめですよ!

混ぜてみると、いつもの卵焼きの液よりも豆乳の白さが加わったおかげで優しい色味になっています♡

作り方②卵焼き器に油を入れ、卵液を数回に分けて焼く

卵焼き器に油を入れたら中火にかけ、先ほど混ぜた卵液を数回に分けて流し入れて焼いていきましょう。油はキッチンペーパーなどでふくように伸ばすと、まんべんなく広がりますよ。

豆乳を大さじ4も入れているので、卵液は結構シャバシャバ。

水分が多いので、火加減は弱火よりも中火の方が早く火が通り、作りやすかったです。

中火であたためた卵焼き器に、流し入れた卵液がかたまってきたら、弱火〜中火の間くらいの火加減に変えて巻いていきます。

1回1回、卵液を入れる前にしっかりと油をぬることと、菜箸で卵に触れる回数をなるべく少なくすることがうまく巻けるポイントです。

菜箸が難しければ、耐熱のゴムベラで巻いていくのもアリ!

今回は3回に分けて焼いて巻きましたが、巻き終えた時点で卵焼きのボリュームにびっくり!

ぷるぷる、と卵焼き自体がはずむような弾力が感じられますよ。

卵焼きを食べやすい大きさに切って、お皿に盛り付けたら出来上がりです。

違いがハッキリわかる!ぷるっぷる×まろやか卵焼き

笠原将弘さんの「豆乳卵焼き」、見るからにいつもの卵焼きとは違っています。

豆乳を入れたおかげで水分をたっぷりと含んでいるような印象で、断面にもあまり隙間ができていませんよね!

箸で持ち上げてみると、巻いた隙間から水分があふれてくるほどのジューシーさ♪

豆乳の白さと、薄口しょうゆを使っていることで、卵焼き全体がパステルカラーのような優しい色味になっています。

食べてみると、箸で持ち上げたジューシーさがそのまま口の中であふれるように美味しいんです♡

卵焼きからは豆乳の味は感じませんが、いつも作る卵焼きよりもミルキーでとにかく優しい甘み!

写真上:豆乳入り卵焼き/下:豆乳なし卵焼き

豆乳を入れていないバージョンの卵焼きを作って比べてみましたが、違いは一目瞭然ですよね。

豆乳入りの方が、見た目もふっくらとしていて美味しそうです。

冷めてもやわらかさやジューシーさは変わらなかったので、お弁当のおかずにもおすすめですよ!

卵が割れてしまっても、慌てなくて大丈夫!

管理栄養士の安達春香さんによると、うっかり卵が割れてしまっても、その日のうちに火を通せば食べられるとのこと。

あわせて教えてもらった「意外とやりがちなNG行動」も、これを機に見直してみてくださいね。

※この記事は過去にヨムーノで人気だった記事を再編集したものです。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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