上司にはめられ「無能だらけ」と噂のボロ工場へ左遷(泣)→3人のギャルの”秘めた実力”でまさかの大逆転!

  • 2025年10月06日公開

もう知る前には戻れない!!外出時の「ちょっと困った」もう諦めない「"へぇボタン"連打した!」地味スゴ裏ワザ2選

こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。
実話をもとにした、スカッとストーリーをお届けします。

僕は、嫉妬深い上司にはめられ、会社のお荷物と噂されるボロ工場へ左遷させられました。

「無能だらけの工場で、せいぜい頑張れよw」と笑う上司。

しかし、その工場はとんでもない可能性を秘めた場所だったのです……!

上司の罠。「無能だらけ」と噂の工場へ左遷

文房具メーカーの開発部で働く僕は、上司からその手腕を妬まれていました。僕の企画がヒットするたびに、上司はそれを自分の手柄として上に報告するような人間だったのです。

そんなある日、会社の業績不振を理由にした人員整理を口実に、僕は上司から呼び出されました。

「君に見合った、もっとやりがいのある職場を用意した」

そう言って連れて行かれたのは、閉鎖寸前と噂の古い第二工場。そこで働く従業員たちは「問題児の集まり」とまで言われていました。

「ここが君の新しい職場だ。無能な連中ばかりだが、まぁせいぜい頑張れよw」

得意げに僕の背中を叩く上司。事実上の左遷宣告でした。僕は悔しい気持ちをぐっと堪え、静かに、しかしはっきりと上司に告げました。

「わかりました。……では、もう本社には戻りません」

見下された従業員たちの驚くべき実力

赴任した工場は噂通り活気がなく、特に金髪に派手なギャルメイクの3人の女性従業員たちはどこか諦めたような表情を浮かべていました。

しかし、数日かけて彼女たちの仕事ぶりを観察するうち、僕は衝撃を受けました。彼女たちは、本社のエースでも難しいような複雑な加工や、緻密な設計をいとも簡単にこなす、とんでもない技術を秘めた職人集団だったのです。

これほどの才能がなぜ?理由は単純でした。本社が大量生産ばかりを重視し、彼女たちのような職人技の価値を全く評価してこなかったこと。そして、その派手な見た目から「問題児」という偏見を持たれていたことでした。

その時、僕の頭にあるアイデアが閃きました。それは、僕がかつて本社に提案し、「うちの設備では生産が難しい」と却下された新商品の企画。まさに彼女たちの技術を組み合わせれば、実現できるものでした。

「もう戻りません」僕たちの逆転勝利!

僕たちはすぐに製品開発に着手。数えきれない試行錯誤の末、ついに完璧な試作品を完成させました。品質もデザインも本社の製品を遥かに凌ぎ、すでに複数のメディアから問い合わせが殺到するほどです。

その矢先、例の上司が工場に乗り込んできました。本社で成果を出せずにいた彼は、僕たちの成功を横取りしに来たのです。

「君たちの開発はここまで。その製品は本社で引き取る。お前は来月から本社に戻してやってもいいぞ」

しかし、僕の隣にはもう、最高の仲間たちがいます。僕は毅然として言い返しました。

「以前もお伝えしたはずです。僕はもう戻りません」
「僕たちは、この工場で、このメンバーだからこそ、この製品を作れたんです。あなたの下に戻るつもりはありません」

さらに、すでに社長から僕たちの工場を会社のメイン拠点として拡大していく計画を直接任されていることを伝えると、上司は顔面蒼白に。手柄を横取りする算段がすべて崩れた上司は、その後、評価を大きく落とし、別の工場に左遷されたと聞きました。

人の価値は、見た目や勝手な偏見で決めつけられるものではない──。 かつて「無能」と見下された仲間たちは、今や会社の顔として、生き生きとした表情で世間を驚かせる製品を生み出し続けています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

この記事を書いた人
実話をもとにした、恋愛漫画やスカッとストーリーをお届けします。
ヨムーノ【ときめき分室】

※取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計
コラム

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ