『元も子もない』の「元」と「子」とは?【間違えたら恥ずかしいクイズ】「あ~アレねアレ…」→「覚えておきます!」

  • 2025年09月21日公開

突然知らない番号から「全契約終了!」と怒りの電話→「あの、もしよければ…」間違い電話が起こした奇跡の大逆転!

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

人生で一度は口にしたことがあるかもしれない、「元も子もない」という言葉。
なんとなく、“何もかも失うよ”という意味だと覚えている方は多いと思います。

そもそも、「元も子もない」の『元』と『子』ってなにか訊かれたら答えられますか?

「元も子もない」の『元』と『子』の正体

「元も子もない」って、よく耳にする言葉ですよね。「そんなことしたら、元も子もないよ!」なんて言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。

なんとなく意味は理解していても、「元」と「子」が何を指しているか、パッと説明できる人は少ないのではないでしょうか。

次のうちから選んでみてください。

①『元』は元金、『子』は利子

②『元』は元の場所、『子』は子供

③『元』は元凶、『子』は結末

正解は……




正解は……①の『元』は元金、『子』は利子でした!

  • 「元」とは、商売を始めるための元手(もとで)、つまり、お金の本体を指します。

  • 「子」とは、その元手が生み出す利子(りし)、つまり、利益のことです。

もともとこの言葉は、元手も、そこから得られる利益も、すべて失ってしまう状況を表す言葉でした。それが転じて、「すべてを失ってしまい、何も残らない」という意味で使われるようになったのです。

ちなみに、「元も子もない」は、元手と利子という元の意味から離れて「すべてを失う」という意味で使われているため、ことわざではなく慣用句です。

ことわざと慣用句の違い

ことわざ:

昔から伝わる教訓や風刺を短い言葉で表したもの(例: 「石の上にも三年」)

慣用句:

二つ以上の言葉が結びつき、本来の意味とは違う意味で使われるようになった言葉(例: 「油を売る」)

イラスト/タワシ

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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