40度の高熱で休暇申請→パワハラ上司に「出社しないとクビ!」と言われ…激怒した妻が容赦ない反撃【総集編】
- 2025年09月06日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。
実話をもとにした、スカッとストーリーを総集編としてお届けします。
裏切りの結婚式。奪われた婚約者と式場
僕と彼女は何年も付き合い、ようやく結婚式を迎えるはずでした。式場も料理も、すべて僕が主導で準備してきたんです。
そんなある日、彼女が言ったのは、
「やっぱ弟くんの方が頼りになりそうじゃん? アンタって地味だし」
さらに弟が笑いながら言いました。
「式場の予約、そのまま使わせてもらうわ。マジ感謝〜兄貴!」
もはや怒りすら湧かず、ただ呆れるしかありませんでした。
姉の“ひと言”が空気を変えた
式場の権利を一方的に譲らされた僕。仕方なく、元ヤンの姉にことの成り行きをを話したところ、しばらく黙った後こう言いました。
「あいつって昔から自分勝手だったけど、今回ばかりは筋が通ってない。……その式、私も行くわ。友達、全員連れて」
理不尽を嫌う姉。その一声で、かつての仲間たちがすぐに集まりました。
そして当日。ド派手な装いの“姐さん&兄貴分”たちが式場に登場。弟は顔面蒼白、彼女も戸惑いを隠せません。
「え? 誰? この人たち……」
と小声で弟に確認するも、返ってきたのは沈黙だけ。
式が始まると、弟はミスを連発。彼女も苛立ちを隠せず、控室では怒声が飛び交っていたとか。
親族の間でも「この結婚、大丈夫か?」という声が出始め、場の空気は冷え込んでいきました。
最後の逆転。信頼を失ったのは誰だったか
さらに式の終盤、司会者が読み上げたプロフィールには、僕と元カノ時代の情報がそのまま残っていました。
「共通の趣味はカフェ巡り。交際7年目でのゴールイン――」
「え? 7年も? 新郎と?」「弟くんじゃないよね?」
ざわつく会場。両親の表情も一気に険しくなり、弟たちは控室へ消えたまま戻ってきませんでした。
その間、親族たちが僕に声をかけてくれました。
「あなたが一番、大人だったね」
最後に姉が言った一言が、今でも心に残っています。
「表向きの幸せなんて一瞬。でも、あんたの中の強さは壊れないよ」
あの時、姉がいてくれて本当に良かった。いまこうして笑って過ごせているのは、間違いなく姉のおかげです。
「人生詰んでるw」同窓会でまさかの晒し上げ
久々に開かれた同窓会。参加者は総勢100人以上。かつての同級生たちは、医者や企業役員、大手勤務など、いかにも「成功者」な雰囲気を纏っていました。
一方僕は、30代のシングルファーザー。高校を中退後、職人の世界に入り、今は建設関連のグループ企業をまとめる立場にあります。最近は父が経営する会社で幹部として働くようになり、日々多忙な毎日を送っています。
でも、学歴や肩書きにコンプレックスがなかったわけじゃありません。だからこそ、同窓会に顔を出すのはちょっと勇気がいることでした。
そんな中、かつて僕をよくからかっていた同級生が、酒の勢いも手伝って僕に絡んできました。
「お前、離婚して中卒で子連れとか、人生詰んでるなw」
場が凍りつきました。僕は苦笑いでごまかしましたが、内心は悔しさでいっぱいでした。
娘の無邪気な一言が流れを変えた
そのとき、僕のスマホに着信が入りました。外に迎えに来ていた母と娘が到着したとのこと。少し空気を変えたくて、僕は会場を抜け出し、エントランスへ向かいました。
すると、娘が駆け寄ってきて、僕の側にいたその同級生を見て言いました。
「このおじさん、この前パパの会社に来てたよね!受付の人に怒ってた!」
その一言に、あたりは水を打ったような静けさに。
実は数日前、父の会社で中途採用の面接が行われていて、彼はそこに応募していたんです。しかも面接で落とされて、怒鳴り散らしていたのを、偶然娘が見ていたというわけです。
本当の「詰んでる人間」は誰だったのか
最初は「子どもの勘違いだろ?」と笑っていた同級生も、周囲から「不採用だったからって、受付で騒ぎ立てるとか最悪……」「てか、お前自分の会社を経営してるんじゃなかったの?」と次々に問い詰められ、次第に顔色を失っていきました。
僕は静かに言いました。
「中卒でも、真面目に働いて信頼を積み重ねれば、やれることは増える。学歴で人を見下す人間に、会社の未来は任せられないよ」
僕の言葉に、その場の空気が変わりました。
何人かの同級生が近づいてきて、僕の肩をポンと叩いてくれました。
「お前、立派になったな。中卒とか関係ねぇよ」
「一人で子ども育てながら仕事してるとか、むしろ尊敬するわ」
あのとき、娘が放った一言がなければ、僕はずっと「中卒バツイチ」として見下されたままだったかもしれません。
人を見下すより、目の前の人や仕事に誠実であること。その積み重ねが、いつか自分を救ってくれると信じています。
40度の高熱。上司に欠勤を申し出ると……
高熱にうなされながら電話をかけ、事情を説明した僕に、上司はこう言いました。
「病院には行けるのか? なら、少しだけでも顔を出してくれ。心配なんだ」
休ませてくれと伝えた直後だったので、耳を疑いました。
「もちろん無理にとは言わないよ。ただ、先月も休んでただろ? 公平性って大事だよな?」
その言い方は、まるで僕が仮病を使っているかのよう。何も言い返せず黙っていると――
「出社しないなら、クビだからな」
完全に脅しのような言葉を突きつけられました。
上司のパワハラ発言に妻が激怒!実は僕の妻は……
すると突然、隣にいた妻が電話に割って入りました。
「いま、自分が何を言っているのか、理解していますか?」
その瞬間、電話口の向こうがざわつきました。
「えっ……その声は……? なぜ君がそばに……」
実は妻は同じ会社に勤めており、別部署の幹部職。そして社長の娘という立場でもありました。僕たちはつい最近入籍したばかりで、まだ社内には公表していなかったのです。
「私も40度の熱がありますので、出社します。公平性って大事なんですよね?」
その一言に、上司の態度は一変。
「いやいや、それは……来なくていい!」
「では、夫にだけ強要するのは筋が通りませんよね?」
妻の毅然とした指摘に、上司は完全に沈黙しました。
パワハラ上司と決別!新たな夢へ
数日後、体調が回復して出社した僕に、上司は一応の謝罪を口にしました。ですが、僕が休んでいる間に進められていた重要な案件が、何の相談もなく大幅に変更されていたことが発覚。
納得がいかず、妻にも同席してもらい話し合いの場を設けましたが、上司は「もう決まったことだ」と話をはぐらかすばかり。
その夜、妻と話し合った末に出した結論は――退職。
そして、以前から夢だった「自分たちのレストランを持つこと」に踏み出す決意をしました。二人で一から始める、小さな飲食店です。
あの理不尽な一言が、結果的に僕たちの人生を動かすきっかけとなったのです。
その後、妻は社長でもある父親に今回の件を報告。上司のパワハラ気質は社内でも問題視され、正式に処分が検討されたと聞いています。
理不尽に振るわれた力は、いつか自分に返ってくる──。
今、僕たちのレストランは「誰にとっても心地よい場所」であることを目指して、日々営業を続けています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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