【視聴率23.9%!】禁断の恋・復讐・衝撃の結末…今なぜこんなに流行る?壮絶ドロドロ韓国ドラマ3選

  • 2025年03月27日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部韓国ドラマチームです。

若手のみならずミドルエイジ(40、50代前後)の層もとにかく厚い韓国映画・ドラマ界。

中でも『夫婦の世界』のパク・ヘジュンしかり、『ペントハウス』シリーズのオム・ギジュンしかり、愛と欲望が渦巻く泥沼愛憎劇において、圧倒的なオーラと培われた演技力で物語を引っ張るミドルエイジの存在は非常に大きいものですよね。

今回は、そんなミドルエイジのダンディな魅力光るオススメ愛憎劇を紹介していきます。

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『ミスティ~愛の真実~』(2018)

あらすじ

ニュース9のメインキャスターとして活躍してきたヘラン(キム・ナムジュ)。

しかし、夫である弁護士テウク(チ・ジニ)との夫婦仲は完全に冷えきっており、ついには後輩ジウォン(チン・ギジュ)ともキャスターの座を巡り、争いを繰り広げることとなります。

メインキャスターの座を守るためには、顔も名前も素性もすべてが謎に包まれた新人プロゴルファーケビン(コ・ジュン)との単独インタビューを何としても成功させなければなりません。

驚くべきことに、彼の正体は若かりし頃の恋人ジェヨン(コ・ジュン)だったのです。さらに再会を果たしたときには、高校時代の同級生ウンジュ(チョン・ヘジン)と結婚しており……。

それから1ヶ月後、ジェヨンは殺人事件に巻き込まれ、謎の死を遂げてしまいます。真っ先に事件の関与を疑われたヘランは……。

みどころ

人気プロゴルファーの不倫疑惑・殺人事件であるため、マスコミや政界をも揺るがす稀代のスキャンダルへと発展してしまいます。

そのため過酷な男社会で生きる女性の苦悩、マスコミと政界と検察の癒着、報道のあり方といった社会問題も浮き彫りとなり……。

復讐の矛先も不倫の当事者のみならず、ヘランを葬り去ろうとする巨悪な権力・陰謀にまで向かっていくのです。もはや秀逸な社会派ミステリー作品と言っても過言ではありません。

そして仕事に人生を捧げるヘランとも、いつか心通じ合う日々が訪れると信じてやまない夫テウク。そんななか不倫疑惑が浮上し、妻の担当弁護士に……。

テウクが信じ貫いてきた愛はどこへと向かうのか?そしてジェヨン殺人事件の黒幕は一体?謎が謎を生む怒涛の展開、想像を遥かに越えた驚愕のラストシーンに、大きな驚きが沸き上がるはずです!

『悲しくて、愛』(2019)

あらすじ

ゴンハ建設社長イヌク(リュ・スヨン)は、亡き母と瓜二つな妻マリ(パク・ハナ)を自分だけの世界に閉じ込めておくため、DV・過剰な束縛行為を繰り返してきました。

別人の顔を手に入れさえすれば、新たな人生を歩めると考えたマリ。そして夫の前から姿をくらまし、形成外科医ジョンウォン(チ・ヒョヌ)に整形施術を任せるのでした。

マリから「好みの顔に似せても構わない」と依頼されたジョンウォン。実をいうと、ジョンウォンは妻ハギョン(パク・ハンビョル)を亡くしたばかりであり、悲しみのあまり理性を失っていたのか、マリの顔を亡き妻ハギョンと瓜二つに変えてしまうのです。

とはいえ、姿を変えても自由な日々は訪れず……。イヌクの影に怯えるマリ(パク・ハンビョル)は、当分の間ジョンウォン宅に身を寄せることとなるのでした。

みどころ

冒頭からGPSでマリの居場所を突き止め、怒り狂って銃を突きつける姿まで……。イヌクの異常な愛と執着を象徴する常軌を逸した言動は、見るものすべてに身震いするほどの衝撃と戦慄を与えるはずです。

そして、ようやく新たな人生の幕開けかと思いきや「妻の代わりになる女はいない」と逃げても逃げても執拗に行方を追われ……。

鎮まるどころか一層ヒートアップしていく狂気的な姿、血走る眼差し、止めどない激情にはただただ圧倒され、もはや息つく暇もありません。

そんな暗い設定ながらも希望を与えるのが、残忍なイヌクと対比させたことで温厚さも一層際立つジョンウォンの存在。

彼もまたマリに惹かれつつありますが、その愛はイヌクと同様亡き人への面影に対するものなのか、はたまた彼女自身へのものなのか……。

ドラマの行方を左右するジョンウォンの複雑な心理と葛藤からも目が離せません。

『カネの花~愛を閉ざした男~』(2017)

©2017-8MBC

あらすじ

弁護士のピルジュ(チャン・ヒョク)は、友人であるブチョン(チャン・スンジョ)がチョンアグループの跡を継げるよう、どんな汚れ仕事も完璧に成し遂げてきました。

しかし祖父にあたるグループの名誉会長グクファンは、従兄弟ヨチョン(イン・ガンソン)ばかり可愛がり、次から次へとブチョンの居場所が奪われてしまいます。

ヨチョンから経営権を取り戻すためには、何としてでもブチョンと国会議員の娘モヒョン(パク・セヨン)を愛し合う仲にしなければなりません。

中学時代の初恋が忘れられず、見合いも断り続けてきたモヒョン。実はピルジュこそ、その意中の相手であり……。

みどころ

©女性チャンネル♪LaLa TV

これぞ韓流!と言わんばかりに“後継者争い”“出生の秘密”“隠し子の存在”など愛憎復讐劇の醍醐味をうまく絡めた本作は、なんと最高視聴率23.9%を叩きだしました!

さらに従来の復讐劇とは一味違う点も!それはキャラクターの人物像です。というのも、ヒロインのモヒョンは財閥を何よりも嫌う女性なので、ブチョンやピルジュは手紙に思いを綴るなど彼女の心を動かすことで目的を果たします。いわば“心理戦”が物を言う展開は実に新鮮!

同様にピルジュは“会社の犬”と呼ばれるほど忠誠を尽くし、厚い信頼を得てきたわけですが、それもお金のためでもなければ、地位のためでもなく……家族の無念と人生を懸けた復讐計画の一つに過ぎません。心許した女性が現れてもなお、その目的はブレずに成し遂げられるのか?予測不能に描き出されたプロセスも見るものをグイグイと惹き込みます。

そして通算2作目のドラマ出演ながら、新人らしからぬ抜群な存在感を示したのが、女優ハン・ソヒ!元恋人ブチョンへの憎悪を募らせ復讐を誓う役柄であり、ただでさえ入り組んだチョン一族の関係をさらに大きく狂わせていきます。

「2017 MBC演技大賞」では見事新人女優賞を受賞!異例のスピードで若手注目株に躍り出たハン・ソヒの出世作とも言える作品です。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部 韓国ドラマチーム

ステイホーム(stay home)をキッカケに、ヨムーノ編集部の中から抜擢された韓国ドラマチーム(女性2名、男性1名)。実際に全話視聴して、おすすめの韓国ドラマはもちろん、マニアックな視点や見どころをご紹介します。Netflix・U-NEXTはもちろん、ディズニープラスやアマプラ、レミノなど多岐にわたる独占配信をほぼ毎日鑑賞中。独自視点と視聴率を元に「次、なに観る?」の参考になれば嬉しいです。

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