【その常識違うかも?3選】「1日3食」は間違い?ダルビッシュ選手が冷凍おにぎりを食べる理由
- 2024年11月03日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
昔から体の健康のためには1日3食食べるが当たり前というイメージでした。
今では、炭水化物を食べないとか、糖質制限などなど……いろんな情報があふれていますが、やっぱり一番は自分の体や体調にあっているかどうかを見極めることも大事ですね。
ここでは、もしかしたら今まで常識だと思っていたことが実は違っていたかもしれない、食事やダイエットに関わる書籍や医師監修の情報をまとめてみました。
「一日3食とるのが体にいい」は、間違いだった
ノーベル賞を受賞したオートファジー研究から生まれた、青木 厚さん著書「「空腹」こそ最強のクスリ」(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集してご紹介します。
「一日3回の食事」が体に与えるダメージについて、一日3食の弊害として、最初に挙げられるのは、「胃腸をはじめ、内臓が休む時間がない」ということです。
人体において、食べものが胃の中に滞在する時間(消化されるまでの時間)は平均2~3時間、脂肪分の多いものだと、4~5時間程度であるといわれています。
また小腸は、胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて分解して、水分と栄養分の8割を吸収し、大腸は、小腸で吸収されなかった水分を15~20時間かけて吸収します。
ところが、一日3度食事をすると、朝食から昼食までの間隔は4~5時間、昼食から夕食までの間隔は6~7時間程度となり、前の食事で食べたものが、まだ胃や小腸に残っている間に、次の食べものが運ばれてきてしまいます。
すると胃腸は休む間もなく、常に消化活動をしなければならなくなり、どんどん疲弊していきます。
しかも、年齢を重ねるにしたがって、消化液の分泌が悪くなり、胃腸の働きも鈍くなります。
すると、ますます消化に時間がかかるようになり、胃腸も疲れやすくなります。
アメリカの研究で明らかになった、「空腹」の効果
食べすぎによる害から体を守り、健康や若さを維持する、シンプルな方法。
それは、「ものを食べない時間(空腹の状態)を作ること」です。
近年、アメリカの医学界では、空腹(断食)と健康に関する研究がさかんに進められ、数多くの論文が発表されています。
以前から、「カロリー摂取を控えることが、さまざまな病気を遠ざけ、長生きにつながる」ことはわかっていましたが、これらの論文には、断食をすることが体重や体脂肪の減少につながること、そして、「糖尿病」「悪性腫瘍(がん)」「心血管疾患(心筋梗塞や狭心症など)」「神経変性疾患(アルツハイマー型認知症やパーキンソン病など)」などの予防に効果的であることが述べられているのです。
ダルビッシュ選手が「冷凍焼きおにぎり」を食べる理由
文教大学健康栄養学部教授で管理栄養士の笠岡誠一さん著書「腸活先生が教える病気を遠ざける食事術 炭水化物は冷まして食べなさい。」の中から一部抜粋してご紹介しています。
一流アスリートにも愛されるレジスタントスターチ
2019年11月19日、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手が、ユーチューブに「炭水化物はこれ以外食べない?ていうか食べられない男の炭水化物紹介。」という動画をアップしました。
そこでダルビッシュ選手は、「冷凍の焼きおにぎり」しか炭水化物を食べていないと話しています。
その理由は、精白米やうどんなどを食べると、腕から首にかけて違和感が出るからだそうです。ダルビッシュ選手自身はそれを、「血糖値が急激に上がるためではないか」と話しています。
温かいご飯やうどんは、確かに血糖値を急激に上げる高GI食品。
そこでダルビッシュ選手はたまたまスーパーで見つけた冷凍の焼きおにぎりを食べてみたと
ころ、不調は一切なくなり、多い日は10個もそのおにぎりを食べているそうです。
ダルビッシュ選手自身も話していますが、冷凍おにぎりは、まさにレジスタントスターチの塊です。
冷ましたご飯を電子レンジで再加熱すると、冷たいままよりレジスタントスターチ量は減りますが、それでも炊きたてご飯より多くのレジスタントスターチが含まれています。
ユーチューブを見るかぎり、ダルビッシュ選手は冷ますことで低GI食品に変わったレジスタントスターチを摂取した結果、血糖値の乱高下を防ぎ、腸内環境を良好にして、それまでの不調から脱したものと思われます。
きっとメジャーリーグで活躍するほどのアスリートになると、私たちよりはるかに自分のからだの状態に敏感なのだと思います。だからこそ、レジスタントスターチの効果を如実に感じられるのではないでしょうか。
「炭水化物を冷まして食べる」ことが、いかに健康づくりに役立つのかを、ダルビッシュ選手の話は教えてくれます。
意外と知らない!間違いだらけの入浴とは
東京都市大学人間科学部教授、医師、博士(医学)、温泉療法専門医で、お風呂を医学的に研究している第一人者。早坂信哉(はやさか しんや) 先生監修で「間違いだらけの入浴」をまとめています。
「42℃を超えるお湯」は危険!
42℃を超えるお湯に浸かると交感神経の働きが活発になり、興奮状態となることで血圧が上昇します。また、血液の粘度が上がるため、血栓ができやすくなるなどヒートショックを起こしてしまう危険性も。
40℃程度のぬるめの温度は副交感神経が刺激され、血圧が下がり、心身ともにリラックスさせる効果があります。
ヒートショックや浴室熱中症対策
ミネラル入りむぎ茶で水分、ミネラル補給することを推奨しています。
その理由として、ミネラル入りむぎ茶は無糖で、カロリーやカフェインもゼロのため毎日健康的に飲用できること。
さらに血流改善効果や血圧低下作用などの効果が研究で報告されています。そのため、入浴前後やヒートショックに注意が必要な高血圧の方は習慣的に飲用すると良いでしょう。
長風呂は危険!
40℃の温度で10分を超える入浴は体温が上がりすぎ、冬でも浴室熱中症になる危険があります。
「ダイエットのために“お風呂で汗をかく”」は意味がない!
熱いお風呂に浸かって汗をだらだらと流すと、かなりのダイエット効果があるように思うかもしれません。
しかし、運動のときは自分の脂肪を燃焼させて体を動かし、結果として体温が上がり汗をかくのに対し、お風呂の場合、脂肪を燃焼させているわけではなく、お湯から熱を受け取って体温が上がり汗をかきます。
運動とは汗の出る仕組みが違うので、お風呂で汗をかいてもダイエット効果はあまりありません。
「半身浴」は意味がない!全身浴で「むくみ」解消
全身浴の方が体が温まり、血流が良くなるので、冷えの改善に効果的です。
また、お湯の量が多く深ければ、その分水圧が強くなることから、全身浴は下半身により大きい水圧がかかるため、足のむくみの解消などにも大きな効果があります。
肩こりなどの痛みにも、半身浴より全身浴のほうが効果的という研究結果もあります。
※心臓や肺に疾患がある方には、水圧がかからず体温が上がりすぎない半身浴が、オススメとなります。
「一番風呂」は肌によくない!
日本の水道水はミネラルが少なく薄い「軟水」のため、特に一番風呂はミネラル分が少なく薄いのです。
また、水道水には基準で決められた一定の塩素が含まれています。
他方、人間の体には細胞や血液といった体液中に、たんぱく質や様々なミネラル分などの成分が含まれています。
その割合は日本の水道水と比べるとずっと濃くなっているのです。
体の内側と、お風呂のお湯のミネラルの濃度の違いや、含まれる塩素が、皮膚にぴりぴり感や違和感といった刺激をもたらすと考えられています。
肌の弱い方、アトピーの方は塩素が刺激になりますので、入浴剤を入れることをお勧めします。入浴剤の他にも、レモン果汁(大さじ1杯)、うまみ調味料(小さじ1杯)をお風呂に入れることで代用可能です。
もう一度、入浴を見直して、安心安全にお風呂の効果を最大限楽しんでください!
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