「早く知りたかった!」元汚部屋主婦が激変!整理収納のプロに/「子育て中でも資格取得」果たして収入に結びつく!?

  • 2024年08月12日公開

こんにちは、ヨムーノライターで整理収納アドバイザー1級の海老原葉月です。

様々な資格がある中でも、整理収納アドバイザーに興味を持たれている方は多いのではないでしょうか?

ご家庭でのお片付けをするには、2級で学んだ内容で十分ですが、“片付けのプロ”という肩書きは使えません。整理収納アドバイザーの資格を活かして活動するには、準1級、1級の資格取得が必須です。

実は、私は2級取得後、1級を取るまでにかなり間が空きました。当時は“プロとして活動する気がないから必要ない”と思っていたのですが、一転し、取得に至りました。

今回は、準1級〜1級取得に関してや、その後どのような活動をしているかをご紹介します。

整理収納アドバイザー準1級認定講座とは?

準1級講座では2日間に渡り、お客様のお悩みにどう答えられるかを学びます。費用は36,300円(税込、テキスト代込み)。 2級講座と違って、会場開催の頻度は月に1〜2回程度低くなるため、受講にあたってスケジュールを確保するのが大変な方もいるかもしれません。私が受講したときは会場開催のみでしたが、現在はオンライン講座、WEB講座もあるようです。

私は千葉県在住でしたが、県内での開催がなかったため、東京開催(渋谷会場)に参加しました。

参加者は年齢も性別も様々。ペアやグループでのワークもあって、より実践的な内容でした。2級までは“私の収納の悩みの解決方法”にフォーカスしながらの勉強でしたが、準1級以降は、“見ず知らずの方の収納アドバイス”がメイン。持っているものや収納の形状だけでなく、その方の家族構成や家族の年齢、性格などから、よりフィットする収納方法を提案できるよう、学びを深めていきます。

整理収納アドバイザー1級試験とは?

準1級認定講座を受講した後は、いよいよ1級試験です。1級試験は、1次試験と2次審査の2段階に分かれています。試験料は1次試験のみで16,500円。2次審査のみで19,800円。どちらもセットで申し込むと32,670円で受講できます(条件あり。詳しくはハウスキーピング協会HP参照)。

1次試験

1次試験では、今まで学んできた整理収納の基本から応用まで、幅広い問題が出題されます。実は、これが意外と難関。1次試験の合格率は70〜80%と言われています。というのも、ひっかけ問題や穴埋め問題などもあるため、問題をよく読まないとわからないものもありました。

そこで利用していたのが、試験対策用のアプリでした。このアプリは現在、無くなったようで、代わりにオンライン学習サイトが(2,400円)がリリースされていました。

テキストを読み込むことはもちろんですが、こういった教材を家事や育児の隙間時間に利用しながら試験の傾向対策をしておくと安心かと思います。特に育児中は、万が一不合格になった場合、再試験を受ける時間もお金ももったいない!ここは課金してでも、一発合格できるように対策するのがおすすめです。

2次審査

1次試験に合格したら、いよいよ最終段階の2次審査です。

2次審査では、実際にクライアントをたてて、実作業を行う、または整理収納の具体的な提案を作成し、報告書を提出します。ただお片付けをするだけではなく、それをすることによってどんな効果があるかなどをプロ目線でまとめます。

私が受けたときは、4〜5人のグループ+試験官の前で、作成した資料を元にプレゼン発表をするといった内容でしたが、現在はすべてオンラインで完結するようです。合格率は90%と高め。ここまでくると、整理収納のハウツーが頭にしっかり叩き込まれているので、さほど難しくは感じないと思います。

これに合格すると、いよいよ“整理収納アドバイザー(片付けのプロ)”として胸を張って名乗れるようになります。

整理収納アドバイザーの仕事って?

整理収納アドバイザーという一つの資格ですが、仕事内容は様々。実際に私が今まで経験した仕事内容を一例としてご紹介します。

  • お片付けをしにクライアント宅へ伺う
  • セミナー講師(個人向け、企業向け)
  • インフルエンサーとしてSNS発信
  • 雑誌やテレビ取材
  • テレビの片付け企画の情報提供
  • 収納グッズ監修
  • 収納グッズの評価や企画監修(雑誌やテレビなど)
  • 整理収納特集の監修、執筆

整理収納アドバイザーの代表的な仕事として、クライアント宅でのお片付けをイメージされる方が多いと思いますが、私は今まで1度しか行ったことがありません。それでも、もう4年以上、依頼が切れることなく活動しています。それほど、整理収納アドバイザーの仕事の幅が広いんです。

子どもが小さく預け先がなくても、在宅でできる仕事も豊富にあります。“子どもが体調を崩しやすくて、外で働くことに抵抗がある”という方でも、できることがたくさんありますよ♩

私生活もキャリアも変わった

今回は整理収納アドバイザー1級取得までと、その後の活動についてご紹介しました。

“整理収納アドバイザー”という肩書きを持って活動するには、1級取得は必須。私自身、1級を取得するかとても悩みましたが、結果的に仕事の幅がかなり広がり、取得してよかったと感じています。

私の人生において整理収納アドバイザーという資格は、私生活だけでなく、キャリアや働き方をも変えてくれました。資格取得を悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

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