終売前に急いで!ま〜た【コメダ珈琲】がやってくれた「辻口シェフはなんにもわかっていない」→ソースだけお代わり希望!

  • 2024年02月15日公開

こんにちは、ヨムーノライターで700万円貯めたヤギコです。私はコーヒーチケットを買うほど「コメダ珈琲店(以下、コメダ)」が大好きです。

コメダにはコンセントや広い机がある店舗が多いため、ライター作業もとてもはかどります!しかもおいしいコーヒーやデザートも充実していて、居心地がとてもよいです。

2月1日に開催された「新作シロノワール撮影・試食会」に参加しました。期間限定のシロノワールを実食したレポと、広報さんからこっそり教えてもらった“居心地がいい店内の秘密”を紹介します。

辻口シェフとコラボした新作シロノワールは、我を忘れるうまさ

今回、コメダがコラボしたお相手は、パティシエの辻口博啓さん。金髪ヘアがトレードマークで、とても人気があるシェフです。テレビで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

これまで、辻口シェフは企業とのコラボ商品をたくさん手掛けてきました。洋菓子の世界大会にも何度も出場し、優勝もしています。

コメダも様々な企業と、限定シロノワールを作りあげてきました。しかし、ひとりのシェフとのコラボは今回が初めてだと言います。


商品名:シロノワール ショコラパッション
価格:880円~940円 / ミニサイズ:680~740円


辻口シェフは、今回のシロノワールにショコラソース、アーモンド、パッションフルーツのソースを取り入れました。 パッションフルーツのソースは、春らしさを出すために使用したそうです。

しかし、シロノワールはソフトクリーム・チョコ・デニッシュだけを使うことが美学です(と私思います)。パッションフルーツを使用するなんて邪道です。辻口シェフは、なんにもわかっていない。

と、私は思っていたのですが。このコラボシロノワールを食べた瞬間、意見が180度変わりました!なんてフルーティで美味しいのでしょう!

ちょっと桃っぽい果実ソースが、ソフトクリームにもデニッシュにも合うんですよ!フレッシュな果物特有の甘さが、新しい、春らしい、大好き。

写真を撮るのを忘れて、むさぼるように食べていました。 ソースとデニッシュの配分も忘れて、欲望のまま食べていたら、デニッシュだけが半分くらい残ってしまいました。ソフトクリームもパッションフルーツソースも、もう、ない。あーあ。

しかしどうしても我慢できなかったので、コメダのスタッフさんに尋ねました。 「あの、これソースだけおかわりとか大盛りってできないんですか?」できないそうです。

でも待ってください。 このお皿に溶け残っているソフトクリーム。一見真っ白ですが、もしかしたらパッションフルーツソースがほんの数滴でも溶け込んでいるかもしれません。

パッションフルーツが残っていることを祈りながら、丁寧にデニッシュでソフトクリームを拭き取って食べてみます。ソフトクリームの味だけ。もう一口食べます。こちらもソフトクリームの味だけ。もう一口、いた!パッションフルーツだ! ショコラの甘苦いソースの中に、華やかなパッションフルーツが広がります。だいたい、3回に1回パッションフルーツの余韻を見つけることができました。幸せです。

今、これを読んでいる方は、多分私のことを卑しいと思っているかもしれません。しかし、きっと、みんな私と同じ状態になったら、同じことをしますって! そうならないためにも、食べる時の配分にはお気をつけください!

甘味と酸味を兼ね備えたシロノワール

ご存知の方も多いと思いますが、シロノワールは、熱々のデニッシュと冷たいソフトクリームのコントラストが美味しいスイーツです。

辻口シェフは「温かさと冷たさを共存させるスイーツは、喫茶だからできる発想。テイクアウトだけしているお店では、なかなかでない」というようなことをイベントで仰っていました。

そこで辻口シェフは、「温かい×冷たい」シロノワールに、「甘味×酸味」という正反対の要素もプラスしてみたそうです。

コメダの広報さんにもお話を伺ったところ、中の方もこの辻口シェフのアイデアには驚いたそうです。「しかしシロノワールとの相性を考えて作成されたことが、一口食べてわかりました。とてもシロノワールと一体感があります」と語ってくれました。

辻口シェフのイラストが使われている

ポスターなどで使われている、「シロノワールショコラパッション」のイラスト。これは、辻口シェフが描いたもの。 コメダの会社で打ち合わせ中、ビジュアルイメージを伝えるためにその場でささっと筆を走らせたそうです。

普段も、デザインを考える時は筆で描いているという辻口シェフ。なんでもクリームを絞ることと筆で描くことは、力の入れ具合など通ずるものがあるのだそうです。

おまけ:くつろぎ重視のコメダが、店内に仕掛けた工夫

最後にコメダの広報さんから聞いた豆知識を披露します。コメダが大事にしていることは「くつろぎ」だそうです。利用者にくつろいでもらうため、店内にもさまざまな仕掛けをしていると言います。そのうちの3つを聞きました。

1つ目は、ソファー椅子の角度にこだわっています。コメダといえば、赤いソファー椅子ですよね。一見90度に見えますが、黄金比の角度で作っています。いちばんくつろげる黄金比を、独自で算出したそうです。

2つ目は「木視率」の意識。木視率とは木が見える割合のこと。木が多いと落ち着きますよね。店内でくつろげるよう、木視率も意識しているそうです。

3つ目は横の席と視線が合わないようにすること。これは高さを変えるなど配置に工夫をすることで実現しています。

このお話を聞いた後日、私はコメダに行きました。たしかに店内には木目調のものがとても多いです。そしてお互いの席があまり見えない配置になっていました。それなのに閉塞感はなく、ヌケ感があるんです。とにかく配置が絶妙です。

コラボシロノワールは、限定数に達ししだい販売が終了になります。 食べに行く際は、ぜひ店内に施されたくつろぎの工夫も合わせてチェックしてみてくださいね。

※価格などの情報は記事公開当時のもので、店舗やエリアによって異なる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

この記事を書いた人
ミセスイオン、ワークマンマニア
ヤギコ

大好き過ぎて、週7回イオンにかよっています。ワークマンのお洋服も春夏秋冬、溺愛しています。

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