【土井善晴さん】「牛肉大根レシピ」炒め物がビビるほど旨くてペロリ!尊敬してます..

  • 2024年07月10日更新

こんにちは、ごはんのことを考えたり見たりしている時間が一番大好きなヨムーノライターのharusanです。

この記事では、日本料理家・土井 善晴さんの「大根と牛肉の炒め物」のレシピを紹介します。

味付けは砂糖としょうゆだけなのに激ウマ・簡単なのですが、さらに大根を事前に加熱するという手間もなし。

帰宅後ささっと10分もあればできてしまいますよ!

土井善晴さんの牛肉大根レシピ「大根と牛肉の炒め物」作ってみた

「おいしくなりそう」という理由で、炒め物にはごま油をかけたりオイスターソースを加えたりしがちな筆者。

レシピの材料を見て調味料が砂糖としょうゆだけのことに不安を覚えながら作ったのですが、意外な結末が待っていました。

では早速作ってみましょう!

材料(2人分)

・牛こま切れ肉…120g
・大根…約1/4本(150g)
・大根の葉(あれば)…適量
・砂糖、しょうゆ…各大さじ1
・こしょう…適量
・サラダ油

※筆者は4人家族なので、写真は4人前(元レシピの2倍量)になっています。

牛肉大根レシピ①牛肉に下味をもみ込み、大根は3㎜の厚さに切る

牛こま切れ肉を食べやすい大きさに切ってから、砂糖・しょうゆをもみ込みます。

ちなみにこの炒め物の味付けはここで終了です。最後にお好みでこしょうをかける以外は出てきません!

牛肉にしっかり味をもみ込むことで、大根と炒め合わせたとき水っぽくならないのです。ビニール手袋をしてしっかりともみ込みました。

大根は皮つきのまま3㎜の厚さの半月切りにし、葉の部分を使う場合は4cmの長さに切ったあとサッとゆでて水に取っておきます。わが家は食べやすくいちょう切りにアレンジしました!

この厚すぎも薄すぎもしない大根の厚みが絶妙なんです!食べたときにかたくもなく、程よい食感で下ゆでが必要ないのもうれしいですよね。

牛肉大根レシピ②フライパンにサラダ油を熱し、大根を入れて中火で焼く

フライパンにサラダ油(大さじ1)を入れ、①の大根を中火で加熱します。少ししんなりする程度でよく、歯ざわりを残すのがポイントですよ。

いったん取り出しで、仕上げにまた戻し入れます。

牛肉大根レシピ③大根を取り出し、サラダ油を足し牛肉を炒める

フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を足して、牛肉の色が変わるくらいまで中火で炒めます。

このあと大根を戻し入れて炒めることを考えて、加熱しすぎないよう注意しましょう!

牛肉大根レシピ④大根を戻し、こしょうを少々ふり入れて炒め合わせたら完成!

大根の葉がある場合は、水気をしぼってから大根と同じタイミングで入れて炒め合わせます。

大根の葉はゆでる下処理をすることで、炒め物が葉物の水分で水っぽくなるのを防ぎますよ。

大根を戻したときに「土井さん、牛肉にしか味付いてないけど……」と最後に調味料を炒め物全体にまわしかけないことに不安丸出しだった筆者。

しかし、炒め合わせるとすぐに牛肉にしみ込んだ調味料が大根にからまり始めました。

大根が3㎜と絶妙な厚みのおかげで一瞬で中までしみ込んだような見た目に!

素材が存分に活かされている土井さんのレシピ

口の中に入れると、牛肉に味がしっかりついていて歯ざわりの良い大根との相性も抜群!

味付けは本当にしょうゆと砂糖だけ?と自分で作ってびっくりのおいしさです。

調味料を全体にかけているわけではないので、家庭の炒め物にありがちな調味料と野菜の水分でびちゃびちゃで味が薄まるといこともなく、計算しつくされた一品でした。

「お肉にしっかり下味」は、他の野菜と炒めるときにも活用したいと思います。

土井さんは日本料理が専門なことだけあって、素材を活かすシンプルな材料でありながらも下味などのテクニックで物足りなさを感じさせないおいしさを実現するレシピの数々。

アレコレ入れたらおいしいはもう卒業。尊敬しています!

ぜひ作ってみてくださいね♪

この記事を書いた人
フードコーディネーター・米粉マイスター
harusan

元料理教室講師、自身でも教室開業経験がありレシピ記事執筆が得意。フードコーディネーター・米粉マイスター。小学生と保育園児の2児の母。お酒とおつまみ大好き。

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