昨年は即完売!”幻のサンダル”発見【7,480円VSダイソー330円】価格差20倍以上!?激似系比べてみた

  • 2023年07月11日更新

サンダルの季節到来!

昨年、ダイソーで大人気だった「あのブランドそっくりサンダル」。
あっという間に品切れになり、欲しいサイズやカラーが買えなった人が続出!

今年も大人気でかなり品薄になりつつありますが、そもそも「本当にあのブランドそっくりなのか?」という問題をここで検証したいと思います。
「正直な中学生男子」に履き心地を比較してもらった感想も聞きました!

ダイソーに高級サンダル「ウーフォス」そっくりさん!?

2022年、ダイソーで発売されてSNSでも大きな話題になったのが、ダイソーの「ウーフォス」そっくりサンダル。
あまりの激似に“あっ”という間に売り切れてしまい、なかなか買うことができないほどでした。

そもそもOOFUS(ウーフォス)って?リカバリーサンダル?

こちらがアメリカの人気のサンダルブランド「OOFUS(ウーフォス)」。
その中でも特に有名で人気のサンダル「OOriginal」です。

価格は、円安になってしまったからか昨年より値上がりし、公式サイトでは税込7,480円(2023年6月現在)とけっこう高額!

「サンダルにこんなお金出せない!」という声が聴こえてきそうですが、こちらのサンダル、実は「リカバリーサンダル」といって、従来のサンダルよりも衝撃を吸収し、足や関節への負担を軽減させて体を休ませる目的で作られている特殊なサンダルなんです。

スポーツ選手やランナーが練習後や試合後に足を休める目的で履いているもの……と聞くとどんな履き心地なのか気になりますよね!?

ウーフォスとダイソーを“見た目”比較してみると……

左が比較するダイソーサンダル。商品名はそのまま「サンダル」です(笑)。

価格は税込330円(2023年6月現在)とウーフォスと比べると激安。
比較していいのか心配になる価格差ですが、見てください、このそっくり度!

ダイソーサンダルが「ウーフォスそっくりサンダル」と騒がれる意味がわかります。

横から見ると一見激似……だけど、何かが違う!?

横にして比較してみると、一見よく似たシルエットをしていますが、ウーフォスのほうが土踏まず部分がウェーブになっていて、凹んでいます。
土踏まずにしっかりフィットして体重がかかったら沈むように密着する仕組みなのがわかりますね。

ダイソーのほうは、まっすぐで土踏まず部分に凹みがありません。

裏返すとまったく違う!ダイソーの穴、実は?

裏返してみると、ウーフォスのほうは土踏まず部分がくびれていますが、ダイソーは土踏まずがない形状です。
また、ウーフォスは格子状になっていて、体重が乗ると地面にフィットするようになっている一方、ダイソーはたくさんの「穴」が空いています。

実はこのダイソーサンダルの穴、ちょっと厄介なんです。

なんと、1日公園などを散策していただけで……、

これだけの小石がダイソーサンダルの裏に詰まっていて、驚愕しました。そしてこの穴、かなり深くて穴ひとつに小石が数個詰まってしまい取るのも一苦労……。

いったい何のためにこんなに無数の穴があるのか調べてみると、一般的にすべらない効果があるようなのですが、とはいえこの小石量は…ちょっと引きました(笑)。

表面や感触を比較!圧倒的にクッションが違う!

次に足が入る「表面」をチェック。
一目瞭然ですが、ウーフォスのほうは裏と同じく格子の凹凸、ダイソーのほうはつぶつぶと丸い突起が並びます。

実際に足をサンダルに入れてみると、ウーフォスのほうは……、

サンダルが吸いつくように足裏にフィットしてきます!
この感触は他のサンダルで味わったことがないかも!?

指で押してみると、もっちりしていて素材が通常のサンダルとは違うことに気づきます。

一方、ダイソーサンダルはというと、

足を入れてみても、ウーフォスのような「吸いつく」ような感触はありません。
もっとかためで、要するに「普通のゴムサンダル」の感触です。表面のつぶつぶが、ザラッとしていて、常に足裏と隙間があるので、サンダルが密着するのが苦手な人にはとてもいいと思います。

…では、次はとうとう履き心地を比較します!

中学生男子が正直履き比べ「ダイソーは普通」

こちらのダイソーサンダル。
実はサイズは26cmで中学生男子が日々履いているものです。

履き心地は「満足。普通に満足。え、履き心地?普通のサンダルだね」という感想です。確かに筆者も履いてみましたがそう思います。

次にウーフォス履いた瞬間、中学生男子走り出す!

ダイソーサンダルを日常的に履いている中学生男子に、今度はウーフォスを履いてもらうと、最初の言葉は「うわ!なにこれ!」でした。

「ふわふわしていてまるで雲の上を歩いているような感覚だし、前に足が自然と出て走り出しちゃう」と走り始めました(笑)。

「ダイソーサンダルとはまるで別物だし、とにかくすごい。こんなサンダル履いたことない」と興奮気味。

リカバリーならウーフォス、コスパはダイソー!

ウーフォスのサンダルは履いてみると、リカバリーサンダルのパイオニアたちの技術が詰まっていることを実感します。

実は筆者、1ヶ月前に左足裏の筋を傷めてしまい、100m歩いただけでも痛みが出てくるのですが、ウーフォスだと痛みを感じることなく歩けるんですよ、すごいですよね。

そして、ダイソーサンダルは330円商品としてはデザインレベルが高く、ゴムサンダルとしてとてもコスパがいいと思います。

ただリカバリー力はまったくないと思いました。 もちろん、どちらも持っていて損はない!

今年の夏はぜひ、お気に入りをみつけてくださいね。

※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

この記事を書いた人
ヨムーノライター
木月ハチ

ダイソーなどの100均や、ニトリ・無印良品の新グッズ、カルディの話題の食材など、トレンド情報を発信しています。

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