ムリなく食費月2万円台!【頑張らない食費節約】「献立は考えない」「作り置きしない」年72万円カット
- 2023年05月13日公開
こんにちは!くふうLive!ライターで、年間72万円の食費節約に成功した海老原葉月です。
続く値上げ。日々の家計への打撃も止まりませんよね…。そろそろ家計管理が辛くなってきた方も多いのではないでしょうか?あれこれと節約術を試しても、なかなか効果がなかったらなおさら悲しいですよね…。
わが家は収入が半減したのをきっかけに家計を見直し、一ヶ月8万円かかっていた食費を2万円に抑え、年間72万円も節約できるようになりました!
それまでの道のりはもちろん単純なものではありません。様々な節約を試しては失敗を繰り返し、ようやく“わが家にぴったりの節約”を見出しました。
今回は私が試して感じた、“逆にやめてよかった”と思う節約術を3つご紹介します。
作り置きはロスを増やす
節約の王道といえば、作り置き!予め何日分かのおかずをまとめて作ることで、外食を防止できたり、毎食作る手間や時間を省けたりします。
節約を始める前は、週末のお昼と夜は外食一択。ファストフードやフードコートでちょっとでも安く済ませようとしていましたが、それでも3,000円はかかります。これが作り置きで防げるなら、楽に節約できる!と思い、始めました。
作り置きに向いているレシピを参考に、平日分のおかずを7〜10品ほど作ってストックしていました。当時、子どもたちは幼稚園生。まだまだ何かと手がかかる時期で、家事に費やす時間も限られていたため、作りおきにはかなり助けられました。
時短にもなって助かったものの、“節約”という観点からみる残念ながらその効果は想定の半分ほどでした。というのも、作り置きを作ってはみたものの、消費ペースが上がらなかったんです。
作り置きのデメリットである「食べ飽きる」「全然減らない」にみごとに直面(泣)。3日連続で同じおかずが食卓に並ぶこともありました(笑)。
リメイクするほどの余裕もテクニックもなかったので、飽きて食べてもらえず、残念ながら破棄してしまうことばかりでした…。1時間以上も時間をかけて作ったのに…努力は報われませんでした(泣)。
献立を決めても気分が変わる
節約していても、健康的な食生活を諦めたことはありません。育ち盛りの子どもたちにとって、食事は大事な栄養。大人だって体が資本ですからね!
バランスの良い食生活を送るために、平日5日間の夕飯の献立を予め決め、そのメニューに合わせて買い物をしていました。給食のメニューとかぶらないように試行錯誤したり、飽きないように和洋中と毎日組み替えたり、少ないレパートリーのなかから頭を抱えて決めることもありました。
でもこの努力も虚しいかな。予め献立を立てても、“今日はそんな気分じゃなかった”なんてことがあるんですよね〜。子どもから大ブーイングを浴びることもありました(笑)。
「あんなに時間をかけて考えたのに〜(泣)」とイライラするし、良かれと思ってしていることを全否定されているような気持ちになって悲しくもなりました。
現在は、賞味期限が近い食材使いつつ、その日の気分や家族のお腹の空き具合を優先して、当日に献立を考えています。うっかり給食のメニューとかぶることもあるけど、「学校と家では味付けが違うからよし」としています(笑)。おかげで誰もイライラすることなく、平和に食卓を囲めるようになりました。
下味冷凍は変更不可
献立と同じ理由でやめたのが、予め食材をひとまとめにして、下味をつけてから冷凍する“下味冷凍”です。すでに味付けされているので、あとは火を通すだけ。
ですが…。今日は生姜焼きセットを解凍してあるのに、子どもたちは唐揚げが食べたい!なんてことがよくあるんですよね(笑)。
気分が乗らないと食が進まないのが子ども。せっかく作っても、しょうがなく食べてくれている雰囲気に、申し訳ないような、イライラするような…複雑な気持ちでした。
さらにもうひとつ問題がありました。調理の際に味付けをしなくてもいいように下味をつけて冷凍しているはずなのに、味見をするとなんだかパッとしないんです。
結局、調味料を足して味を整える“手間”が発生するんです。味見をしてから冷凍できたらこんなことにはならないのですが、できるわけもなく(笑)。
それならせめて、味付けだけでもその日の気分に合わせられるようにしよう!と思い、味付けをしないシンプルな冷凍方法に落ち着きました。
冷凍保存による食材管理の手軽さはそのままキープしつつ、家族のリクエストにも多少は答えることができるので、お互いがイライラすることもありません。不安だった味付けも、安心して味見をしながら調味できます(笑)。
節約は“トライ&エラー”の繰り返し
今までいろんな節約方法を試してきて感じたのは、“合う・合わないは人それぞれ”ということ。私が実践している節約方法が必ずしもあなたにぴったりなわけではありません。
合うか合わないかはやってみないとわかりません。“トライ&エラー”を繰り返すなかで、苦なく続けられる方法こそが“あなたにぴったりの節約術”だと思います。
面倒に感じますが、一度ハマってしまえばこっちのもの(笑)!自身の性格や家族のタイプをみながら、どんな節約が合うのかを吟味してみてくださいね♪
整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。
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