くせ毛を活かす!50代髪型カタログ「ショートで手入れが楽」「人気のウルフカットも」

  • 2022年10月17日公開

くせ毛でもショートにできる?50代はどんな髪型にしたらいいだろう?と、髪のお悩みは尽きないものです。特に肌や髪に変化が表れてくる50代は、今までのヘアスタイルではしっくりこないことも。

今回は元美容師で髪のスペシャリストのヨムーノライターsakuranboが、50代におすすめな髪型をご紹介します。

くせ毛は抑えるのではなく、むしろ「活かす」ことでお手入れが楽になりますよ!

くせや髪の変化でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。

50代でくせ毛が悪化するのはどうして?

50代にさしかかると今までと同じようなお手入れをしているのに何故だかまとまらない、くせ毛が出てきた、という悩みが増えるもの。

元からくせ毛の人はもっとくせが強く、そして直毛だった人にもくせ毛のようなうねりがでてきます。

このように年齢とともに変化する髪を「エイジング毛」と呼び、多くの女性が悩みを抱えているんです。

くせ毛が悪化する原因は、ホルモンバランスの変化や頭皮のたるみによるものがあげられます。

ホルモンバランスが変化すると髪の中の水分バランスが変わる、栄養分が不足しハリがなくなるなど、パサつきやボリューム不足を引き起こします。

また、頭皮がたるむことにより毛穴にもゆがみが。ゆがんだ毛穴から伸びてくる髪は毛穴の影響を受けて曲がって生えてしまうので、伸びていく過程でくせになってしまうんです。

今まで直毛だった方がくせ毛になるのは、こういった頭皮のたるみが主な原因のひとつだと考えられます。

エイジング毛が老けて見える原因に…

では、エイジング毛はなぜ老けた印象をつくってしまうのでしょうか。原因と解決法を1つずつみていきましょう。

老け見え原因1:ツヤがない

老けて見える原因のひとつにツヤのなさがあげられます。

同じヘアスタイルでも乾燥などでパサつきがあると疲れた印象に見えてしまいますよね。

パサつきの原因には髪の水分量の減少ももちろんありますが、カットですきすぎたことが原因の場合も。

<解決法>

  • ヘアスタイルの表面に短い毛を作らない

  • 全体的にスキバサミを入れすぎない

  • スタイリングにヘアオイルなどの艶出しアイテムを使う

老け見え原因2:カットやセットのバランスが悪い

ボリュームを出しやすいくせ毛ですが、シルエットによっては老けて見える原因になるんです。

ショートの基本のシルエットはひし形。トップがふんわり、そして頬の少し高い位置からあごに向けてタイトになるようなバランスが黄金比率です。

もちろん個々の顔型にも似合わせは変わりますが、トップにボリュームがないと少し物足りなさを感じさせます。

<解決法>

  • トップは高さがでやすいようにカットする

  • ドライヤーで乾かすときにトップは根元を立ち上げるようにする

  • サイドは極端にボリュームダウンせずにトップからつながるようなバランスで調整する

老け見え原因3:分け目が目立つ髪型

同じ場所ばかりで分けていると、分けられた部分の頭皮が紫外線ダメージなどで細くなり、地肌が見えやすくなってしまいます。

地肌が見えやすいと薄毛の印象や白髪が見えやすくなることでより老け見えの原因になるんです。

ショートやウルフでは分け目がない方が自然にスタイリングができることが多く、むしろ分け目が不自然に見える場合も。セットが難しく感じるなら、美容師さんに相談するのもおすすめです。

<解決法>

  • ドライヤーで乾かすときに分け目をつけないようにする

  • 分け目がある髪型なら日によって分け目の場所を変える

  • カットのときに分け目がないヘアスタイルに切ってもらう

50代のくせ毛に似合う髪型【ショート編】

➀ナチュラルショートでヘルシーに

トップはふんわり、分け目をなくしてナチュラルな印象のショートに。

斜め前髪からサイドに流して、耳かけしてスッキリとメリハリのあるスタイルにしています。

②クセを活かしたアシメでアンニュイに

がっつりと片サイドに分けたら、少ない方は後ろに引いてスッキリと、多い方はあえてクセを出してボリューミーに仕上げましょう。

柔らかめのワックスやバームなどで軽やかな束感を作ってあげると動きがでておしゃれな印象になります。

③ふんわり王道大人ショート

あごに向けて前下がりのラインと、襟足がキュッと閉まったシルエットが大人かわいい雰囲気に。

トップからふんわりと丸みを出すようにスタイリングしましょう。どこから見ても素敵なスタイルの王道ショートです。

50代のくせ毛に似合う髪型【ボブ編】

➀くせ毛がおしゃれな重めボブ

丸いラインで重ためにカットしたボブです。重めなのでくせで広がりやすい人でも扱いやすいスタイルに。

くせはあえて出すことで、柔らかさをプラスします。

②ボブだけど自然なウルフがポイント

重たいイメージのボブですが、表面に軽くレイヤーを入れることでライトな印象に。

くせ毛が動くのが、逆にこなれ感を出しています。

③毛先の動きとインナーカラーが魅力

ナチュラルな髪色ですがインナーカラーに明るめをチョイス。

そして毛先はくせを自然に活かした外ハネでカジュアルな雰囲気に。

50代のくせ毛に似合う髪型【ミディアム編】

➀ナチュラルウルフでフェミニンに

ナチュラルなウルフにすることで、甘めテイストに変身。毛先の外ハネで軽やかさも演出しています。

トップはふんわりエアリーに仕上げましょう。

②マッシュウルフで美シルエットに

マッシュウルフなら毛先の軽さと表面のふんわり感を実現できます。

くせ毛を活かした緩やかなカールで優しい雰囲気にしましょう。

③かきあげバングがこなれ感をプラス

前髪が長めならかきあげバングで大人っぽい印象に。

根元に立ち上がりをつけることでトップのふんわり感とつながります。

50代のくせ毛に似合う髪型【ロング編】

➀ロングなら毛先の緩やかな動きが華やかに

ロングだと髪の重みがあるので広がりにくく、毛量多めさんでもまとまりやすくなります。

くせはあえて出すことで華やかな雰囲気にしましょう。

②ウルフカットで毛先に動きを

ロングでもレイヤーを入れることで毛量を減らせるほか、毛先の動きを楽しめます。

くせを出したり、毛先だけワンカール巻いたり、様々なスタイリングをしてみましょう。

③斜め前髪とレイヤーが大人かわいい

斜め前髪を作ることで、ふんわり感とかわいさを演出。

顔周りもカットラインをつなげて、自然な動きがでるようになっています。輪郭カバーができるので小顔効果も期待できますよ。

50代からのくせ毛は楽しめる♪

くせ毛は上手に活かして動きのあるスタイルを作るのが大人琉。

抑えるところと膨らませるところを意識してスタイリングすると、メリハリある素敵へアができますよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
お得大好きママライター
さくら🍒

「楽しみながら子育てをする」をモットーに毎日娘達と奮闘中!お得マニアなので皆さんにお得な情報をお届け。食べること、DIY&手芸、旅行にカメラと多趣味で好奇心のままに生きています♪

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