大人女性が笑って泣いて楽しめる話題作続々♡６月の新作映画をピックアップ

６月の新作映画は、ひとクセあるラブストーリーや人生を見つめるきっかけになりそうなすヒューマンドラマなど、大人が楽しめる話題作が続々公開されます。また、梅雨のじめっとした気分を吹き飛ばすようなコメディも！公開日順にご紹介します。

最強の主夫力であらゆる家事をこなし、ご近所トラブルを解決してきた元極道の龍が、ドラマ、アニメに続き、ついにスクリーンデビュー！笑って、笑って、最後には感動！？夏を先取りするような賑やかな“お祭りムービー”が完成しました。

主人公の龍を演じる玉木宏さんのほか、川口春奈さん、志尊淳さん、竹中直人さん、稲森いずみさん、滝藤賢一さんら鉄板のレギュラー陣が総出演。さらに吉田鋼太郎さん、松本まりかさん、安達祐実さんらが演じる“濃いキャラ”たちも新たに加わり、キャラの大渋滞を巻き起こしています！

かつて“不死身の龍”と恐れられた伝説の極道・黒田龍 （玉木宏）は美久（川口春奈）との結婚を機に足を洗い、最強の専業主夫として血のつながらない娘・向日葵（白鳥玉季）と3人で穏やかに暮らしていた。そんなある日、街に近藤（吉田鋼太郎）率いる極悪地上げ屋が現れる。

土地を狙われている「かりゅう保育園」を守るために、龍は元舎弟の雅（志尊淳）と用心棒を買って出るのだが、近藤たちの行動はどんどんエスカレート。そんな中、龍の隠し子騒動や龍を巡る恋愛バトルが勃発するなど、問題が次々に出現...！龍は抗争を終わらせるため、すべてにケリをつけるために“史上最大の夏祭り”を開幕する！

玉木宏　川口春奈　志尊淳　古川雄大　玉城ティナ　MEGUMI　安井順平　田中道子　白鳥玉季　水橋研二　本多力　くっきー！(野性爆弾)　中川大輔　片岡久道　新川優愛　渡辺邦斗　猪塚健太　藤田朋子　安達祐実　橋本じゅん　松本まりか　滝藤賢一　吉田鋼太郎(特別出演)　稲森いずみ　竹中直人　ほか

公開日：6月3日（金） 全国の映画館で公開
原作：おおのこうすけ「極主夫道」(新潮社「くらげバンチ」連載中）
監督：瑠東東一郎
脚本：宇田学　瑠東東一郎
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント　

日本映画界を牽引する阪本順治監督が、伊藤健太郎さんのために書き下ろしたオリジナル新作『冬薔薇（ふゆそうび）』。伊藤健太郎さんの生い立ちから、役者人生を暗転させた過ち、その後の生き方についてまでじっくり耳を傾け、シナリオに反映させているそうです。

伊藤健太郎さんもまた「自分はもう、失うものはなにもない」という強い気持ちで挑みます。オールロケ撮影で美しい映像とともに届けられる、渾身の作品をぜひ劇場で。

ある港町。専門学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってはダラダラと生きる渡口淳（伊藤健太郎）。両親の義一（小林薫）と道子（余貴美子）は埋立て用の土砂をガット船と呼ばれる船で運ぶ海運業を営むが、時代とともに仕事も減り、後継者不足に頭を悩ましながらもなんとか日々をやり過ごしていた。

淳はそんな両親の仕事に興味も示さず、親子の会話もほとんどない。そんな折、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。そこに浮かび上がった犯人像は思いも寄らぬ人物のものだった…。

伊藤健太郎　小林薫　余貴美子　眞木蔵人　永山絢斗　毎熊克哉　坂東龍汰　河合優実　佐久本宝　和田光沙　笠松伴助　伊武雅刀　石橋蓮司　ほか

公開日：6月3日（金）新宿ピカデリーほか全国ロードショー
脚本・監督：阪本順治
配給：キノフィルムズ

「圧倒的にリアリティのある日常」がスクリーン上で展開され、まるで隣のカップルの生活を覗き見しているかの感覚に陥る、これまでにない恋愛映画が誕生しました。本作で長編映画監督デビューを飾る加藤拓也さんは、今最も注目を浴びる若手演出家・劇作家。

主演を務めるのは、多くの映画賞受賞の経歴を持つ若手俳優の木竜麻生さん。共演には、昨年『くれなずめ』『空白』など話題作に出演、唯一無二の存在感を放つ藤原季節さんです。ふたりの生活が他人事に思えないような、生々しく新しい映画体験を楽しんで。

大学でデザインの勉強をしている優実（木竜麻生）には、演劇サークルに所属する直哉（藤原季節）という恋人がいるが、ある日、自分が妊娠していることに気付く。悩みながらも優実は直哉に妊娠と、ある事実を告白する。

直哉は表面上の祝福をするが、優実には直哉の祝福が本心であるかどうかは、気にも留めなかった。現実を受け入れようとすればするほどふたりの想いや考えはすれ違い、そしてふたりのクライマックスが始まる...。

木竜麻生　藤原季節　菅野莉央　清水くるみ　森田想　桜田通　山崎紘菜　片岡礼子　石田ひかり　佐戸井けん太　ほか

公開日：6月10日（金）新宿武蔵野館ほか全国公開
監督・脚本：加藤拓也
配給：ラビットハウス

2020年に放送され歴代最高タイとなる平均世帯視聴率を記録、現在第2シーズンが絶賛放送中の土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス』。ホラーでありコメディ、そして社会派な一面ももつ、この異色のドラマがついに映画化します！

主演の小芝風花さんや、妖怪を演じる松本まりかさん、毎熊克哉さん、池谷のぶえさん、大倉孝二さんらお馴染みのキャストが揃い、息ぴったりの掛け合いは健在。一方、シェアハウスメンバーたちの“闇落ち”や新キャラクターが登場するなど、映画ならではの見どころ満載となっています。

相変わらず妖怪たちと楽しく暮らしながら、作家になる夢を追いかけている澪（小芝風花）。世間ではAI恋人アプリが大流行中だが、仕事に追われている澪は恋愛とはご無沙汰だった。そんなある日、上司に無茶振りされた取材でイギリス育ちの天才数学者・AITOに出会い、恋に落ちる。

理想の王子様との幸せな日々もつかの間、澪はその恋がシェアハウスだけでなく巷の妖怪たちを危険に晒していることを知る。その頃、人間社会にもある"現象"が起き、人間の未来は大きく変わろうとしていた。人間と妖怪の歴史の分岐点の鍵となる、澪の決断やいかに...！？

小芝風花　松本まりか　毎熊克哉　池谷のぶえ　豊田裕大　井頭愛海　尾碕真花　小久保寿人　安井順平　望月歩　池田成志　大倉孝二　ほか

公開日：6月17日（金）全国ロードショー
監督：豊島圭介
脚本：西荻弓絵
配給：東映

“ボーイズラブがつなぐ女子高生と老婦人の友情物語”というこれまでにない設定の本作。「このマンガがすごい！2019 オンナ編第1位」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門新人賞」など数々の漫画賞を受賞した同名作品が原作となっています。

10年前に孫と祖母役で共演経験のある芦田愛菜さんと宮本信子さんが、再共演を果たし年の差58歳の友情を紡ぎます。他キャストには、高橋恭平さん（なにわ男子）や古川琴音さん、光石研さんら幅広い世代の個性豊かなキャストが集結。あたたかくて愛おしい世界観を作り上げています。

引っ込み思案で周囲に馴染めず、さえない生活を送る17歳の女子高生=うらら（芦田愛菜）。うららの密かな楽しみは、大好きなBL漫画をこっそり読んで胸をときめかせることだった。一方、古い一軒家に一人で暮らす雪=75歳（宮本信子）。夏のある日、ふらりと本屋に立ち寄った雪は、美しい⻘年2人が描かれた漫画本の表紙に一目ぼれ。すっかりBLの世界観に魅了されていく。

続巻を買い求めに再び本屋へ足を運ぶ雪。その本屋でアルバイトをするうらら。二人は出会い、思いがけずBL話で盛り上がり、BLがつなぐ奇妙で微笑ましい友達関係がスタート。そしていつしか、「創作漫画の大規模即売会への出展」という大きな挑戦を決意する二人。最初の⻘春と最後の⻘春、うららと雪の挑戦がはじまったーー！

芦田愛菜　宮本信子　高橋恭平(なにわ男子) 　古川琴音　汐谷友希　伊東妙子　菊池和澄　大岡周太朗　生田智子　光石 研　ほか

公開日：６月17日（金）全国公開
原作：鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)
監督:狩山俊輔
脚本:岡田惠和
配給：日活

底辺Youtuberの女性と、その女性を支える男性が織りなすラブストーリー...かと思いきや、決してほっこり胸キュン恋愛映画ではない本作。誰しもが持つ醜さや葛藤にフォーカスし、好き嫌いの感情がポップに描かれた現代らしい物語です。

これまでのイメージとは全く異なる、狂気さをはらんだ役所のムロツヨシさん。明るく一生懸命な反面、欲と憎悪に満ちた底辺Youtuber役の岸井ゆきのさん。人気俳優二人の新たな顔もこの映画の見どころの一つと言えそうです。

主人公・イベント会社に勤める田母神（ムロツヨシ）は、合コンでYouTuber・ゆりちゃん（岸井ゆきの）に出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫に思い、まるで「神」の様に見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。アクセス数がなかなか上がらないながらも、前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていく。

そんなある日、ゆりちゃんは、田母神の同僚の紹介で、人気YouTuberと知り合い、彼らとの“体当たり系”コラボ動画により、突然バズってしまう。イケメンデザイナ一とも知り合い、瞬く間に人気YouTuberの仲間入りをしたゆりちゃん。一方、田母神は一生懸命手伝ってくれるが、動画の作りがダサい。良い人だけど、センスがない...。恋が始まる予感が一転、物語は“豹変”するーー!

ムロツヨシ　岸井ゆきの　若葉竜也　吉村界人　淡梨　栁俊太郎　田村健太郎　中山求一郎　廣瀬祐樹　下川恭平　前原滉　ほか

公開日：6月24日（金）TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイント ほか全国公開
監督・脚本：𠮷田恵輔
配給：パルコ

梅雨に入りジメジメとした毎日が続く6月。そんな湿った気分を映画館で発散させませんか？笑えるコメディから心温まるヒューマンドラマ、クセあり恋愛映画など、映画館では素敵な作品が待っていますよ。