軍服務中に新人男優賞受賞!「パクヒョンシク」長編映画初主演作「8番目の男」見どころ紹介

  • 2023年09月29日更新

こんにちは、映画とドラマのことならお任せ!ヨムーノライターのはるです。

今回は、今年1月に兵役からカムバック!バラエティにも出演するなど早速活動を再開しているパクヒョンシクの作品を紹介します。

除隊後の復帰作が待ち遠しい人気俳優パクヒョンシクが、韓国映画評論家協会賞の新人男優賞を受賞した長編映画初主演作「8番目の男」。

これまで数々の華々しい役柄を演じてきた彼の、貴重な一般人役をぜひ楽しんでくださいね。

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韓国映画「8番目の男」のあらすじ

2008年、韓国では国民参与裁判が開始。その初めての裁判を、女性判事のジュンギョム(ムン・ソリ)が担当することになります。担当する事件は犯人の自白もあり、簡単に終わるものと思われていましたが、陪審員の1人であり長年遺体の清掃業に従事してきたギベク(キム・ホンパ)が解剖医の意見に反発を示してから、被告人が自白を取り消し流れが変わることに。

ギベクは退廷させられ、代わりにナムク(パク・ヒョンシク)が陪審員に加わることになりますが、ナムクは色々なことが気になり実験や現場検証を願い出て……。

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韓国映画「8番目の男」の見どころ

無罪か、有罪か。判事の決断は……

1957年のハリウッド映画「12人の怒れる男」を彷彿とさせる本作は、ホン・スンワン監督が実際の事件を元に複数の判事に会ってリサーチを重ね、50件もの類似事件や、判決が交錯した裁判の判決文540件あまりを参考に脚本を執筆しています。

そんな本作に登場する陪審員たちは、生まれも育った背景も生活環境もバラバラ。早く帰りたいからと多数決でさっさと終わらせようとする人もいれば、もう少し話し合ったほうが良いと言う人も。

そうした陪審員たちが、話し合いの中で捜査の疑問点に気づき、意見を変えていくストーリーはとても見応えがありました。無罪か、有罪か。ジュンギョムが始めに言った「法は人を罰しないためにあるのです」「むやみに処罰できないよう設けた基準が法なのです」という言葉が通るのか、ぜひ最後まで観てみてくださいね。

普通の人を演じたパクヒョンシク

これまで御曹司や社長、王に特殊能力を持つ男など、個性的で華やかな役を演じることの多かったパクヒョンシクは、本作で気になることはそのままに出来ない一般人ナムクを演じました。

監督は軍入隊バラエティ「本物の男」で、何も知らずにひとつひとつ学ぶパクヒョンシクの姿を見てナムクに通じるものを感じ本作にキャスティングしたそうですが、撮影は「本物の男」からずいぶん時間が経って行われたため、その変化に驚かれたそう。

監督からは、「何も考えずにしてください。研究しないでください」と言われたそうで、監督の意図に合わせて演技するよう注意したそうです。

初シーンの撮影に苦労し、同じシーンを27テイク撮影した彼は、先輩俳優で「姉さん」と慕うムンソリに相談。温かい励ましをもらい、元気づけられたのだとか。

そんな彼は、本作では持ち前の華々しい雰囲気を完全に封印し、どこにでもいる一般人ナムクとして映画の中に溶け込んでいました。自分の魅力を自由自在に操るパクヒョンシクの演技に、ぜひ注目してください。

気になるドラマを観て”Stay Home”を楽しみましょう

いかがでしたか?実在の事件を元に、監督がいくつもの事件や判決文を参考に仕上げた手に汗握る本作を観て、ぜひおうち時間を楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人
映画・ドラマに情熱を注ぐエンタメ専門Webライター
はる

映画館スタッフやCATVの営業を経て、現在はWEBライターとして活動中。主に、大好きな映画やドラマの情報をマニアならではの視点でお届けしていきます♪

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