【韓国ドラマ】「LINK:ふたりのシンパシー」【ネタバレ注意】全16話の見どころと平均視聴率

  • 2023年08月10日更新

こんにちは、無料視聴期間も駆使して韓国ドラマを鑑賞しているヨムーノ編集部コラム担当です。

日本で配信されている韓国ドラマは、NetflixやU-NEXT、アマゾンPrime Videoなどすべてに配信されているドラマもあれば、先行配信や独占配信の作品も多々あるので、どこに有料加入したほうがいいのか配信作品のチェックも欠かせません。

ここでは、Netflixでは配信されていない韓国ドラマ「LINK:ふたりのシンパシー(ディズニープラス)」と韓国ドラマ「怪物(Prime Videoほか)」の共通点をピックアップしてみました。

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韓国ドラマ「LINK:ふたりのシンパシー」

  • ディズニープラス スターにて独占配信中。

Netflixは未配信。
制作会社はスタジオドラゴンです。

「LINK:ふたりのシンパシー」 キャスト

© 2022 Disney and related entities © STUDIO DRAGON CORPORATION

ヨ・ジング:「怪物」「王になった男」「絶対彼氏。」「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」
ムン・ガヨン:「その男の記憶法」「女神降臨」「偉大な誘惑者」

本作は、子役の頃から“国民の弟”として親しまれ、「怪物」「王になった男」など人気の映画やドラマに出演する若手実力派俳優、ヨ ・ジングと、「女神降臨」の好演で多くの視聴者の共感を得たムン・ガヨンを主演に迎え、18年前の事件の傷を癒しながら、1人の男が見知らぬ女性のあらゆる感情を共にする"感情共有"ロマンス。

「LINK:ふたりのシンパシー」あらすじ 全16話と平均視聴率

「LINK:ふたりのシンパシー」の平均視聴率は2.108%です。
視聴率はWikipediaから引用しています。

© 2022 Disney and related entities © STUDIO DRAGON CORPORATION

双子のテレパシーにより、妹の感情とリンクしていたウン・ゲフン。
18年前に妹が行方不明になって以来リンクが途切れ、ゲフンは悲しみを抱えたまま有名シェフに成長する。

そんなある日、再び他人の感情を感じるようになったゲフンは、感情の主(ぬし)に会うために、妹が行方不明になった怪しい町、チファ洞へと向かう。その町で、なぜかつながってしまった感情の主、ノ・ダヒョンと出会う。
18年前の事件の傷を癒しながら、1人の男が見知らぬ女のあらゆる感情を感じることになったその秘密とは…。

【スタッフ】監督:ホン・ジョンチャン (「未成年裁判」「彼女の私生活」「ライフ」「ディア・マイ・フレンズ」)
脚本:クォン・ギヨン (「あやしいパートナー」「君を憶えてる」)

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第1話 リンク -つながる 視聴率3.124%

18年ぶりに誰かの感情がリンクしてきたゲフンは、双子の妹ゲヨンが行方不明になった町、チファ洞へと向かう。そこでダヒョンと出会うのだが、ダヒョンは本物のストーカーに命を奪われそうになる。

第2話 ウソ 視聴率3.098%

ダヒョンは、冷蔵庫の中の死体を捜そうとしゲフンの周りをうろつく。ゲフンはそんなダヒョンを変だと思いながらも、もしかすると行方不明になった妹かもしれないと考え、様子を見る。

第3話 告白 視聴率2.280%

冷蔵庫の死体が消えた。さらに厄介なことにウンジョンが現れ、ジングンの行方を尋ねる。ゲフンのレストランに就職したダヒョンは、ゲフンに対してときめくようになる。

第4話 ダサいけど、運命 視聴率2.562%

ダヒョンは、自分の身に危険が及ぶたびに現れるゲフンのことをいつの間にか好きになる。そんなダヒョンの感情を知ったゲフンはダヒョンと距離を置く。だがゲフンはダヒョンのことが気になってしかたがない。

第5話 あの子が帰ってきた 視聴率1.933%

ゲフンが、昔、行方不明になったゲヨンの兄だという事実が知れ渡る。ダヒョンは、今までゲフンが自分に親切にしてくれていたのは、妹だと思っていたからだと知ってしょんぼりする。

第6話 ドキドキする 視聴率2.533%

ゲフンはダヒョンに「あなたの感情を感じる」と言いリンクについて打ち明けるが、ダヒョンはそれを冗談だと思ってしまう。そんな中ゲフンは、ダヒョンがウォンタクと一緒にいるのを見て嫉妬する。

第7話 刺す 視聴率1.469%

ダヒョンを守るゲフン。もはやジングンの怒りはゲフンへと向かう。一方、行方をくらましていたウンジョンが戻ってきたことで再び波乱が巻き起こる。

第8話 チファ洞の子供たち 視聴率2.133%

ゲフンが危険に巻き込まれることを恐れたダヒョンは、秘めていた思いを打ち明けると同時に一方的に別れを告げる。そんなダヒョンの姿を見てゲフンの胸も痛む。そんな中、ウンジョンの正体が明らかになる。

第9話 振り返るな 視聴率1.748%

ダヒョンは昔見た悪夢は単なる夢ではなかったのかもしれないと思い怖くなる。ゲフンは行方不明事件のてん末を聞き出すためにウイチャンを訪ねる。そんな中、ゲフンがチファ洞へ戻ってきた本当の理由が明らかになる。

第10話 赤い門 視聴率2.234%

キスでお互いの気持ちを確かめ合ったゲフンとダヒョンは周りにバレないよう秘密の恋愛を始める。ダヒョンと過ごす日々が幸せであればあるほど、ゲフンは罪悪感を覚える。ダヒョンは夢の中に出てきた赤い門を訪ねる。

第11話 目撃者 視聴率1.467%

ダヒョンは、行方不明事件について知ってる様子の母と祖母を怪しむ。ゲフンは、危険を 冒してまで記憶を取り戻そうとするダヒョンを心配する。お互いを思うあまり、2人は初めてケンカをする。

第12話 予感 視聴率1.873%

ゲヨンを置いて1人生き残ったことがつらいダヒョン。赤い門の家を調べていたゲフンは意外な人物と会う。一方、ジングンの行方を追っていたウォンタクとミンジョは、衝撃的な光景を目の当たりにする。

第13話 お母さんの秘密 視聴率1.423%

ジングンが殺害された。ゲフンはダヒョンまでも失ってしまうのではないかと怖くなる。そんなゲフンのために記憶をたどっていたダヒョンは、ボッキの秘密を知る。ゲフンとダヒョンはそれぞれ有力な容疑者たちに会う。

第14話 平凡な悪 視聴率2.021%

犯人は1人ではなかった。犯人が再びダヒョンを狙う中、ゲフンは、皆が黙ってさえいなければゲヨンを見つけることができたという事実を知って苦しむ。ダヒョンは、そんなゲフンの悲しみをリンクで感じる。

第15話 リンク 視聴率1.610%

ダヒョンを見るたびにゲヨンが浮かんでしまうのがつらかったゲフンはダヒョンに別れを告げる。別れたくないとは言えないダヒョン。別れた後も自分の感情を感じるであろうゲフンのために悲しくても笑おうと努力する。

第16話 ふたりのシンパシー 視聴率2.228%

ゲフンとダヒョンをつないでいたリンクが切れた。果たして2人の気持ちは、リンクがなくても再びつながるのだろうか。

「LINK:ふたりのシンパシー」の感想

感情共有=Wi-Fiという設定がイマドキらしい発想で面白い

© 2022 Disney and related entities © STUDIO DRAGON CORPORATION

"感情共有=Wi-Fi"という、今どきの通信社会を感情で表す発想が面白いですね。
オチ的には、妹が失踪した事件の真相にあまり深い理由はなくストーカー事件なので、メインは"感情共有"とヨ・ジング×ムン・ガヨンのラブロマンスがメインです。

そこに幼少時代の兄妹、家族のストーリーを盛り込んでくるので涙腺崩壊要素もあります。
ただ、ノ・ダヒョン(ムン・ガヨン)ファミリーがコメディ要素を注入してくるので、作品全体的には二人のラブロマンス、愛の行方がメイン。

韓国ドラマ「怪物」

Prime Videoで配信されています。Disney+(ディズニープラス)やNetflixでは配信されていません(2022年7月24日時点)。

制作会社はJTBC。

Netflixドラマ「イカゲーム」で注目度が上がっている、ホ・ソンテさんも出演している「怪物」と「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」はセットで鑑賞すると面白みが増します。

日本では“時代劇の申し子”という言葉も生まれたヨ・ジング主演ドラマです。

あらすじ

エリート警察官のジュウォン(ヨ・ジング)は片田舎のマニャン派出所勤務を命じられる。パートナーを組むことになったのはドンシク(シン・ハギュン)。

実はドンシクは20年前に妹を連続殺人事件で失い、その容疑者となった過去があった。
そんな中マニャンで20年前と同じような猟奇殺人事件が発生。事件の捜査を始めるジュウォンだったが、かつての事件の資料が消えていたり、警察庁次長の父から捜査しないよう命じられる。

町ぐるみで何かを隠しているのではと感じたジュウォン。
実はジュウォンがマニャンにやってきたのはある理由があった。そして一方のドンシクも胸の内に秘密を抱えていた。ジュウォンとドンシクはお互いに疑いの目を向けながら共に事件を捜査することに。

前半の盛り上がりが最高!でも後半は残念感も(ややネタバレあり)

第1話から「そうです、ドンシクが犯人です」「ドンシクが犯人だろ!」「町の人全員が共犯者じゃないの!?」という展開です。
全16話あるので、後半までネタ持つのか……と、心配になるレベル!

  • 主要キャストが全員「怪物」

サスペンス系で「怪物」となると、サイコパス的な印象があります。
この作品も冷静を装いながらも、「怪物」的な発想や行動を起こしていて、誰が真犯人かわからない展開で面白いです。

  • 第7話くらいで急展開

中盤から「はい、私が真犯人ですよ~」という展開に!

  • 第10話くらいでやっぱそうなるよね

20年前の連続殺人事件だけがやっぱり謎!!!

  • 第15話でも犠牲者が

あと1話で最終回なのに第15話でも被害者が……逮捕間に合うのか(笑)。

  • 事件の真相が残念感も(ややネタバレ)

この作品は、ドンシクの妹が失踪した事件の解明です。
その事件の真相が、盗聴で全部分かってしまうという展開で、「えっ……全部しゃべっちゃうのかよ(三村風)!」と、ガッカリ感も。

韓国ドラマは、ドライブレコーダー・防犯カメラ・スマホの通話記録などなど、けっこうな証拠映像に犯人が映っています(笑)。
でも、権力などで映像消したり・あまりそこは触れなかったり……するのも韓国ドラマあるある。

「怪物」は前半がすごく謎めいて面白かっただけに、後半の真相究明がちょっと強引かなぁ~という作品でした。

韓国ドラマ「怪物」と「LINK:ふたりのシンパシー」の共通点

韓国ドラマ「怪物」をスタジオドラゴンがリメイク?

Wikipediaなどの情報を参考にしています。

韓国ドラマ「怪物」は、2021年2月19日から4月10日までJTBCで放映されました(平均視聴率 4.716%)。

韓国ドラマ「LINK:ふたりのシンパシー」は、2022年6月6日から7月26日までtvNで放映されました(平均視聴率 2.108%)。

▲ヨ・ジング

  • 共通点その1:ヨ・ジングさん主演→警部補役(怪物)とシェフ役(LINK:ふたりのシンパシー)

  • 共通点その2:イ・ギュフェさん出演→どちらも超重要参考人・容疑者役で人生最悪!!

  • 共通点その3:双子の妹が失踪する未解決事件

  • 共通点その4:ソウルではなく防犯カメラも少ない田舎町で事件が起きる

  • 共通点その5:田舎町に住む住人全員が怪しい

制作会社は違いますが、韓国ドラマ「怪物」と「LINK:ふたりのシンパシー」はかなり設定が似ています。

ヨ・ジング主演の韓国ドラマ「怪物」が本格派未解決サスペンスドラマなら、「LINK:ふたりのシンパシー」は、未解決サスペンスドラマにラブロマンス・ラブコメエッセンスをスタジオドラゴンが足したような内容なので、「怪物」よりも安心して鑑賞できます(笑)。

韓国ドラマ「怪物」は、ラストの真相解明が強引な印象があります。
「LINK:ふたりのシンパシー」は、一般的なストーカー・誘拐事件に巻き込まれたと思えばシンプルな事件です。ただ、大人が当時の小学生誘拐事件の真相を黙っていたことで話が複雑になるという……それぞれの大人の事情も絡んだ展開です。

配信サービスが異なるので、両作品を鑑賞するにはハードルが高いですが、機会があれば韓国ドラマ「怪物」と「LINK:ふたりのシンパシー」両方チェックしてみてください!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部 韓国ドラマチーム

ステイホーム(stay home)をキッカケに、ヨムーノ編集部の中から抜擢された韓国ドラマチーム(女性2名、男性1名)。実際に全話視聴して、おすすめの韓国ドラマはもちろん、マニアックな視点や見どころをご紹介します。Netflix・U-NEXTはもちろん、ディズニープラスやアマプラ、レミノなど多岐にわたる独占配信をほぼ毎日鑑賞中。独自視点と視聴率を元に「次、なに観る?」の参考になれば嬉しいです。

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