“自炊飽き”にぴったり！？つい、レシピを参考にしたくなる「映画マニアの厳選4作品」発表！

こんにちは、映画やドラマのことならお任せ！ライターのはるです。

新型コロナウイルスCOVID-19の影響でなかなか思うように外食が出来ず、自炊のレシピに限界を感じている方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方にぜひ観て欲しい、料理を参考にしたくなる日本映画4作品を紹介します。

おうちで楽しく映画を観ながら、料理のレパートリーを増やしてくださいね。

豪快な料理が魅力！「南極料理人」

「南極料理人」のあらすじ

「南極料理人」Huluで配信中
© 2009『南極料理人』製作委員会 ©2001、2006 西村淳／新潮社

堺雅人演じる主人公の西村は、海上保安庁の巡視船厨房に勤務する主計士。しかしひょんなことから南極大陸にあるドームふじ基地に派遣され、そこで隊員の食事を用意することに。

標高3,810メートル、平均気温54度以下という過酷な環境下にあるドームふじ基地。

西村はそんな不便な場所にある基地で、隊員のストレスを和らげるために様々な料理を作るのですが……。

「南極料理人」の見どころ

南極という過酷な場所で、隊員達と西村の繰り広げるハートフルな日常が描かれている本作。

ドラマ「リーガル・ハイ」や現在放送中の人気ドラマ「半沢直樹」などで主演を務めている俳優・堺雅人が主演を務めています。

南極では手に入る食材も、使える調理道具も普段の生活とは全くの別もの。

しかし西村は少しでも隊員達のストレスを和らげるため、さわらの塩焼きやほうれん草と桜海老のおひたし、お麩と青さのりの味噌汁など普段食べていたのに近い食事を提供します。それでも例外の日はあって、朝から山盛りの茹でがに！なんていう日も。

他にも伊勢海老が「あれ」になってしまったの？という、普段の生活では考えられないような豪快な料理が登場することもあり、出てくる料理の一つ一つに驚きやドラマが隠されています。

生活の知恵がたくさん詰まったレシピカードが可愛い「四十九日のレシピ」

「四十九日のレシピ」のあらすじ

「四十九日のレシピ」Huluで配信中
クレジット：©2013 映画「四十九日のレシピ」製作委員会

永作博美演じる主人公の百合子は継母の乙美を亡くし、父の良平(石橋蓮司)とともに思いを伝えられなかった悲しみと後悔に苛まれていました。

しかしそんな二人の元に、乙美のボランティア先にいた少女イモ(二階堂ふみ)と知り合いの青年ハル(岡田将生)が現れ、乙美から頼まれたと言って手伝いを始めます。

そこで乙美が生前家族のために、生活に関する知恵をレシピとして残していたことを知らされます。

イモとハル、そして乙美のレシピの力を借りて少しずつ暮らしを立て直した百合子と良平は、乙美の「四十九日には法要の代わりに大宴会を開いてほしい」という希望を叶えようと奮闘しますが……。

「四十九日のレシピ」の見どころ

映画「さくらん」で脚本、「百万円と苦虫女」で脚本・監督を務めたタナダユキが監督の本作。主演は人気女優・永作博美が務めています。

映画の中には、お掃除の方法から普段食べていた料理の作り方まで、様々な知恵やレシピがイラストと一緒に書かれているレシピカードが登場するんですが、それが可愛いんですよね。

映画を観ていて、自分もオリジナルのレシピカードを作ってみたいと思った方もいるのではないでしょうか。

映画のレシピの中には「上手なご飯の炊き方」や、「幸せのおにぎり」の握り方など、すぐに真似できるものも登場。イラストレーター・七字由布の素朴なイラストがカードの魅力を引き立てています。

徹底した手作り「リトル・フォレスト 夏/秋」

「リトル・フォレスト 夏/秋」のあらすじ

「リトル･フォレスト 夏･秋」Huluで配信中
© 「リトル･フォレスト」製作委員会

大自然に囲まれた村に一人で暮らす主人公のいち子(橋本愛)は、毎日農作業をしながら自給自足に近い生活を送っています。

スーパーも遠く、なかなか買い物に行けないいち子は大抵のものは手作り。突然失踪した母(桐島かれん)からいくつものオリジナルレシピを教わっており、ウスターソースもヌテラも手作りするなどの徹底ぶりです。

大自然に囲まれた村は、梅雨時は湿気がひどく木べらにもカビが生えてしまうほど。そういう時は湿気を無くす為に薪ストーブを焚き、その熱を利用してパンを焼きます。

自然の中で、幼なじみのキッコ(松岡茉優)や後輩のユウ太(三浦貴大)と交流を交わしながら、目の前の日々と向き合って生きているいち子の生活は今日も続きます。

「リトル・フォレスト 夏/秋」の見どころ

連続テレビ小説「あまちゃん」で注目を集めた橋本愛が主演の映画「リトル・フォレスト」。五十嵐大介の漫画が原作になっており、東北の小さな集落が舞台になっています。

映画の中には様々な料理が登場しますが、料理番組のように作り方を解説しながら作ってくれるので、レシピ本がなくても真似することが出来るようになっています。

収穫したハシバミの実(ヘーゼルナッツ)で作った「ヌテラ」は自分でも作ってみたいと思う一品。ぜひ、お気に入りの一品を見つけてくださいね。

母親が出て行ったエピソードも描かれる「リトル・フォレスト 冬/春」

「リトル・フォレスト 冬/春」のあらすじ

「リトル･フォレスト 冬･春」Huluで配信中
© 「リトル･フォレスト」製作委員会

本作でも大自然に囲まれた村に一人で暮らす主人公のいち子(橋本愛)は、毎日農作業をしながら自給自足に近い生活を送っています。

冬になり、母の作るクリスマスケーキを思い出したいち子は、自分なりにアレンジした二色のケーキを作ります。相変わらず、幼なじみのキッコや後輩のユウ太と過ごしているいち子は、クリスマスパーティーを開くことに……。

しかしいち子の中では変化が起きていました。

一度村を出て、逃げるように帰って来た経験のあるいち子は、中途半端な気持ちで村に居続ける自分に違和感を感じ始めていました。

そんないち子はある日、村を出ていく決断をし……。

「リトル・フォレスト 冬/春」の見どころ

本作も引き続き、橋本愛が主演を務めています。母親が出て行ってしまったエピソードなど、前作で気になっていた部分が描かれており、レシピだけでなくストーリーも注目の内容。

本作では、縦に二色になっているクリスマスケーキのようなオリジナル料理や、干し柿、はっと、ばっけ味噌などの地域特有の料理が登場します。

中でも大量に採れたキャベツを使って新しいケーキを考案するいち子のエピソードは、お気に入りの一つです。まさか、ケーキがアレになるとは……。

ちなみに本作では、実際の調理も橋本愛本人が行っており、彼女の華麗な包丁捌きにも注目です。

話題の映画で“Stay Home”を楽しみましょう

いかがでしたか？ Stay Homeが続き、普段よりも自炊が多くなる日々。ぜひ映画から新しいレシピのヒントを得て、日々の暮らしに役立ててくださいね。

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