ヒルナンデス未公開!2年で350万円貯めた人「豊かな食費節約術」5選

  • 2022年05月06日更新

こんにちは。 貯金ゼロから2年で350万円、貯金1,000万円貯めた、子ども3人の母、ヨムーノライター あき(@aki_kakeibo) です。

わが家には、食べ盛りの子どもが3人(長女14歳、二女10歳、三女6歳)と大食いの夫がいるので、食費についてはいつも悩みの種…。

そんなわが家の食費節約術は、以前「ヒルナンデス!」で紹介されたこともあるのですが、今回は「ヒルナンデス!」で取材はされたものの、放送時間の関係で紹介されなかった、だれも簡単にできる「5つの食費節約術」を紹介します。

子どもが育ち盛りだから「食費は減らせない!」と思っている人も、食卓の豊かさはキープしたまま、無理なく食費が減らせますよ。

【豊かな食費節約術1】買い物前に「冷蔵庫チェック」!

食費の節約にとにかく大切なことは、「食材数や品数を削ること」ではなく、じつは「無駄なものを買わない」ことなのです。

だから、やっぱり「買い物前の冷蔵庫チェック」はかかせません!
ここで在庫を把握しておけば、だぶって買わないので、必ず使い切ることができます。

特に私が気にして確認しているのは以下の9つ。

【食費が月6,000円減る!1分で完了「食材在庫チェック」リスト】


  • 納豆
  • 豆腐
  • 牛乳
  • 野菜の残り
  • 調味料
  • 冷凍食品

  • お菓子

わが家はそもそも「3日分のまとめ買い」が主流なので、肉や魚といったメイン食材がいつまでも冷蔵庫に残っている、ということはありません。

冷蔵庫に残っている在庫もいつもそれほど多くはないのですが、上記の9つだけは出かける前に必ずチェック!

これらの食材は、「まだ残っていたっけ?もうすぐなくなりそうなんだっけ?」と在庫が分からないと「なくなっていたらと心配だから」とついつい無駄に買ってしまう原因になりやすいんです!

冷蔵庫をくまなく調査するのではなく、無駄買いしやすい食材をチェックするだけの冷蔵庫チェックなら1分もかかりません。

ダブり食材を減らすことで1日200円の無駄遣いを減らすことができれば、月6000円食費を節約できますよ。

【豊かな食費節約術2】スーパーでは「買うものの優先順位」を決める

冷蔵庫チェックが完了したら、いよいよ買い出し!

ときには献立ノートを活用して買い物に行くこともありますが、私は面倒くさがりな性格なので、基本的には「献立は立てず、ノープラン」で買い物に行っています。

献立を立てないからこそ、買い物へ行くのにも腰が軽くなり、時間も短時間で済みます!

そのぶん、買い物に行ったら、まずすることは「メインおかずを何にするかを決める」という作業。これは「なんとなく」でもいいのです。その際、おすすめの「各コーナーを回る優先順位」があります。

【食費が月3,000円減る!スーパーの優先順位】

1.肉や魚のコーナー
2.野菜のコーナー
3.嗜好品のコーナー

肉や魚のコーナーをまず見て回り、お安くなっている食材や今日食べたいものを気分で選びます。なんとなく「メインおかずは、豚の生姜焼きかな」など、考えておけばOK!

そのあと、野菜のコーナーを回って、その「付け合せに必要な食材だけ」を購入すれば、食品ロスも減らせます。

最後にお菓子やおつまみといった嗜好品のコーナーへ行って、「お楽しみ食材」を購入する、という順番を厳守しています。

メイン食材をかごに入れた時点で、だいたいの予算をチェックして、最後にお楽しみ食材を買うという順番にしたことで、お楽しみ食材の買いすぎが防止できるようになりました。

以前は、ついつい子どもにせがまれてお菓子を買いすぎてしまったりすることもあったのですが、順番を意識した買い物で「今日はちょっと買うものが多いから、お菓子はひとつまでね」など予算や数も伝えられるように。

子どもにせがまれて買いすぎてしまうお菓子も1回100円減らせれば、月に3000円の節約になります。

【豊かな食費節約術3】「無駄なものは買っていない」を見直す

食費が節約できない時は、どうしても「うちは無駄なものなんて買ってない」と思いがちなんですよね。実は私もずっとそう思ってきた一人です。

だって、買ったものはほとんど無駄にすることなく食べているし、腐らせている食材がたくさんあるわけじゃないのに…。

「それなのに食費が高いのは、なんで?」と思うことが多かったのですが、上記の食費の節約術をしながら食費を見直してみると、やっぱり「無駄なものを❝買ってないつもり”で買っている」ことが多かったなと反省しました。

【食費が月3,000円減る!無駄買いチェックリスト】

  • 「今日は食べすぎた!」と感じる日があるか
  • 「余っているからもったいない!」と無理に食べた食材はあるか
  • 「賞味期限切れ」を気にして、急いで食べた食材はあるか

もちろん食材数は、あればあるほど食卓は潤います。

でも「食べすぎになるほど」の「おかず・お菓子・おつまみ・冷凍食品」は、本当に無駄買いではなかった…?

おなかいっぱいだけど、「余っているともったいないから」「もう少しで賞味期限が切れるから」と❝頑張って食べていた食材”は、本当に無駄買いではなかった…?

その3点を見直してみると、意外と「無駄に買いすぎている」ことが発覚。
食べ盛りだから、大食いだからと「食欲に任せた買い物」をしていたら、気付けば体重もどんどん増えるようにもなりました…。

当たり前のようですが「無駄な食材なんて買っていない」と思いこんでしまう時ほど、「本当に?」ともう一度考えるだけで、食費は減るのです。
今日は食べ過ぎた!と感じた日の食材を1日100円減らすだけでも月3000円の食費の節約になります。

【豊かな食費節約術4】食費が増える隠れ原因=「嗜好品」は数を決める

ついつい食費が高くなってしまう原因は、「メインの食材以外の食材」を買いすぎてしまうことだ!と私は思っています。

お菓子やおつまみなどの嗜好品は、「そうだ、あれも買っておこう」とついでに買う。「もしかしたら、家族が食べるかも」と気をきかせて買う、などが多いですよね。

「ついでにカゴにいれたもの」ほど、ついつい買いすぎてしまう原因になるのです。

かといって、メインおかず以外の食材を全く買わないのも、なんだか味気ないと感じてしまうもの。私は、メインおかずの食材以外は「1つか2つだけ」など、数を決めるようにしました。

【食費が月6,000円減る!2つまでOK「嗜好品」リスト】

  • おつまみ
  • 菓子パン
  • スイーツ
  • ジュース
  • カップ麺
  • 冷凍食品

「食費を節約中だから、無駄買いは全部だめ!」と考えるよりも、「1~2つだけは無駄買いもOK!」と考えるほうが、食費の節約も楽しくできるようになります。

私はじっさいに、この方法で「食費節約のストレス」を減らした途端、毎日の買い物も楽しくなりました。
ついつい買いすぎにやりやすい食材を1日200円やめれば月6000円の節約になります。

【豊かな食費節約術5】こだわりを捨てた!

食費の節約がうまくいかなかった頃は、食材に対してのこだわりもたくさんありました。

  • 「調味料」は、いいものを使いたい
  • 「米」こそ、おいしいものを買いたい
  • 「大人のおやつ」は、ちょっと高級なものを楽しみたい

この「こだわり」と「食費の予算」の調整は、意外と難しかったです。

特に、子どもが大きくなると、食材にこだわってばかりいると、食費の増加に歯止めがきかなくなってしまいました。

安くてもいいもの・おいしいものはスーパーにはたくさんあります。

【食費が月6,000円減る!「コスパ食材」リスト】

  • 「調味料」…大容量でもおいしく使える!
  • 「米」…コスパのいいものを鮮度のいいうちに買う!
  • 「大人のおやつ」…ファミリーパックを親子で楽しむ!

子どもが食べ盛りの今は、ちょっといいものより「コスパのいい商品」を選ぶことで、際限なく増える食費がストップ!

こだわりの食材は、老後を迎えて夫と二人暮らしになったらまたたくさん楽しみたいと思います(笑)。

食材へのこだわりを捨てたことで1日200円、月6000円の節約もできるようになりました。

「豊かな食費節約術」なら楽しく続く

自分では無駄づかいはしていないと思いがちな食費にも、実は大きな無駄がありがちなのが食費。この5つを実践するだけで、月2万4000円減らすことができました。

私は、ひと通り食費節約をしてみた人が、「やっぱり無駄な食材なんてない!どう頑張ってもこれ以上節約するのは無理!」って思う時は、もう充分食費の節約はしているっていうサインだと思っています。

これ以上節約できない!と思うほど頑張っているのに、「もっともっと食費の節約を頑張らないと!」と思ってしまうと、食費の節約が苦しくてつらいものになってしまいます。

「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」って自分に言える「ゆとりを残した食費節約」をこころがけ、残りの節約はその他の支出で頑張るようにしたら「食費節約のストレス」も減りました。

とにかく安くする食費の節約術も効果的ですが、苦しくなってしまってリバウンドしてしまったら意味がないですよね。
食費は増えすぎないを長期間キープ!できるようになると、子どもが大きくなってもリバウンド知らずで楽しく簡単に続けられますよ。

お子さんが小さい皆さんは、ぜひ子どもが大人並みに食べるようになった時の食卓を意識した食費の節約術も取り入れてみてください!

この記事を書いた人
家計簿・家計管理アドバイザー
あき

家計簿・家計管理アドバイザー。キャッシュレスの専門家。1000件以上の家計相談に回答。 マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー。 日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。 「2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ」を運営中。 著書に 「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」他

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