年収300万円台の3児の母「貯金ゼロか年100万円貯めた」4大節約術

  • 2023年06月23日更新

こんにちは!
今年の春まで、手取り年収「300万円台」ボーナスなし、子ども3人でも貯蓄ゼロから年100万円貯めたヨムーノライターNagomy(なごみー)です。

このコロナ禍の中、「収入減」に不安を募らせる方、実際に減ってしまった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
我が家の夫も飲食業なので、コロナの影響をもろに受けています。今後収入が減ることも大いに予想できるので、その不安は本当によくわかります。

じつは我が家は2年前、1番下の娘を授かったことをきっかけに、私はパートを退職しました。そのとき、月の収入が8万円~10万円、年100万円近くも減ってしまったことがありました。
おめでたいことのはずなのに、「お金の不安ばかり」が頭をよぎり、つい絶望的な気持ちになったのを覚えています。
それでも何とか立て直し、再度家計や生活習慣を見直したことでその年も年間100万円貯金を継続できました。

今回は、当時そんな我が家でやった「収入が減ったときほど、効果絶大だった!」4つの節約術を紹介します。

【収入激減でやったこと1】家計の予算を修正!年13万円カット

我が家はもともと、ファイナンシャルプランナー横山光昭先生が提案している「家計の黄金比率」をもとに予算を組んでいます。 子どもの成長などにつれ、かかるお金が変わってくるので、家計はこまめに見直すようにしています。

もちろん収入が減ったときも、改めて、各費目の予算を見直して、今の我が家の「家計の黄金比率」を出しました。

「家計」と「黄金比率の目安」を公開!

当時の月収 手取り31万円

・住居費88,800円
(目安は26%=80,600円=8,200円赤字)

・水道光熱費2万円
(目安は6%=18,600円=1,400円赤字)

・保険8,800円
(目安は4%=12,400円=3,600円黒字)

・通信費17,000円(夫15,000円 私2,000円)
(目安は5%=15,500円=1,500円赤字)

・子供費6万円
(目安は4%=12,400円=47,600円赤字)

・おこづかい35,000円(夫3万円 私5,000円)
(目安は8%=24,800円=10,200円赤字)

・貯蓄2万円
(目安は18%=55,800円=35,800円赤字)

・やりくり費6万円
(目安は29%=89,900円=29,900円黒字)
※食費、日用品費、予備費をこの範囲内でおさめます。

この範囲内でおさめられたら、赤字を出ないのですが、じつは

  • こども費(2人分の幼稚園代+習い事費)…約10万円

ほど、かかっておりました。本来の目安は1万2400円!
なんとか家計から6万円捻出できたものの、残りの不足分4万円は、わたしのパート代を切り崩すしかありませんでした。

子供たちの幼稚園代用として「プールしていたお金」を切り崩しすことになっていたのですが、やはり貯金がみるみる目減りしていくのを見るのは、とても不安を感じるもの。

また、特別出費用積み立てができておらず、春に支払う家賃更新料や自動車税、車検代にも貯金を崩すことになり、年間で赤字になってしまいます。

住居費を減らすために「引っ越し」を検討⇒断念

引っ越しも検討しましたが、既に「駅から徒歩20分」の立地だったので、さらに遠い距離に住むのは、夫の通勤時間を考慮すると難しくて断念…。

子ども費を減らすために「幼稚園の転園」を検討

子供たちの転園も検討しましたが、せっかく仲良しのお友達もできたタイミングでの転園はかわいそうだし、教育カリキュラムなどをかなり吟味して決めた園だったので私も転園させたくありませんでした…。

これが大当たり!「通信費」の見直しを検討⇒成功

「ここは、親の私たちにかかるお金を見直そう」という結論になり、この時に見直したのは、夫の通信費。
当時は大手通信会社のキャリアを使っていたので、夫のスマホ代だけで月15,000円もかかっていました。

既に私は格安SIMに乗り換えていましたが、夫のスマホ代も「解約金を支払ってでも」すぐに乗り換えた方がお得になる!という計算になったので、私と同じ格安SIM会社へシフト。
事務手数料などで初期投資は2万円ほどかかりましたが、毎月約6,000円(2台分)になり、月約1万1,000円、年約13万2,000円のカットに成功!
トータルではがつんと固定費を減らすことができました。

【収入激減でやったこと2】「私服の制服化」服代は年間ほぼ0円!

独身の頃から、毎朝「今日は何を着ようか」と悩みがちでした。母親になってからも、雑誌やコーデ本を読んでいろいろ試したり、プチプラショップの流行ファッションを追いかけたりもしました。

でもプチプラ服ほど、「その年の流行」は、「翌年には流行遅れ」になってしまっています。しかも、TPOに合わせたシンプルな恰好ができていれば、そこまで流行を追いかけるほどは、ファッションに興味がないことにも気づきました。

そんな時に、ミニマリストで有名なやまぐちせいこさんの記事を読み、「これだ!」と胸を打たれたのが「私服の制服化」でした。

「私服の制服化」とは、「定番コーデ」を自分が似合う3~7つのパターンに決めて、順ぐりに毎日、まるで「制服」のように、着ることを言います。

「私服の制服化」のメリット

「私服の制服化」は、服代がぐんと抑えられるだけではなく、ほかにもいろいろなメリットがあります。

  • 毎朝コーデに悩む時間がなくなる (一番似合う定番服を着まわすだけ)
  • 服選びの失敗、モヤモヤが消える (似合う服だけなので、失敗なし)
  • 買い物するときも迷わない (汚れが目立ったら、同じものを買い足すだけ)
  • 流行りを気にする必要なし (シンプルな定番服だけでOK)

私の場合は「着回し力」もほとんどないので(笑)、「定番コーデ」を季節ごとに3パターンずつ決め、それをひたすらローテーションするだけ。
ボトムスは年中履けるものだけなので、トップスよりも枚数が少なくて済みます。

そうすると、管理する枚数も減り、最終的には衣替えもなくすことに成功!季節の替わり目の「面倒な衣替え」の時間さえも時短できました。

また、汚れなどで洋服を買い替える時には、家の不用品をフリマアプリで売った売却益やポイントサイトでのポイ活で貯めたポイントを交換して購入しているので、服代は「ほぼ0円」になりました。

【収入激減でやったこと3】不用品売却で年約5万円プチ稼ぎ

前項の【やったこと2】でも書いた通り、家の不用品をフリマアプリやリサイクルショップに売却して「プチ稼ぎ」もしています。
主に、売っているのはこの2点!

  • 遊ばなくなった子供のおもちゃ
  • サイズアウトした子供服

子供の成長と興味の移ろいは早いので、去年までドはまりしていた車のおもちゃが、今年は見向きもせず、戦隊ヒーローのおもちゃを欲しがったり…。
あんなに泣いて欲しがった戦隊ヒーローのおもちゃに見向きもしなくなって、今はゲームを欲しがったり…。

子供の成長に合わせて売買を繰り返すことで、おもちゃの量も一定を保つことができ、部屋の整理もできて一石二鳥です!

売ったお金で必要なものを買ったりしているのですが、だいたい年5万円ほどの「プチ稼ぎ」になっています。

【収入激減でやったこと4】在宅で稼げる方法で月数万円ゲット

娘の妊娠・出産で退職しましたが、子供が3人に増えれば、今以上にお金がかかると思い、当時は産後すぐに復帰しようと考えていました。
ところが、お金がかかるのはもちろん、幼稚園の行事や検診、通院など親が手をかけなければならないシーンも急増。
もともとキャパシティがそれほど大きくない私は、一気にキャパオーバー。ここに「プラス仕事」なんて、とてもじゃないけれど首が回らなくなる、と判断しました。

家族のために仕事をするのに、自分が倒れてしまっては本末転倒ですよね。
「探せば、方法はいくらでもあるはず」と思考転換し、在宅で稼げる方法を探しました。

もともと書くことが好きだったので、現在はwebライターを中心に活動して、月数万円をゲットしています。 雑誌やポイントサイトなどでの簡単なアンケート回答や、自分のブログサイトの運営などを「家計の足し」にしています。

「なんでもやってみる」精神で打開策を見つけられる

「収入が減る」というのは、想像以上に気持ちをすり減らしてしまいますよね。
そんな時こそ「大丈夫!なんとかなる!なんでも試してみよう!」という精神でいると、自分にぴったりの打開策がきっと見つかります。 少しでも参考にしていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人
節約系整理収納アドバイザー
Nagomy

首都圏在住。夫、子ども3人(7歳♂,5歳♂,2歳♀)の5人家族です。
35日間を6万円でやりくりする「家計管理術」「節約術」や「ポイ活」、
2LDK賃貸アパートでも「すっきり暮らす」アイディアを紹介しています。

整理収納アドバイザー 節約

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