【消毒液が品切れ】の救世主!家にある「キッチンハイター」で除菌液ができた

  • 2022年02月17日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。

どこの家庭にもひとつはある台所用の塩素系漂白剤「キッチンハイター」が、今注目されています。
誰もが知っている除菌・消臭や漂白に使えるのはもちろん、いま品薄になっている「除菌液」の代わりとして使うこともできるんです

厚生労働省お墨付き!キッチンハイターで「除菌液」

アルコールが品薄の現在、除菌液として次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする「キッチンハイター」を薄めて使う方法が、厚生労働省のHPでも紹介されています。

材料

  • キッチンハイター
  • 水…1L

作り方

水1Lに対し、付属のキャップ1杯分の「キッチンハイター」を入れ、混ぜたらできあがりです。

※購入から3年以内のキッチンハイターの場合
※次亜塩素酸ナトリウムは、一般的にゆっくりと分解し、濃度が低下していきます。購入から3か月以内の「キッチンハイター」の場合は、水1Lに対しキャップ約0.4杯(10ml)が目安です。

参考:厚生労働省「0.05%以上の次亜塩素酸ナトリウム液の作り方」
参考:花王「塩素系漂白剤で、次亜塩素酸ナトリウム0.05%、0.1%の液は作れるの?」

<注意事項:必ず読んでください>

・酸性タイプの製品と一緒に使う(まぜる)と有害な塩素ガスが出て危険です。
・換気をしてください。
・家事用手袋をしてください。
・目に入らないように注意してください。
・他の薬品と混ぜないでください。
・子どものいないところで行いましょう。
・希釈液をスプレー容器に入れて使うのはおやめください。
・金属は腐食することがあります。
・商品パッケージやHPの説明をご確認ください。

ハイターの希釈液は「次亜塩素酸ナトリウム水」!"物"の消毒に使えます

今回ご紹介しているキッチンハイターを薄めて作る液は「次亜塩素酸ナトリウム水」です。
実はおなじく除菌液として「次亜塩素酸水」も話題になりショップなどで販売されていますが、この2つ、名前が似ていますがまったくの別物です。

その用途用法などまったく異なっていますので混同しないようにご注意ください。

【要注意】「次亜塩素酸ナトリウム水」と「次亜塩素酸水」は全く別物!

【次亜塩素酸ナトリウム水】
キッチンハイターなど、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とした塩素系漂白剤を薄めた除菌液です。
非常にアルカリ性が高く、薄めた液でも皮膚を傷めるおそれがあるので、手消毒には絶対に使わず、物の消毒に使ってください。加湿器に入れるのも不可。酸性のものと混ぜるのは厳禁です。

【次亜塩素酸水】
食塩や塩酸を水に溶かして電気分解したものであり、手消毒にも向いています。
加湿器OK。紫外線に弱く、有機物にふれると同時に水に戻ってしまうほど成分の安定が難しく日持ちしません。

どちらも除菌に役立つアイテムとして紹介されるうえに、名前が似ていることから混同しがちです。間違えないようご注意ください。

キッチン作業台の除菌もハイターで

普段キッチン台はアルコールで除菌しているという方も、思うようにアルコールが手に入らない今は、キッチンハイターで代用してみるのはいかがでしょう。
キッチン泡ハイターや、キッチンハイターを薄めた「除菌液」で拭き上げれば、すっきり除菌。

アルコールとは違うので、その後は水拭きもお忘れなく!筆者宅はアルカリ電解水で拭き取っています。

キッチンハイターは、「消毒液が品薄」の救世主!

キッチンハイターを薄めた「除菌液」は、他の容器などに入れて保管することはできません。
薄めた液は、次亜塩素酸ナトリウムが分解されやすく効果が持続しないため、使用のたびに必要な量を作るようにしてくださいね。

ぜひ、ご自宅にあるキッチンハイターを活用してみてください!

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人
ヨムーノライター
木月ハチ

ダイソーなどの100均や、ニトリ・無印良品の新グッズ、カルディの話題の食材など、トレンド情報を発信しています。

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