家族4人で「食費月6万円、年72万円ガツンと食費が減る」冷蔵庫収納

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。
じつは「冷蔵庫の中を整えるだけで、食費がガツンと減る」という事実、知っていますか?

食費を上手に抑えている節約達人たちは、この事実に気づき、食材の住所を決める「在庫の見える化」や、週1回冷蔵庫を空っぽにする「冷蔵庫リセット」を実践している人が多いのです。

整理収納アドバイザーでヨムーノメイトの@hazuki39homeさんは、4人家族(夫、小1・年中の息子)で食費月2万3000円です!

冷蔵庫を整えたとたん、月8~10万円超えから6万円以上、食費を減らすことに成功しました。

「以前は、冷蔵庫の食材はしょっちゅう腐らせてムダにし、外食費込みで食費は月8~10万円ほど使っていました。ところが、冷蔵庫を整えたとたん、買った食材はすべて使い切れるように。食品ロスがゼロになり、外食が減り、家族4人で食費月6万円、年72万円ムリなく減らせました!」。

自称「元・汚部屋の住人でお金も貯まらなかった」という@hazuki39homeさんは、 夫の月収が下がったのを機に一念発起!「整理・収納」こそが「貯まる家計」の近道、とくに「食費を減らすコツは、じつは冷蔵庫の収納にある」と気づきました。

こうして食費月6万円、年間72万円のコスト減に成功! 食費をガツンと減らす「冷蔵庫収納」、冷蔵室・野菜室・冷凍室の秘密を徹底解剖します!

【4人家族、食費を減らす冷蔵庫収納1】冷蔵室は5割収納で、在庫管理がラク!

冷蔵室の中は、ダイソーのプラかごを使い、用途ごとに住所を決めています。

  • 「朝食用」  …ヨーグルト、ゼリー、ジャムetc.
  • 「お弁当用」  …ミートボールや加工品(弁当用)、6Pチーズetc.
  • 「賞味期限が短いもの」  …豆腐、ちくわ、もずく酢、焼きそばetc.
  • 「賞味期限が迫っているもの」  …多めに作った夕食おかずetc.

以前は、冷蔵庫の食材はしょっちゅう腐らせてムダにしていましたが、買った食材はすべて使い切れるように。

肉は、すぐに使う「2日ぶんのみ」をチルド室へ入れて、あとは下味冷凍にして冷凍室で保存します。以前は肉も、つい買いすぎて3割ロス!保存方法を変えるだけで期限内に使い切れるようになりました。

またダイソーのプラかごは「COLOR LIFE」シリーズを愛用。取っ手つきなので、ケースごと取り出せて、中身も確認しやすいのが魅力です。サイドがメッシュ式で通気効率がよく、冷蔵庫の電気代節約にも貢献!

【4人家族、食費を減らす冷蔵庫収納2】野菜室は2日ぶん収納で、食品ロスゼロ!

1週間ぶんまとめ買いをしたら、「2日以内に使う野菜」のみ野菜室へ。

よく使う「カットたまねぎ」、冷凍すると味が落ちる「いも類」を除いて、あとはすべて「自家製冷食」(切り置き)にして、冷凍室で保存します。

  • 「上段」  …フルーツ、カット玉ねぎ、パン・お菓子づくり用食材
  • 「下段」  …粉類(薄力粉、強力粉、片栗粉、ホケミ)、大容量調味料量・酒

大容量の調味料は、プラスするだけで本格味になる「八方だし」、飲み代節約にコスパのいい「ウイスキー」、大容量が安い「ドレッシング」が常連メンバー。
よく使うめんつゆやポン酢は、あえてふつうサイズを買い、使いやすいドアポケットに入れておくと、在庫管理がラク!

以前は、ぎゅうぎゅう詰めの野菜が傷み、茶色いどろっとした液体と、強烈な匂いが野菜室に広がって、野菜を捨てることも…(涙)。 とくに葉物は毎回ムダにしていました。

「2日ぶん収納」なら、スッキリ見やすくなり、食品ロスがなくなりました。

【4人家族、食費を減らす冷蔵庫収納3】冷凍室は「立てる収納」で、化石なし!

冷凍室は、セリアの保存容器(しっかりパック食品用シール容器)を使い、縦に収納しています。

  • 「自家製冷食(小)」コーナー
    小さな野菜の切り置きを保存。しょうが・ねぎ・にんんじん・油揚げ・パプリカetc.

  • 「下味冷凍肉&自家製冷食(中~大)」コーナー
    かさばる野菜の切り置きを保存。キャベツ、しめじ、ブロッコリー、白菜、ほうれん草、ミックスベジタブルetc.

⇒野菜ストックのおかげで、ほぼ包丁を使わず調理できるように。毎日の料理が劇的に時短になり、自炊が楽になりました。

  • 「みそ汁の具」コーナー
    みそ汁の具をセットにして保存。たまねぎ、油揚げ、乾燥わかめ、にんじん、葉物、大根を組み合わせてストック。

⇒「みそ汁とごはん、納豆さえあれば立派な一食」とハードルを下げることができ、外食や総菜に頼らず、食費が大きく減りました!

  • 「レトルト」コーナー パイシート、フライドポテトetc.  

⇒これをストックしておくだけで、意外と高くつく、子どもの『ファーストフード店行きたい病』が改善(笑)。パイシートは、りんごなど、安くて旬の果物でパイを作るのに便利です。

冷凍室には、自家製冷食「野菜を切り置き」が大量にストックしてあります。これが食品ロスをなくす「食費節約の成功の秘訣」。野菜の切り置きは、野菜ごとにだいたいの切り方を決めておくと、楽ちんです。

  • 「にんじん」…いちょう切りorほそ切り(炒めもの用)
  • 「大根」…いちょう切り(煮物用)
  • 「しょうが」…みじん切り(炒め物・ソテー用)
  • 「長ねぎ」…小口切り(白い部分)、
      そのまま(青い部分・肉と煮る時の臭み取り用)
  • 「パプリカ」…小さめの乱切り(弁当用)

【4人家族、食費を減らす冷蔵庫収納】まとめ

以前は、パンパンで扉がしまらなくて押し込むのは日常茶飯事でしたが、今は、週1回の買い物の前に、冷蔵庫が空っぽに!(掃除もササッと完了)

月の最終週は「無買デー」と決めて、乾物やレトルト、冷凍肉・野菜などの食材ストックを駆使。1カ月の食費で買ったものは、1カ月ですべて使い切ります♪

「冷蔵室は5割収納」「野菜室は2日ぶん収納」「冷凍室は立てる収納」に変えただけで、食費が月8万円超えから、月2万3000円に!食費月6万円のコスト減に成功した@hazuki39homeさん。ぜひ、マネしてみてください。

Design by:ohmae-d

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ