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おもちゃ収納実践!誰でもできる「片づけ遊び指導士」の考え方で楽しく収納

  • 2023年06月23日更新

こんにちは、片づけ遊び指導士でヨムーノライターのpink.m.kです。建売住宅を自分好みのおうちにするべく日々奮闘しています。

先日「片づけ遊び指導士」という資格を取得しました。
片づけ遊び指導とは子どもたちを中心に遊びの中から片付けへのアプローチを行い、片付けは楽しいものだと伝えていくのが役割です。

学び得たことを活かし、ずっと悩んでいた娘のおもちゃコーナーを見直しました。
おもちゃ収納の見直しのコツをここで紹介します。

片づけ遊び指導士とは

片づけ遊び指導士は1日で資格取得できます。
整理収納教育のポイントを多方面から学び、「楽しく」遊びながら、実践を通じて「片づけ遊び」を身につけるのがポイント。
主に保育士・先生・児童施設にかかわる方が注目している資格です。

・受講料:あり
・受験資格:なし

収納に関する知識が欲しい!!

仕事に今すぐ活かしたい!とか、そういう訳ではなくて、自分自身の知識として持つことが出来るくらいの資格を探していました。

そんな時、整理収納教育士である瀧本真奈美さんら「片づけ遊び指導士」の資格をご紹介頂きました。

私が保育士の資格を持っていることを知ってくださっているので、そこにも活かせるならうってつけの資格ではないかと……。

私もすぐに興味を持ち、受講を決めました。

講座は興味深い内容

講座の内容は本当に興味深いものでした。
子どもの片付けへのアプローチ方法だけでなく、「片付け」とはなんなのか……イチから学ばせて頂きました。

親が子どもに片付けを促しても

・なかなか片付けてくれない
・いつも怒りながら片付けを促してしまう

などと反省したり……。
そんなことってありませんか??

私は、とってもあります(笑)。
片付けの時間って、親子ともにしんどくなる時間ですよね。

でも、そう感じてしまうのにも必ず原因があるはずです。

親は、なかなか片付かない部屋を見て子どもにイライラする。
対して子どもは、片付け方が分からない。
片付けに対して「めんどくさい」などのマイナスイメージを持っている。

そういう連鎖が、片付けの時間を億劫なものに変えてしまっているのかもしれません。

実践するとこんな感じ!

では、我が家もまずは変えてみることにしました!

「片付け」=「楽しい時間」となるように☆

言葉掛けの方法、年齢別のアプローチ方法など色々ありますが、今回はそれらを踏まえた上で我が家で取り組んだ例を上げさせていただきます。

リビングのおもちゃコーナー

向かって左側下2段は息子のおもちゃコーナー。右側下2段は娘のおもちゃコーナーです。

実はこの収納コーナー、前述の瀧本さんに、ある番組の企画で作っていただいたものなんです。

息子はこの収納に変わってから、自分自身で片付けを進んで行うことが増えました。

娘もこのおもちゃコーナーを作ってもらった当初(画像は娘が2歳の頃)は、可愛いカゴなどを特に気に入り、お気に入りのものを沢山詰め込んで嬉しそうに片付けてくれていました。

娘のおもちゃ収納を見直す

今回、見直そうと思ったのは娘の方です。
2歳の頃は、おままごとおもちゃや、メルちゃんのお世話グッズなどのおもちゃでよく遊んでいたのですが、4歳半ばを迎えた今、プリキュアやセーラームーンなどのキラキラ細々したおもちゃを気に入って遊ぶようになりました。 また、お絵描きやお勉強も進んで楽しむようになったり……ビーズアクセにもハマったり……。
興味の幅が当時よりぐんと広がりました。

というわけで、今、おもちゃを全部出してみたら、こんなに量がありました!

すみません、ただただ……本当にひっくり返したので、全体量が分かりにくいことになってますが。
とりあえずここに必要以上に沢山入っているということはわかっていただけるのではないかと思います(笑)。

まず「一軍」「二軍」に分類した

「使う・使わないを分類する」というものがあります。

我が家のリビング収納はスペースが限られています。
なので基本ここに置いておくおもちゃは一軍で使うものだけ。
それ以外は「二軍」と分けて整理しました。

子どもと一緒に分類する場合、恐らく「捨てられる」と思ったら、仕分けのハードルが上がるんじゃないかと思います。←経験談。

「二軍」おもちゃの分類ルールを決めた

(1)2二軍は2階の子ども部屋に置く
(2)とりあえずBOXに入れ、目につかない場所に置く

の、どちらかの方法を取っています。 分類の時点で、子どもが「捨てる」と判断出来るのであればもちろんそうしてもOKですしね。

ちなみに、我が家では「とりあえずBOX」に入れたものは、入れておく期間をざっくり定めておいて(1ヶ月・半年・1年など)その期間を過ぎても1度も使われないおもちゃであれば、その時に改めてどうするかを検討しています(捨てることに抵抗があるものは、売りに行く、人に譲る…なども検討します)。

子どもが片付けを嫌がる理由を考えた

では、一軍おもちゃ(リビング収納)の方に話を戻します。

今までの収納方法だと、片付けをするには本当に楽でした。
ぽいぽいカゴに入れるだけでしたら、子どももできますものね。

ですが、娘は年齢が上がる毎に片付けを嫌がるようになっていました。

何故なのか……。
ここからは自分なりに考えてたどり着いた答えです。

・娘の使いたいおもちゃの種類が増えたから、片付けが億劫になり始めた

のではないかと思いました。

例えば。 「プリキュアのあのおもちゃで遊びたい!」と思った時、ざっくりカゴに分類されてあるおもちゃを見て「あれ?ない!ない!」と探している姿をよく見るようになりました。

娘も年齢とともにどんどん細かいおもちゃに興味が移り、だからこそ探すのに苦労することが増えたのだと思います。

結果。
箱ごとひっくり返して探す →使いたいおもちゃだけそこから取る
→遊びたいのに他のおもちゃの片付けをしなきゃいけない状況に
→めんどくさい

と感じるようになってしまったのではないかと思います。

つまりお片付けスタイルを娘の年齢に合わせてあげる必要があったのです。
なので、ざっくりかご収納を卒業し、細かな分類収納へと変化させました!

現在のおもちゃ収納

こちらが現在のおもちゃ収納です。
こまかいおもちゃ別にカゴ収納。カゴは全てセリアで調達しました。

おもちゃを入れたい場所に合わせて棚を作り、そこにカゴを入れていっただけです。 年齢に合わせて環境を変える必要があったんだと思います。

中身の写真などを撮って、ラベリングをするのもひとつの方法だと思いますが、我が家では娘も文字がだいぶ読めるようになってきたので、文字のラベリングだけ簡単にマステで行いました。

これなら中身が入れ替わってもラベリングの貼り替えが楽なので。
でも写真でのラベリングも有効だと思います!
写真と同じように中身を揃えて片付けよう!という子どものやる気にも繋がるかもしれません。

おもちゃにも一つ一つ住所を作ってあげる

「おもちゃにも一つ一つ住所を作ってあげる」

これは講座の中でも学んだことです。 人間に「家」という帰る場所があるように、モノ一つ一つにも「おうち」を作ると子どもたちは片付けやすくなります。

「おもちゃのおうちに帰らせてあげようね〜」と子どもたちに伝えながら片付けられると、なお理想的ですよね。

子どもがおもちゃ達をおうちに連れて帰ってくれる「おもちゃタクシーごっこ」なんて取り入れたりしながら、楽しいお片付けの時間を過ごしてみたりしませんか?

お片付けの方法は十人十色。
子どもの性格、年齢、好きなもの……などに合わせて色々な方法があっていいと思います。

今回ご紹介した方法が、おもちゃのお片付けを見直すひとつのきっかけになれたら嬉しいです。

長い文章で綴ってしまいすみません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
北欧ナチュラルな家で猫のいる暮らしを楽しむ
puu.tuuli

数年前に購入した建売住宅を少しずつ自分好みのおうちにするべく、日々奮闘中。 ナチュラルインテリアが好きで、最近では北欧系のインテリアやスッキリとしたインテリアにも興味があり、北欧ナチュラルなおうち造りを目指しています。 インテリアやハンドメイドに関する記事をゆる~く更新していく予定です。

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