ジメジメ時期の増殖中!「カビ掃除」のコツをタイプ別にプロが実践

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、ヨムーノライターの家事代行ことのはです。

高温多湿の日本に暮らせば、カビとの付き合いは切っても切れないもの。
乾燥した冬でも外気との温度差により室内に結露が起こりカビの発生につながりますが、夏場は高温多湿になり、カビの発生頻度はぐっと上がります。

カビの対策は乾燥させることが一番です。

とはいえ、なかなか簡単ではありませんが、カビの除去方法を知っていれば見つけるたびに掃除すればいいと割り切ることが出来ます。

レベル1:カビ掃除には粘度の高い「塩素系の漂白剤」が効く!

では、実際にカビを除去していきます!
(今回は実際の家事代行のお客様宅の許可を得て写真を使用しております。カビ画像があるのでご注意ください!)

こちらの写真はリビング窓のゴムパッキン部分です。

レベル1のトライとして、パッキンには粘度の高い塩素系の漂白剤を使用します。
パッキンの部分に乗せるように塗ります。
そして、しばらく放置します。

放置したのち、このぐらいの強いカビの場合はブラシで少し擦ります。 パッキン部分に少量の傷を付け漂白剤を浸透させるためです。

今回のカビは、とても根が深かったため粘度の高い漂白剤で落ちたのはこの程度でした。

かなりカビは落ちているのですが、カビの根が深いためまだ残っています。
粘度のあるカビ取り剤はとても便利なのですが、これでもまだ落ちない場合は次の方法を試してみましょう。

レベル2:キッチンペーパーを使ってカビをパック!

根の深いカビにオススメの方法がこちらです。

キッチンペーパーを貼り付け、その上から一般的なカビ取り剤や塩素系漂白剤をかける方法です。キッチンペーパーで漂白剤が張り付く形になりパック効果が期待できます。

しかし、この方法が使えるのは湿布部分の下にカビ取り剤が垂れてしまっても大丈夫な場所のみになります。粘度のないカビ取り剤等を使用するため、どうしても垂れる事は防げません。
垂れても大丈夫な部分でのみ使用してください。

パックして時間ほど放置した結果がこちらです。

うっすらと色が残っていますが、だいぶきれいになったのではないでしょうか。
お客様からもとても喜ばれましたよ。

梅雨以降の今からの時期は窓を網戸にして過ごすことも増えてきます。
そのため窓付近のカビは除去して置く必要があります。
放置しておくと、外の風と一緒に部屋の中にカビを巻き散らしてしまう事になります。

ぜひ、見て見ぬふりしているカビ取りをしてみてくださいね。

この記事を書いた人
ライター
家事代行ことのは

小学生男児2人の母です。週の半分は介護職を残りの半分は家事代行業を営んでいます。写真映えではなく、生活のしやすさ掃除のしやすさを重要視した生活の知恵を発信しています!

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