【人気の街ランキング2016／賃貸編】トップ3は「目黒」「荻窪」「武蔵小杉」。常連「吉祥寺」は圏外！

「O-uccino」賃貸サイトの、2016年1月1日から2016年12月31日のアクセス数をもとに、人気の街ランキング（2016年、人気の高かった駅・沿線ランキング[賃貸／首都圏編]）を作成しました。
2016年、人気を集めた街はどこでしょうか。

人気駅トップ3は、「目黒駅」「荻窪駅」「武蔵小杉駅」。
ランキング常連の「吉祥寺駅」は圏外！

2016年の駅ランキングで第1位に輝いたのは、住宅街が広がる「目黒駅」。
JR山手線、東急目黒線、都営三田線、東京メトロ南北線の4路線が乗り入れ、交通利便性が高いです。
2012年からスタートした再開発事業は、ついに駅前の大規模複合施設が竣工まで1年を切り、目黒の街全体の注目度は上昇し続けています。他には、駅直結の大型商業施設や西口から延びる「権之助坂商店街」などがあり、食事や買い物にも便利。
また「久米美術館」「東京都庭園美術館」などの文化施設が多く、公園や目黒川などの自然も豊富であり、都会の利便性と落ち着いた雰囲気を兼ね備えています。

第2位は「荻窪駅」。
人気の高いJR中央線、東京メトロ丸ノ内線の2路線が通っており、「東京駅」や「新宿駅」、「赤坂見附駅」などオフィス街へのアクセスは抜群。また、周囲には15分～20分程度で通学可能な大学が多く、学生ニーズも高い。東京メトロ丸ノ内線では新宿・東京方面への始発駅であり、通勤・通学に非常に便利です。
荻窪駅がある杉並区では、未就学児がいる家庭を対象に最大45,000円分の「子育て応援券」が交付されるなど、地域を挙げて子育てに取り組んでいます。駅前には大型商業施設やスーパー、複数の商店街もあり、幅広い層が住みやすい街です。

第3位の「武蔵小杉駅」は、5年連続トップ3入りを果たしている人気の衰えないエリア。
武蔵小杉駅周辺は再開発が目まぐるしく、現在も駅北口のエリアで2つの大規模再開発が進んでいます。1つはJX日鉱日石エネルギーの社宅跡地にツインタワーマンションが、もう1つは日本医科大学の病院・キャンパス建て替えに伴いマンションが建設される予定。今後ますます住環境が整っていくことが期待できます。

第5位「池袋駅」や第6位「恵比寿駅」は「JR山手線」を筆頭に多くの路線が乗り入れ、特に交通の便が良いです。
駅を中心に商業施設やオフィスビルも多く、賑やかな街という印象も強いですが、メインエリア・メインストリートから少し外れると閑静な住宅街が広がる、多面性のある街です。

人気沿線トップ3は、「JR山手線」「JR中央線」「京王線」。

沿線ランキングでは「JR山手線」が第1位となりました。
沿線には、大企業が軒を連ねる「東京駅」や「品川駅」、大繁華街が広がる「新宿駅」、「渋谷駅」など、日本を代表するターミナル駅が並び人気は衰えません。そのため沿線の家賃相場は高めですが、エリアによりその差は大きく「田端駅」や「西日暮里駅」がある北東エリアなどは比較的リーズナブルです。
2020年には約50年ぶりに「品川駅」と「田町駅」の間に新駅が誕生することもあり、ますます目が離せません。

第2位は、人気駅にランクインした「荻窪駅」や「三鷹駅」、「中野駅」を通る「JR中央線」。
各駅停車、通勤快速、特別快速、中央特快、通勤特快と5種類の列車種別があり、郊外からのアクセスもスムーズです。沿線には一橋大学、上智大学、明治大学、日本大学など大学が多く点在し、賃貸ニーズが高く供給量も多い。

第3位は、「新宿駅」から東京都下へ延びる「京王線」です。
沿線には「桜上水駅」や「千歳烏山駅」、「調布駅」など有名住宅地が多く、明治大学や法政大学なども点在し需要が高いです。
O-uccino賃貸サイトでは「JR中央線」に次ぎ賃貸物件の供給量も多く、学生から単身者、ファミリー層まで幅広く人気があります。

第5位の「都営大江戸線」沿線には、「新宿駅」や「六本木駅」などの繁華街や、2020年の東京オリンピックに向けて再開発が進む「勝どき駅」を中心とした勝どき・晴海エリア、さらに「清澄白河駅」や「月島駅」など人気の下町エリアなどがあり、カラーが異なる街のラインナップが魅力的です。
また、「遅延が少ない路線」としても有名であり、通勤・通学も安心です。