【調査】71.0%の家庭で「サンタクロース」は存在している/していた!
- 2023年06月27日更新
冬のビッグイベントのひとつ、クリスマス。
子どもの頃、「サンタクロース」を信じていた人も多いでしょう。現代の家庭では、どれくらいの割合で「サンタクロース」は存在しているのでしょうか。
71.0%の家庭で「サンタクロース」は存在している/していた!
はじめに「あなたのお子様は、『サンタクロース』は『いる』と思っていますか?」と聞きました。
結果「『いる』と思っている」という人が41.7%、「『いる』と思っていたが、ある時子どもが『いない』ことに気づいた」が25.5%、「『いる』と思っていたが、ある時子どもに『いない』ことを伝えた」が3.8%、「ずっと『いない』と思っている」が4.2%、「『サンタクロース』を認識していない」が24.8%でした。
子どもが「サンタクロース」を認識している家庭のうち、最初から「サンタクロース」が存在していないのは、わずか5.6%にとどまりました。
「『いる』と思っている」と回答した人にその理由を聞いたところ、「毎年プレゼントが届くから」という声が最も多く、具体的には「小さい頃からずっとそういう形でプレゼントを贈っているから」(49歳/男性)や「プレゼントをもらえると思い、良い子にすると言っているから」(38歳/女性)などが挙がりました。
次いで「そう教えているから」という理由が多く、例えば「まだ『いない』と話していないし、なるべく夢を持たせるよう心掛けているから」(46歳/女性)や「友だちと話していて、『いない』か確認されたが、『いる』と答えたから」(38歳/男性)などが聞かれました。
他には「毎年サンタクロース宛に手紙とチョコレートを用意しているから」(34歳/女性)や「どうやって家に入ってくるか気にしているから」(48歳/男性)、「幼児向け番組のクリスマス特集で出ていたのを信じている」(36歳/女性)などの声が挙げられました。
反対に「『いない』と思っている」理由では、「友だちから」という声が圧倒的に多く、具体的には「学校で子どもたちの間で討論となり、『いない』派の意見に納得したらしい」(41歳/女性)や「以前はクリスマスの朝、窓を開けてありがとうと叫んでいたが、10歳頃に友だちから教えてもらったと言っていた」(47歳/女性)などが挙がりました。
次いで「年齢的に」という声が多く、例えば「中学生になったのでバレていると思い、伝えたらびっくりされた」(44歳/女性)などが聞かれました。
また、意外と多かったのが、「用意しているところを見られてしまった」という失敗で、「クリスマスイブにプレゼントを枕元に置くところをまともに見られてしまった」(45歳/男性)や「サンタクロースからのブレゼントのレシートを見つけてしまった」(44歳/女性)、「サンタクロースに変装していたのが父親だとバレてしまった」(43歳/女性)などが挙げられました。
他には「ネット検索で『いない』ことに気づいた」(48歳/女性)や「我が家は現実主義で、最初から嘘をつかずに『いない』と言っている」(43歳/女性)などが聞かれました。
今年は63.6%の家庭に「サンタクロース」がプレゼントを運んでくる!
次に「今年のクリスマスは『サンタクロース』からのプレゼントを渡す(置く)予定ですか?」と聞いたところ、「渡す予定」の人が63.6%、「渡さない予定」が36.4%でした。
子どもが「サンタクロース」は「『いる』と思っている」と回答した人で、「渡す予定」だという人は94.4%で、9割を超えました。また、「『いない』と思っている」人では33.6%でした。
「渡す予定」だという人に理由を聞きました。
最も多く挙がったのは「子どもが『サンタクロース』を信じているから」で、具体的には「子どもが信じているうちは、『サンタクロース』からのプレゼントとして渡したい」(43歳/男性)や「『サンタクロース』に欲しいものを毎日お願いしているから」(41歳/女性)などが聞かれました。
次いで「恒例行事だから」という声が多く、例えば「本当のことを分かっていても、毎年の決まりとして続けているから」(43歳/男性)や「イベントごとや行事は大事にしたいから」(34歳/男性)などが挙がりました。
他には「自分が子どもの頃、『サンタクロース』からのプレゼントが楽しみだったから」(37歳/男性)や「できるだけ長く信じていてほしいから」(34歳/女性)、「その日しか玩具を買わないことに決めているから」(41歳/女性)などが聞かれました。
反対に「渡さない予定」という人では、「年齢的に」という理由が最も多く、具体的には「もう、高校3年生なので、親からのプレゼントとして渡している」(46歳/女性)や「小学校6年生の時に、中学生からは両親が『サンタクロース』の代わりになると伝えたから」(40歳/女性)などが挙がりました。次いで「『サンタクロース』を信じていないから」という声が多く、例えば「プレゼントは親からだと知っているため、その事実を曲げても意味がないと思うから」(49歳/男性)や「『サンタクロースがいない』と分かった時点で、『サンタクロースからのプレゼントはなし』と決めていたから」(39歳/女性)などが聞かれました。
「サンタクロース」の存在は「小学校中学年の時」に最も危ぶまれる!?
次に、「あなたのお子様は何歳の時に『サンタクロースが実在しないこと』を知りましたか?もしくは、いつごろ伝える予定ですか?」という質問をしたところ、「未就学児」が8.7%、「小学校低学年」が7.8%、「小学校中学年」が最も多く14.9%、「小学校高学年」が10.8%、「中学生以上」が6.2%でした。
また、「伝えない/分からない」という人は51.6%でした。
子どもが「サンタクロース」は「『いる』と思っている」と回答した人では「伝えない」と回答した人が63.0%でした。また、「『いない』と思っている」人では、「未就学児」の間に気づいた・伝えた人が9.3%、「小学校低学年」が13.8%、「小学校中学年」が25.6%、「小学校高学年」が19.4%、「中学生以上」が9.4%でした。
4人に1人のこどもが「小学校中学年」の時に「サンタクロースが実在しない」と知ったことが分かりました。
半数以上の親たちが、「サンタクロース」は「『いる』ことにした方が良い」と考えている。
最後に「子育てや教育上、『サンタクロース』の存在についてどう思いますか?」という質問をしました。
結果、「『いる』ことにした方が良いと思う」という人が53.0%、「どちらとも言えない」が41.0%、「『いない』ことにした方が良いと思う」が6.0%でした。
それぞれ理由を聞いた。「『いる』ことにした方が良いと思う」という人からは「夢があるから」という声が最も多く、具体的には「子どもに夢を与える存在は必要だと思うから」(48歳/男性)や「夢があるし、その方が親も楽しいから」(49歳/女性)などが挙がりました。
次いで「想像力が養われるから」という理由が多く、例えば「色々な空想が膨らみ、そこからさまざまなことを考えると思うから」(35歳/女性)や「いつか自分で気づくまでは、子どもの想像力を大事にしたいから」(43歳/男性)などが聞かれました。他には「自分が親にしてもらって嬉しかったことは引き継ぎたいし、子どもにもそうしてほしいから」(47歳/男性)や「ファンタジーの世界に入り込めるのは子どもの頃だけの特権だから」(33歳/女性)、「身近な大人以外が1年間の行いを見てくれていると思えること、自らの頑張りを振り返ることができるのは子どもにとって効果的だと思うから」(38歳/男性)などが挙げられました。
「どちらとも言えない」という人から最も多く挙がったのは「子どもに合わせる」という声で、具体的には「子どもは自然と理解していくだろうし、その時の子どもの様子に合わせれば良いと思う」(42歳/女性)や「早く知ってしまうのも良いことではないと思うが、信じる・信じないは本人次第だから」(49歳/女性)などが挙がりました。
他には「ひとつのイベントとして楽しめれば良いと思うから」(46歳/男性)や「楽しみを奪うのは良くないと思うが、嘘をついたと思わせてしまうのも避けたいので難しい」(32歳/女性)などが聞かれました。
また、「『いない』ことにした方が良いと思う」と回答した人からは、「いつかいないことに気づくから」(39歳/女性)や「早めに現実を知っておいた方が良いと考えるから」(40歳/男性)などが挙げられました。
子どもが「サンタクロース」を認識している家庭では9割以上が、一度は「サンタクロース」の存在を信じることが分かりました。今年のクリスマスも、たくさんの家庭でパパサンタ・ママサンタが活躍することでしょう。
※調査概要
有効回答 首都圏在住で30歳~49歳の子どものいる既婚男女862名(学生は除く
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2016年11月8日(火)~11月10日(木)
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