日本で一番日照時間が長い都道府県は?【意外と不正解者続出!】「沖縄?」「晴れの国・岡山でしょ!」→「自信満々だったのに間違えた…」

  • 2026年10月05日公開

「埼玉県と隣接している都県といえば?」【間違えたら恥ずかしい】「4つは確実って選択肢にない涙」「茨城県はどうだろう……」「覚えておきます!」

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

「日本で一番、日照時間が長い都道府県は?」と聞かれたら、どこを思い浮かべますか?

南国の沖縄県、それとも「晴れの国」として知られる岡山県でしょうか。

今回は、気象庁の平年値(1991〜2020年の30年間の平均)をもとに出題します!

日本で一番、日照時間が長い都道府県は?

日照時間とは、太陽の光が地面を照らしていた時間のこと。1年間でこの時間が一番長い都道府県はどこでしょうか?

次の4つのうちから選んでください。

① 沖縄県
② 岡山県
③ 山梨県
④ 埼玉県

※比較するのは県全体の平均ではなく、原則として県庁所在地の観測値です。埼玉県は熊谷市、東京都は千代田区、滋賀県は彦根市の値を使用しています。

正解は……

正解は、③の「山梨県」です!

山梨県(甲府)の年間日照時間は2,225.8時間で全国1位。全国平均の1,915.9時間より300時間以上長く、1日あたりにすると約6.1時間もお日さまが出ている計算です。

ちなみに、岡山県は15位、沖縄県は36位。どちらもトップ10にすら入っていません。

データ出典:岡山県「日照時間(平年値)(統計期間1991~2020年)」(資料出所:気象庁)

年間日照時間ランキング!上位5位は?

平年値の上位5位はこちらです。

1位 山梨県:2,225.8時間
2位 高知県:2,159.7時間
3位 群馬県:2,153.7時間
4位 静岡県:2,151.5時間
5位 愛知県:2,141.0時間

データ出典:岡山県「日照時間(平年値)(統計期間1991~2020年)」(資料出所:気象庁)

上位には太平洋側の県がずらり。一方、最下位は秋田県(1,527.4時間)で、46位青森県、45位山形県と東北の日本海側が下位に並びます。冬に雪雲がかかりやすい日本海側は、どうしても日照時間が短くなるのです。

なぜ山梨県は日照時間が長いの?

山梨県の県庁所在地・甲府市は、周囲をぐるりと山に囲まれた甲府盆地にあります。周囲の山々の影響で、台風や低気圧、前線による雨の影響を受けにくいことがあります。

冬の季節風も、日本海側に雪を降らせたあと山を越え、乾いた風になって届きます。そのため冬もカラッと晴れる日が多く、1年を通して日照時間を稼げるのです。

「晴れの国・岡山」が1位じゃないのはなぜ?

「岡山といえば晴れの国でしょ?」と思った人、実はその認識も間違いではありません。

岡山県が「晴れの国」と呼ばれる根拠は、日照時間ではなく「降水量1mm未満の日数」。岡山県によると、この日数は平年値で276.7日と全国最多です。

データ出典:岡山県「岡山の降水量1mm未満の年間日数は、引き続き全国最多です。」(平年値・統計期間1991〜2020年)

つまり岡山は「降水量1mm未満の日が全国47地点で最も多い県」であって、「太陽が出ている時間が一番長い県」ではないのです。雨が降っていなくても、厚い雲で日差しがさえぎられていれば、日照時間にはカウントされません。

ちなみに「降水量1mm未満の日数」の2位は、276.1日の山梨県。その差はわずか0.6日で、山梨は"雨の少なさ"でも岡山とほぼ互角なんです。

南国・沖縄が36位の理由

意外なのが沖縄県の36位(1,727.1時間)。強い日差しのイメージとは裏腹に、海に囲まれて湿った空気が多く雲が発生しやすいこと、梅雨や台風の影響を受けやすいことなどから、年間で見ると日照時間は伸びにくいのです。37位の北海道(1,718.0時間)とほぼ同じ水準というのも驚きですね。

実は、年によって1位が入れ替わる

1年ごとのデータで見ると、1位は年によって入れ替わります。総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた」によると、2018〜2024年の7年間では、山梨県が2018年・2019年・2021年の3回トップ。ほかは高知県(2020年・2024年)、大阪府(2022年)、埼玉県(2023年)でした。

データ出典:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2020〜2026」B 自然環境(日照時間・2018〜2024年の観測値)

晴れの多い県同士の差はわずかで、その年の天候次第で順位が動くのです。それでも7年で3回1位、30年の平均でも1位と、山梨県はやはり"日本一お日さまに恵まれた県"といえそうです。

「日照時間」と「昼の長さ」は違う!

日照時間は、日の出から日の入りまでの時間ではありません。直射日光が地表に当たっていた時間を合計したものです。

出典:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2026」基礎データの説明「日照時間(年間)」

昼間でも、厚い雲に覆われて直射日光が届かなければ、日照時間は伸びません。「暖かそう」「南国だから」というイメージだけでは、答えを当てにくい理由がここにあります。

今回の答えは「山梨県」!

日本で一番日照時間が長い都道府県は山梨県でした。「晴れの国」岡山は"雨が降らない日"の日本一、山梨は"日が照っている時間"の日本一。似ているようで、実は別のランキングなんです。

身近な人にも、ぜひクイズ形式で出題してみてください!

りんごのイラスト/タワシ

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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