盆提灯はいつから飾る?いつまで・片付け時期を地域別に解説

  • 2026年08月14日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

盆提灯をいつ出せばいいのか調べても、「少し前から飾る」「17日ごろまで」といった曖昧な表現が多くて迷っていませんか?出し入れのタイミングや処分方法が分からず、準備が進まないと不安になりますよね。

本記事では、7月盆・8月盆それぞれの飾る時期や片付けるタイミングを具体的な日付で分かりやすく解説します。結論からお伝えすると、お盆の月の1〜10日ごろから遅くとも迎え火の13日までに飾り始め、送り火の翌日17日中に片付けるのが基本です。初盆で使う白提灯の扱い方や処分方法、誰が買うべきかといったマナーまで網羅していますので、ぜひ参考にしてください。正しい知識をサクッと押さえて、失礼なくスムーズにお盆を迎えましょう!

盆提灯はいつから飾る?結論と基本の時期

まずは全体像から押さえましょう。盆提灯を飾る時期は地域で1か月ずれますが、「月初めから中旬に出して、17日にしまう」という流れはどの地域でも共通です。ここでは月に関わらず使える基本の考え方を先にまとめます。

飾り始めは月の1〜10日ごろ・遅くとも迎え火の13日まで

盆提灯は、お盆に入る月の1日から10日ごろを目安に飾り始めます。「何日ちょうどでないとダメ」という厳密な決まりはなく、月の前半のうちに出しておけば問題ありません。

ひとつだけ守りたいのは、ご先祖様を迎える迎え火の13日までには必ず飾り終えておくことです。盆提灯は故人が家に帰ってくるときの目印なので、迎え火より後になると本来の役目を果たせません。準備がつい後回しになりがちな方は、「お盆の月に入ったら、まず提灯」と覚えておくと安心です。早めに出しておくぶんには失礼にはあたりません。

いつまで飾る?送り火翌日の17日中に片付けるのが基本

片付けの目安は、ご先祖様を送り出す送り火の翌日、つまり17日中です。送り火は16日に行う地域が多く、その翌日にしまう流れになります。

16日の夜のうちに片付けても構いませんし、17日にゆっくり片付けても問題ありません。仕事や家事で当日に手が回らなくても、数日のうちに片付ければ神経質になる必要はありません。大切なのは日付そのものより、「送り火が済んだら片付ける」という順番のほうです。

飾り始め〜片付けまでの流れをカレンダーで確認

言葉だけだと分かりにくいので、8月盆を例に流れを表にまとめました。7月盆の地域は、そのまま月を7月に置き換えて読んでください。

日付(8月盆の例)すること
1日〜10日ごろ盆提灯を飾り始める
13日迎え火(この日までに飾り終える)
13〜16日お盆期間・提灯に明かりをともす
16日送り火
17日盆提灯を片付ける

この「月初めに出す→13日まで→16日送り火→17日しまう」というリズムさえ頭に入れば、毎年迷わずに準備を進められます。

7月盆と8月盆で時期はどう違う?地域別の日付早見

盆提灯でいちばん混乱するのが、地域によってお盆の月がまるごと1か月ずれる点です。ここでは8月盆と7月盆それぞれの具体的な日付と、自分の地域がどちらか分からないときの確認方法をまとめます。

8月盆(旧盆)は8/1〜10ごろ〜8/17前後が目安

全国の多くの地域が当てはまるのが、8月にお盆を行う「8月盆(旧盆)」です。飾り始めは8月1日〜10日ごろ、迎え火は8月13日、送り火は8月16日、片付けは8月17日が目安になります。

お盆休みが8月13日〜16日あたりに設定されているのも、この8月盆に合わせたものです。ご自身や周りの家が「お盆といえば8月」という感覚なら、まずこのスケジュールで準備すれば間違いありません。

7月盆(新盆地域)は7/1〜10ごろ〜7/17前後が目安

東京の一部や神奈川の都市部、静岡の一部などでは、7月にお盆を行う「7月盆」の地域があります。この場合は月がそのまま1か月早まり、飾り始めは7月1日〜10日ごろ、迎え火は7月13日、送り火は7月16日、片付けは7月17日が目安です。

日付の「13日・16日・17日」という数字は8月盆とまったく同じで、月だけが7月になると考えると覚えやすいです。7月盆の地域は「新盆(しんぼん)地域」とも呼ばれますが、これは後で説明する初盆(にいぼん)とは別の意味なので混同しないようにしましょう。

自分の地域がどちらか分からないときの確認方法

引っ越してきたばかりだったり、結婚して相手の家のしきたりが分からなかったりすると、7月盆か8月盆か迷うこともあります。そんなときは、次のいずれかで確認すると確実です。

  • 近所の人や親戚に「お盆は7月ですか、8月ですか」と直接聞く
  • お世話になっているお寺(菩提寺)に問い合わせる
  • 地域の広報やお盆行事の告知の日程を見る

迷ったときは、その土地に長く住む人の慣習に合わせるのがいちばん安心です。判断がつかない場合は全国的に多数派の8月盆に合わせておけば、大きく外すことはありません。

初盆(新盆)の盆提灯はいつから?普通のお盆との違い

故人が亡くなって四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆を「初盆(はつぼん)」または「新盆(にいぼん・あらぼん)」と呼びます。初盆は一度きりでやり直しがきかないぶん、不安を感じる方が多い場面です。ここでは通常のお盆との違いを整理します。

初盆は白提灯を飾る・飾る時期は通常のお盆と同じ

初盆で最も大きな違いは、絵柄のない真っ白な「白提灯」を飾ることです。白提灯には、初めて帰ってくる故人が迷わないようにという意味と、清らかな気持ちで迎えるという意味が込められています。玄関先や軒先など、外から見える場所に吊るすのが一般的です。

飾る時期そのものは通常のお盆とまったく同じで、月の初めから13日までに飾り始めれば問題ありません。「初盆だから特別に早く出さなければ」と気負う必要はないので、安心してください。白提灯とあわせて、絵柄の入った通常の盆提灯を飾る家も多くあります。

白提灯はいつまで?送り盆で片付け初回一度きり

白提灯を飾るのは初盆の一度きりで、翌年からは使いません。片付けの時期は通常のお盆と同じく、送り火が済んだ17日ごろが目安です。

「もったいないから来年も」と思うかもしれませんが、白提灯はその年の故人を迎えるためだけのもの。翌年以降は、繰り返し使える絵柄の盆提灯に切り替えます。一度きりと聞くと身構えてしまいますが、やることはシンプルなので、慌てずに準備すれば大丈夫です。

初盆の白提灯の処分方法(お焚き上げ・清めて処分)

一度きりで使い終わった白提灯は、次のいずれかの方法で処分します。どちらでも失礼にはあたりません。

  • お寺や地域のお焚き上げに出す:菩提寺や送り盆の行事でお焚き上げをしてくれる場合があります。まずは菩提寺に相談するのが確実です。
  • 自宅で清めてから処分する:火袋の部分だけを少し燃やして形式的にお焚き上げとし、残りは白い紙に包んで一般ごみとして処分する方法もあります。

近年は住宅事情から、自宅で清めて処分するご家庭も増えています。感謝の気持ちを込めて手を合わせてから処分すれば、方法にこだわりすぎなくても問題ありません。判断に迷うときは菩提寺に尋ねると、その地域に合ったやり方を教えてもらえます。

盆提灯は誰が買う?贈答のマナーと相場

「盆提灯は誰が用意するの?」という疑問も多く寄せられます。ここは正式な決まりがない部分なので、まず気持ちを楽にしてから読み進めてください。

正式な決まりはなし・遺族(施主)が用意するのが基本

結論から言うと、盆提灯を誰が買うかに厳密な決まりはありません。一般的には、故人を供養する遺族(施主)が自分の家の分を用意します。

「本当はもらうものなのに自分で買ってしまった」と心配する必要はありません。自分の家で飾る提灯を自分で用意するのは、ごく自然なことです。まずは施主が基本と覚えておけば十分です。

親族や親しい人が贈る地域慣習と提灯代・のし袋の書き方

地域によっては、故人と親しかった親族や知人が盆提灯を贈る慣習も残っています。ただ、最近は住宅事情から提灯そのものではなく、「御提灯料」としてお金を包む形が主流になっています。

お金を包む場合ののし袋の表書きは、「御提灯料」または「御佛前」とし、水引は黒白または双銀の結び切りを選びます。金額の相場は3,000円〜1万円程度が目安ですが、故人との関係の深さや地域の慣習によって変わります。

贈るべきか迷ったら、施主や年長の親族に「提灯を贈る風習はありますか」と一言確認するのがいちばん確実です。良かれと思ってしたことが重複してしまうのを防げます。

盆提灯は何年使える?点灯時間など飾り方の疑問

提灯を用意するとき気になるのが、「毎年買い替えるの?」「いつ電気をつけるの?」といった実用面です。ここで飾り方の細かな疑問をまとめて解消します。

絵柄提灯は毎年繰り返し使える・保管とお手入れのコツ

白提灯は初盆一度きりですが、絵柄の入った通常の盆提灯は毎年繰り返し使えます。何年という明確な寿命はなく、丁寧に扱えば10年以上使い続けている家庭も珍しくありません。

長持ちさせるコツは保管の仕方です。片付けるときは、やわらかい布や毛ばたきでほこりを落とし、湿気を避けて桐箱や購入時の箱にしまいます。火袋(和紙や絹の部分)は特にデリケートなので、押しつぶさないよう注意しましょう。虫食いやカビが心配な場合は、乾燥剤を一緒に入れておくと安心です。

点灯する時間帯は夕方〜就寝前が目安

盆提灯に明かりをともす時間帯は、夕方から夜、就寝前までが目安です。ご先祖様が家にいる間、暗くなってからやさしい明かりでお迎えするイメージです。

一日中つけっぱなしにする必要はなく、朝になったら消して構いません。就寝時や外出時は火事の心配もあるため、必ず明かりを消しましょう。近年は電気式が主流なので、消し忘れが不安な方はタイマー付きのものを選ぶと管理が楽になります。

飾る場所と電気式(電池・コード)提灯の安全な使い方

盆提灯は、仏壇のそばや盆棚(精霊棚)の左右に飾るのが一般的です。マンションなどスペースが限られる場合は、仏壇の近くに置ける小さめの提灯でも問題ありません。

電気式には、コンセントにつなぐコード式と、乾電池で光る電池式があります。コンセントの位置に縛られたくない、コードでつまずくのが心配、という場合は電池式が扱いやすくおすすめです。いずれも小さなお子さんやペットがいるご家庭では、倒れないよう安定した場所に置き、コードを足元に這わせないようにすると安心です。

盆提灯の意味と種類|飾る前に知っておきたい基礎

時期や飾り方が分かったところで、「そもそもなぜ飾るのか」も知っておくと、準備に納得感が生まれます。ここでは意味と種類の基礎をやさしくまとめます。

盆提灯は故人が迷わず帰るための目印

盆提灯は、お盆に帰ってくるご先祖様や故人が迷わず家にたどり着けるようにする「目印」としての役割を持っています。玄関先や窓辺の明かりが、帰り道を照らす灯りというわけです。

あわせて、故人への感謝や供養の気持ちを表す意味もあります。「なぜ飾るのか」が分かると、時期や場所の判断にも自然と迷いがなくなります。

白提灯・大内行灯・回転灯などの種類と選び方

盆提灯にはいくつか種類があります。代表的なものを整理しました。

  • 白提灯:初盆専用の真っ白な提灯。玄関先などに吊るす。
  • 大内行灯(おおうちあんどん):床に置く脚付きのタイプ。絵柄が入り、毎年使える定番。
  • 回転灯(かいてんとう):内側の絵柄が回って見える華やかなタイプ。大内行灯に組み込まれたものも多い。
  • 吊り提灯:天井や軒先から吊るすタイプ。省スペースで飾れる。

選び方に厳密な正解はありません。飾る場所の広さで置き型か吊り型かを決め、あとは好みの絵柄で選べば大丈夫です。初盆の年は白提灯を優先し、翌年から繰り返し使える大内行灯などをそろえていくと無駄がありません。

浄土真宗や住宅事情での例外・迷ったら菩提寺へ

ここまでが一般的な考え方ですが、例外もあります。たとえば浄土真宗では、故人はすぐに極楽浄土に往生するという教えから、迎え火や送り火・初盆の白提灯といった風習を重視しないことがあります。この場合、盆提灯は供養や故人を偲ぶ飾りとして用いられます。

また、マンション住まいで軒先に吊るせない、仏壇がない、といった住宅事情もあるでしょう。そうしたときは、無理に形式にこだわらず、置ける範囲の提灯で気持ちを込めれば十分です。宗派や地域のしきたりで迷ったら、菩提寺に相談するのがいちばん確実で安心です。その家に合ったやり方を教えてもらえます。

盆提灯の時期に関するよくある質問

この記事に関してよく寄せられる質問をまとめました。

盆提灯は13日ぴったりに飾らないといけませんか?

いいえ、13日ぴったりである必要はありません。お盆の月の1日〜10日ごろから飾り始めて大丈夫です。守りたいのは「迎え火の13日までには飾り終えておく」という点だけなので、早めに出すぶんには問題ありません。

片付けが17日を過ぎてしまいました。失礼にあたりますか?

数日過ぎた程度なら心配いりません。大切なのは日付そのものより「送り火が済んだら片付ける」という順番です。仕事や家事で当日に手が回らなくても、送り火のあと落ち着いたタイミングで片付ければ失礼にはあたりません。

初盆の白提灯は毎年買い替えるのですか?

白提灯を使うのは初盆の一度きりです。翌年以降は使わず、繰り返し使える絵柄入りの盆提灯に切り替えます。使い終わった白提灯は、菩提寺でのお焚き上げ、または自宅で清めてから処分します。

盆提灯を飾るスペースがありません。どうすればいいですか?

省スペースで飾れる小さめの吊り提灯や、仏壇のそばに置けるコンパクトな提灯を選べば大丈夫です。形式にこだわりすぎず、置ける範囲で故人を迎える気持ちを込めれば十分です。

7月盆か8月盆か分からないときはどちらに合わせればいいですか?

まずは近所の人や親戚、菩提寺に確認するのが確実です。どうしても分からない場合は、全国的に多数派の8月盆(8月13日迎え火・16日送り火)に合わせておけば大きく外すことはありません。

まとめ|自分の地域に合わせて迷わずお盆を迎えよう

盆提灯は、あいまいな情報に振り回されなくても、日付さえ押さえれば迷わず準備できます。最後に大切なポイントを整理します。

  • 飾り始めはお盆の月の1〜10日ごろ、遅くとも迎え火の13日まで
  • 片付けは送り火の翌日17日中が基本(数日過ぎても問題なし)
  • 地域で月が1か月ずれる。8月盆は8/13迎え火・8/16送り火、7月盆は7/13迎え火・7/16送り火
  • 初盆は白提灯を飾り、時期は通常と同じ・使うのは一度きり。処分はお焚き上げか清めて処分
  • 誰が買うかに決まりはなく、施主が用意するのが基本。贈る場合は御提灯料で
  • 絵柄提灯は毎年使える。点灯は夕方〜就寝前、外出・就寝時は消す

まずは自分の地域が7月盆か8月盆かを確認し、その月の初めに提灯を出すことから始めましょう。初盆で不安なとき、宗派の例外で迷うときは、菩提寺に一言相談すれば安心です。日付を味方につければ、今年のお盆は落ち着いてご先祖様を迎えられます。

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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