6÷2(1+2)の答えはいくつ?【計算が得意な人も間違えがち!】→「自信満々だったのに…恥ずかしい!」
- 2026年07月19日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
ここでは、ヨムーノでよく読まれた面白クイズをご紹介しています。
問題:息子は何位でゴールした?
今日は待ちに待った運動会。
リレー競争のアンカーを任された息子が走っています。
そしてラストスパート!なんと息子は、前を走る「2位の人」を見事に追い抜いて、そのままゴールしました!
さて、息子は何位でゴールしたでしょう?
ノーヒントでお答えください!
正解
正解は… 2位 です!
なぜ「1位」と間違えやすいの?
この問題を出されると、大人の多くが直感で「2位を抜いたんだから、堂々の1位だ!」と答えてしまいます。これは、脳が「追い抜く=トップに立つ」というポジティブなイメージを勝手に先行させてしまうためです。
冷静に状況を思い浮かべてみましょう
言葉のトリックに騙されず、実際のグラウンドの状況を論理的に整理してみます。息子が追い抜く直前、走っている順番は以下のようになっていました。
- トップ:1位の人
- その次:2位の人
- その次:息子(この時点では3位)
ここで息子が「2位の人」を追い抜くと、息子はその人のポジション(順位)に入ることになります。
つまり、息子は2位に浮上しただけで、まだ前には「1位の人」が走っているのです!そのため、そのままゴールした息子の順位は「2位」が正解となります。
豆知識:じゃあ「ビリの人」を追い抜いたら?
このクイズには、さらに大人が混乱する有名な「ひっかけ問題」の続きがあります。
「では、マラソン大会で『ビリ(最後尾)の人』を追い抜いたら、何位になるでしょう?」
少し考えて「ブービー賞(下から2番目)!」と答えたくなるかもしれませんが、これも間違いです。
正解は「ビリの人を追い抜くことは、基本的に不可能」です。
なぜなら、一本道のコースの場合、あなたがその後ろを走っている時点で、ビリ(最後尾)は前の人ではなく「あなた自身」だからです!
仮に、これがトラック競技のような周回コースで、前を走る「周回遅れのランナー」を追い抜いたのだとしても、あなた自身の順位は変わらないですよね。
人間の脳は、文章を読むときに都合よく映像を補完してしまうクセがあります。たまにはこうした論理クイズで、脳のストレッチをしてあげるのも良いですね!
問題:夫の買い物袋に入っていたものは
ある日、妻が夫に下記のようなお使いを頼みました。
「スーパーでリンゴを3個買ってきて。もしスイカがあったら、1個買ってきて」
さて、夫の買い物袋に入っていたものは、次のうちどれでしょう?
- リンゴ3個とスイカ1個
- リンゴ1個
- スイカ1個
※スーパーにはリンゴもスイカも豊富に陳列されています。
正解

正解は… 1~3 すべての可能性がある です!
「目的語」を補えないコンピューターの悲劇

この問題は、受け取り手の「思考回路」によって結果が激変します。
- 1番(リンゴ3個とスイカ1個)になる場合
一般的な「常識」で判断したケースです。「(追加で)スイカを1個買ってきて」と文脈を補完して解釈しています。
- 2番(リンゴ1個)になる場合
プログラマー的な「論理」で判断したケースです。「1個買ってきて」の対象が明示されていないため、直前の目的語である「リンゴ」を引き継ぎ、「スイカがあったから、(リンゴの注文数を上書きして)リンゴを1個買ってきたよ」という行動になります。
- 3番(スイカ1個)になる場合
「もしスイカがあったら」以降の指示が、最初の「リンゴを3個買う」というタスクを完全に上書きしてしまったケースです。
お使いを頼んだ人の「思惑」が、実行する人の「アルゴリズム」によって書き換わってしまう。言葉の境界線の恐ろしさですね。
豆知識:世界中で愛される「プログラマー・ジョーク」
この「お買い物ジョーク」は世界中のエンジニアの間で愛されており、英語圏では「牛乳と卵」のバージョンが最も有名です。
妻:「牛乳を1パック買ってきて。卵があったら6つお願い」
夫:(牛乳を6パック買ってくる)
妻:「なんで牛乳を6パックも買ってきたの!?」
夫:「だって、卵があったから」
私たちが普段、いかに「空気を読む(文脈を推測する)」という高度な情報処理を無意識に行っているかがよくわかる、面白い境界線ですね。
おまけ:じゃあ、どう頼めばよかったの?
バグ(誤作動)を防ぐためには、指示を出す側が省略をせず、「目的語(対象物)」を明確にする必要があります。
正しい指示の出し方
「リンゴを3個買ってきて。もしスイカがあったら、スイカも1個買ってきて」
マニアック豆知識:日本語の「も」という魔法
「スイカも」という日本語。
この「も」という一文字は、日本語において「前の条件を生かしたまま、新しい条件を追加する」という非常に強力なプログラムコード(添加の助詞)の役割を果たしています。
助詞一つで致命的なバグが防げるなんて、日本語って面白い境界線を持っていますよね。
ここまで言えば、人間の夫も、もしかしたらAIも、完璧な買い物をしてくれるはずです(たぶん!?)。
問題:6÷2(1+2)はいくつ?

小さな数字だけだから簡単!?すんなり答えが出ましたか?
算数の境界線:
「×」を省略するルールがないため、この式は「文法ミス」。算数という言語では翻訳不能です。
数学の境界線:
「省略された掛け算(6÷2(3))を一塊とみなす」という慣習(答えが1になる派)と、「掛け算は掛け算。省略しても順序は変わらない」という厳格なルール(答えが9になる派)が、世界中で対立しています。
この問題の本当の正解は「9」でも「1」でも「解なし」でもなく、「誰が読んでも答えが一つに決まるように、もっと丁寧に(分数などを使って)式を書きましょう」という、コミュニケーションの教訓だったのです。
「算数で解いて」と指定した場合
算数のテストや教科書のルール(文法)に従うことになります。
判定: 「式が正しくないので解けない(不備)」 理由: 小学校の算数には「数字とカッコの間の × を省略する」という定義が存在しません。
算数のルールでは × を省略できないので、この式は書き間違いです。正しく6÷2×(1+2) と書かれていれば、答えは 9 です。
「数学で解いて」と指定した場合
中学校以上の代数学のルールに従うことになりますが……実はここでも大論争が起きます!
判定: 「1」と「9」で真っ二つに分かれる(本当の正解は『式が悪い』)
【数学界の本当の結論】
数学の最大の目的は「誰が見ても誤解のない論理を組み立てること」です。
そのため、誤解を生む「÷」と「省略された×」を混ぜて書くこと自体が数学のルール違反(御法度)とされています。
国際的なルールでも「誤解を避けるため、割り算は『分数』を使って上下で書きなさい」と推奨されています。
GoogleやAIはどう答える?
ちなみに、Googleの計算機能や最新のAIにこの式を入れると、多くの場合「9」と答えます。
これは、コンピューターが「左から順番に処理する」という厳格なプログラム(アルゴリズム)で動いているからです。
「1」と答えるのは、行間を読もうとする「人間らしい脳」の持ち主かもしれませんね。
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