お肉の冷凍保存はパックのままでいい?精肉店が教える「冷凍焼けを防ぐ方法」と保存期間の目安

  • 2026年06月26日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

冷凍庫にお肉をパックのまま保存していたら、いつの間にか霜がついたり、お肉の風味がイマイチになったりしたことはありませんか?

実は、意外な“あるアイテム”を使うことで、お肉の劣化を抑えながら冷凍保存しやすくなるんです。

今回は、精肉のプロが推奨する「お肉の冷凍保存方法」をご紹介します。

今回教えてくれたのは、精肉店「京都 みや喜」

精肉店「京都 みや喜」が運営するYouTubeチャンネル『街の小さなお肉屋さん』は、お肉屋さんの舞台裏をリアルに紹介しているチャンネルです。

普段は見ることのできない厨房の様子や、プロの職人による鮮やかな仕込みの様子が公開されており、家庭でもできるお肉の簡単な処理方法や保存方法なども解説しています。

今回は、「お肉の冷凍保存方法」の動画をご紹介します。

【鉄則】「あとでやろ……」は命取り!お肉を買ったら“即冷凍”すべき理由

どんなに忙しくても、買いたての新鮮なうちに冷凍庫へ直行させること。これがプロ直伝の、一番大切で絶対に守ってほしい鉄則です。

「京都 みや喜」店長の宮崎さんによると、お肉は「急速冷凍・緩慢解凍」が基本なのだそう。

買ってからすぐ冷凍するか、1〜2日経ってから冷凍するか、また持ち帰る際に保冷バッグを使ったかどうかによっても、冷凍後の状態は変わってくるといいます。

つまり、同じ冷凍保存でも“買ってからできるだけ早く凍らせる”ことが、より長持ちさせるための大事なポイントなのです。

【お肉の冷凍方法①】約1か月半〜2か月保存!トレーのまま包むだけの超特急ルート

とにかく時間がなくて1分1秒を争う日はこれ!パックからお肉を取り出す必要すらありません。

紙でトレーごとぐるぐる巻きにしてフリーザーバッグに入れるだけで、何もせず冷凍するより、温度変化の影響を受けにくくなるそうです。

手順①

トレーのまま、紙をぐるぐると巻いていきます。動画では「包装紙」を使っていますが「新聞紙」でもOKです。

手順②

フリーザーバッグや密閉式保存容器に入れます。

手順③

フリーザーバッグに入れた場合、空気を抜いておきましょう。

冷凍庫に入れたら完成です!

パックから出さずに包めるため、とにかく早く冷凍庫に入れられるのがこの方法のメリット。

トレーの中に空気が残るため、ラップで包む方法に比べると冷凍焼けのリスクはありますが、「何もせずパックのまま冷凍する」よりは、お肉を温度変化から守りやすくなります。

この方法での保存期間の目安は、1か月半〜2か月ほどだそうです。

【お肉の冷凍方法②】約3〜4か月保存!あえて“一晩凍らせてから包む”プロ推奨ルート

ちょっと時間に余裕がある日は、ひと手間かけて、より長持ちしやすい保存方法を試してみませんか?

ポイントは、凍らせてから紙を巻くという、プロならではのタイミングにあります。

手順①

トレーからお肉を取り出し、ラップで巻きます。

手順②

ラップで包みながら中の空気を抜いていきます。

手順③

冷凍庫に入れ、1日放置して凍らせます。

手順④

翌日、冷凍庫から凍ったお肉を取り出し、紙を厚めにぐるぐる巻きにします。

手順⑤

フリーザーバッグや密閉式保存容器に入れ、再び冷凍庫に入れたら完成です!

なんで翌日に紙を巻くの?

「先に紙を巻いたほうが、しっかり守れそう」と思うかもしれませんが、宮崎さんによると、最初から紙を巻くと冷凍に時間がかかってしまうのだそう。

まずはラップで包んだ状態で素早く凍らせ、完全に凍ってから紙を巻く。そうすることで、早く凍らせつつ、冷凍庫内の温度変化からお肉を守りやすくなるといいます。

この方法での保存期間の目安は、約3〜4か月ほど。

【お肉の冷凍方法③】約2か月〜2か月半保存!一晩待てない日は、ラップ後すぐ紙を巻いてもOK

「凍るのを一晩待って、次の日にまた取り出して紙を巻くなんて、さすがにめんどくさそう……」

そう思った方も、安心してください!

もちろん、お肉をラップで包んだら、そのまますぐに紙でぐるぐる巻きにして、フリーザーバッグ(または密閉式保存容器)にポンッと入れて冷凍しちゃってもOKだそうですよ!

ただし、ラップで包む場合は、きれいに包むことよりも「素早く行う」ことが大切。

ラップをすることで空気を抜きやすくなり、冷凍焼けのリスクを抑えやすい一方、作業に時間がかかると、その間にお肉の状態が変わってしまうこともあるといいます。

この場合の保存期間の目安は、2か月〜2か月半ほど。翌日に紙を巻く方法よりは短くなりますが、ラップで空気を抜いてから紙を巻くことで、冷凍焼けのリスクを抑えやすくなるそうです。

【なぜ?】パックのまま冷凍すると霜がつきやすい理由

「京都 みや喜」によると、お肉をパックのまま何もせず冷凍すると霜がつきやすい理由は、冷凍庫の『霜取り機能』にあるそうです。

イメージしやすいように、箱に入ったアイスクリームを思い出してみてください。

外箱から出して個包装の袋のまま冷凍庫に入れておくと、いつの間にか表面に白い霜がびっしりついて、シャリシャリに凍ってしまうことがありますよね。

これは、冷凍庫が自動で霜取りをするたびに庫内の温度が上下し、中の水分が溶けては凍ることを繰り返してしまうから。

一方、しっかりと紙箱に入ったアイスクリームは、外の温度変化の影響を受けにくいため、中の温度が保たれやすく、霜がつきにくくなります。

実はお肉もこれと全く同じ!パックのまま何もせず冷凍すると、温度変化のダメージをそのまま受けてしまいます。

だからこそ、新聞紙などの『紙』を巻いてフリーザーバッグに入れることで、外箱のような役割を果たし、お肉の鮮度をガチッとキープしてくれるのです。

プロ直伝の冷凍術でお肉をおいしく長持ち!

お肉の冷凍保存で一番大切なのは、買いたての新しいうちにすぐ冷凍庫へ入れること!

忙しい時はトレーのまま紙でぐるぐる巻きにしてフリーザーバッグに入れるだけで、お肉の劣化を抑えやすくなるとのこと。

ぜひ試してみてくださいね!

協力/「京都 みや喜」『街の小さなお肉屋さん』チャンネル

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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