「半額にしないなら取引終了w」父急逝で水産会社を継いだ僕を脅す高級寿司屋→全30店舗の納品をスパッと終了した結果…

  • 2026年06月27日公開

【高速道路を使う人は、絶対それやめてーー!】"NEXCO東日本"「ETCカードが突然使えなくなる」注意喚起に「ゾッ…」「やってた」盗難の可能性も

こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。
実話をもとにした、スカッとストーリーをお届けします。

僕は、父が営む水産卸会社で働いていました。しかしある日、大好きな父が急逝。突然のことに目の前が真っ暗になりましたが、父が遺してくれた会社を守るため、僕が若社長として跡を継ぐ決意をしたのです。

父の急逝と、理不尽な要求

社長に就任し、がむしゃらに仕事を覚えようとしていたある日。我が社にとって大口取引先である、高級寿司チェーンを経営する社長夫妻の元に挨拶に伺いました。

長年、父の魚を懇意にしてくれていた夫妻でしたが、彼らの口から出たのは、耳を疑うような言葉だったのです。

「あなたが息子さんね。ちょうどいいわ、ずっと言おうと思っていたことがあったの。悪いけど、これからは仕入れ値を全部『半額』にしてくれない?」

突然の要求に、僕は耳を疑いました。高級寿司店にふさわしい、最高品質の鮮魚を仕入れるにはそれなりのコストがかかります。半額など、到底不可能な数字でした。

僕が「それはいくら何でも無理です」と断ると、社長夫妻はニヤニヤしながら僕を脅してきたのです。

「いいのかい? うちを敵に回したら、お宅の会社危ないんじゃない?うちと取引したいって業者はいくらでもいるんだからさ。半額にしないなら、来月以降の取引は終わりだw」

契約解除と、僕の決断

夫妻は、若い僕が怯えて泣きつくとでも思っていたのでしょう。偉そうな態度で契約解除の書面を突きつけてきました。

しかし、父が命を懸けて守ってきた魚の価値を、理不尽な買い叩きで汚されるわけにはいきません。それに、ここで折れてしまえば、我が社を支えてくれている漁師さんたちにも顔向けができないのです。

覚悟を決めた僕は、真っ直ぐに夫妻の目を見て、笑顔で言い放ちました。 「承知しました。では、契約満了をもって終了で結構です」

予想外の僕の反応に、社長夫妻は一瞬きょとんとした後、「は!? 本当にいいんだな! 後悔しても遅いからな!」と捨て台詞を吐いて、店から僕を閉め出しました。

逆転劇と、自業自得の結末

全30店舗という大きな取引先を失った我が社でしたが、僕はすぐに動き出しました。父が築いてくれた信頼と、我が社が扱う魚の品質は本物です。

事情を説明すると、以前から「お宅の魚を仕入れたい」と言ってくれていた他の飲食店や、新しい高級ホテルなどが、喜んで我が社の魚を買い取ってくれることになったのです。

一方、困ったのはあの高級寿司チェーンでした。価格の安さを売りにする他の業者から同じ種類の魚を仕入れたものの、著しく品質が落ちてしまったのです。

「ネタが不味くなった」と、グルメな常連客たちは一気に離れていき、全30店舗の売り上げはガタ落ち。焦った社長夫妻から、泣きそうな声で「やっぱり元の値段でいいから、魚を納品してくれ!」と何度も電話がかかってきましたが、時すでに遅し。僕は静かに電話を切りました。

理不尽な脅しに屈せず、父のプライドを守り抜いて本当に良かったと、心から思っています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

【弟溺愛の両親に高級ホテルの予約は“家族だけ”と言われるが!?】実話をもとにした、恋愛漫画やスカッとストーリー特集 思わずハマる漫画がいっぱい【全部無料】笑いあり・涙あり・共感あり!ヤバイ、読み始めたら止まらない 【40度の高熱で欠勤すると、上司が「仮病ならクビ!」まさかの“自宅訪問”】実話をもとにした、恋愛漫画やスカッとストーリー特集




この記事を書いた人
実話をもとにした、恋愛漫画やスカッとストーリーをお届けします。
ヨムーノ【ときめき分室】

※取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ