【割れた卵】を翌日に食べるのはNG?食中毒のリスクとNG保存法【管理栄養士が解説】
- 2026年05月06日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
今回紹介するのは、ある夫婦の“朝食”にまつわるエピソード。
休日の朝、夫が用意してくれた卵かけご飯に感激したのも束の間……。夫が明かした「卵の保存方法」を聞いた瞬間、思わずゾクッとしてしまったのだそうです。
そんなエピソードとあわせて、管理栄養士さんに「割れた卵を食べる際のリスク」について伺いました。
夫が差し出した「卵かけご飯」の正体に絶句……

体験者:Kさん(34歳)
夫「おはよ〜!朝ごはん、卵かけご飯にしておいたよ」
休日の朝、少し寝坊した私に夫が差し出してくれたのは、一見おいしそうな朝食。感謝して箸を持とうとした私に、夫が衝撃の告白を始めました。
夫「実は昨日、買い物帰りに自転車でよろけちゃってさ。卵がいくつか割れちゃったから、もったいないと思って昨日のうちに中身を出して保存しておいたんだ」
夫「俺もさっき食べたけど、全然味も変わらないし、無駄にしなくて済んでよかったよ!」
……えっ、それって大丈夫なの?
卵は割った瞬間から傷みやすいと聞いたことがあるし、ましてや生で食べるなんて。夫は「節約できた」と満足げですが、私は不安で食欲が一気に引いてしまいました。
良かれと思ってやってくれたことだけど、一晩放置した生卵を食べるのは衛生的にかなり危険な気がします。実際のところ、どうなのでしょうか?
結論:割れた卵を翌日食べるのは絶対にやめて!
夫の優しさは嬉しいけれど、その「保存した生卵」を食べるのは、ちょっと待って!
実は、私たちが「節約のため」「念のため」と良かれと思ってやっている卵の扱いには、意外と知られていない落とし穴がたくさんあるんです。
特に、夫がやってしまったケースを含め、プロの視点から見ると実はとっても危険な「3つのNG保存方法」があるのをご存知でしょうか?
なぜそれらが危険なのか、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香さんに解説していただきます。
NG①割った卵を次の日に食べるのはダメ!

「溶き卵が余ったから明日使おう〜」と冷蔵庫に入れていませんか?この行為は、とっても危険です。
黄身には菌のエサとなる栄養がたっぷり。割って混ぜてしまうと、冷蔵庫に入れたとしても菌が増えてしまう場合があります。
実際に、前日に割っておいた卵で翌朝スクランブルエッグを作り、食中毒につながったケースもあるんです。
必ず食べる直前に割ってくださいね。
NG②ゆでて保存すれば長持ち、も間違い!

実は「割った卵」以外にも、意外とやってしまいがちな「良かれと思って逆効果」な保存方法があるんです。その代表格がこちら。
「賞味期限が切れそうだから、とりあえず全部ゆで卵にしました」という投稿をSNSでたまに見かけます。
私もやってる!という人もいるかもしれませんが実はそれ、間違いなんです。
そもそも、卵の賞味期限は「生で食べられる期限」のこと。それを過ぎたとしても、冷蔵庫で保存してしっかり加熱すれば1〜2週間は食べられるといわれています。

しかし殻付きのかたゆで卵は、冷蔵庫に入れても3〜4日しか持ちません。
今まで慌ててゆで卵を作っていた人は、応急処置をしたつもりが自分で期限を縮めていたのかも……。
「ゆでたから大丈夫!」と油断せず、早めに食べてくださいね。
出典:日本卵業協会「たまごの保存温度と生食できる日数」
出典:あいコープ宮城「卵の賞味期限とは?」
NG③ドアポケットで保存するのも控えて

さらにもう一つ、多くの人が「当たり前」だと思っている置き場所にも落とし穴が。
卵を冷蔵庫のドアポケットに入れている方は要注意。
というのも、ドア付近は開け閉めで揺れやすく、温度も変わりやすい場所なんです。
振動でヒビが入ったり温度変化で鮮度が落ちたりする場合があるので、冷蔵庫の棚に置くのがおすすめです。
まとめ:正しい保存の知識を持って、卵を安全においしく食べよう!
「もったいないから」という親切心や節約術が、時には家族の健康を脅かす原因になってしまいます。
特に「卵は割ったらすぐ食べる」が鉄則!もしヒビが入ってしまったら、翌日に持ち越さず、その場ですぐに中心部までしっかり加熱して食べるようにしましょう。
正しい知識を身につけて、安全でおいしい卵料理を楽しんでくださいね!
※一部AI生成画像を使用しています。
※本記事は、編集部メンバーや知人が体験した実話です。編集部がヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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