【新玉ねぎの辛み抜き】水にさらすのはNG!?栄養を逃さない3つの裏技
- 2026年03月21日公開
こんにちは!毎年、新玉ねぎの季節が楽しみで仕方がない、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
生の玉ねぎの辛み抜きで、つい水にさらしていませんか?実はそれ、血液をサラサラにする大切な栄養素が流れ出てしまうもったいない行動なんです!
本記事では、農林水産省の解説をベースに、栄養を一切逃さずフルーツのような甘みを引き出す最強の「放置」テクニックから、時間がない時の時短の裏技まで、正しい下ごしらえのコツを徹底解説。今日からサラダが劇的に美味しくなる知恵をご紹介します!
新玉ねぎを「最高」に食べる3つの知恵
新玉ねぎの栄養と美味しさを守るポイントを整理しました。
切り方の黄金ルール
繊維に対して垂直に!
細胞を壊して辛みを飛ば
縦に通っている繊維を断つように薄くスライスすると、辛み成分「硫化アリル」が抜けやすくなります。
スライサーの活用
できるだけ薄くすることで空気に触れる面積が増え、食感もやわらかく口当たりが良くなります。
水は使わない!「放置」が最強の隠し味
空気にさらすメリット
スライスした後にバット等に広げ、1時間〜一晩置くだけ。水に溶けやすい栄養素を一切逃さず、辛みだけを自然に飛ばせます。
豆知識:なぜ「生」で食べるのがいいの?
硫化アリルの特性
玉ねぎの辛み成分である「硫化アリル」は、熱に弱く、水に溶け出しやすいという性質があります。そのため、加熱調理よりも生で食べる方が、生活習慣病予防などの健康効果をダイレクトに得やすくなります。
新玉ねぎだからこそできる贅沢
普通の玉ねぎに比べて水分が多く肉質がやわらかい新玉ねぎは、この「辛み抜き」を正しく行うだけで、フルーツのような甘みを感じる極上のサラダに変身します。
辛みの原因こそが血液をサラサラに!

玉ねぎを切ったときに目が痛くなったり、生で食べたときに辛かったりすることがありますよね。
それは「硫化アリル」という成分が原因です。
この成分には血液をサラサラにする働きがあり、生活習慣病予防に効果的。
火を通すと成分が変わってしまうため、健康のことを考えるのであれば新玉ねぎは加熱せずに食べるのがおすすめです。
とはいえ、生の辛い玉ねぎをそのまま食べるのはただの拷問!
できるだけ栄養をムダなく、そしておいしく食べられる下ごしらえの方法を覚えましょう。
新玉ねぎの辛み抜き①栄養キープするなら「薄く切って空気にさらす」

玉ねぎの辛みを抜く方法といえば水にさらすのが一般的ですが、栄養的にはNG。
硫化アリルは水に溶けやすい成分なので、せっかくの栄養が流れ出てしまいます。
切り方のポイントや辛みを抜く方法をいくつかご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。
スライサーで繊維に対して垂直に切る

新玉ねぎの辛みを抑えるには、まず切り方が大事!薄皮を剥くと縦に繊維が通っているのが見えますよね。
生で食べるときはこの繊維に対して垂直に切りましょう。
繊維を断つように切ることで、細胞が壊れて辛み成分が抜けやすくなります。
反対にシャキシャキ感を残したいとき、辛みがほしいときは繊維に沿って切るのがおすすめです。
また、スライサーを使ってできるだけ薄く切るのもポイント。
硫化アリルは揮発性が高い成分なので、空気に触れる面積が大きいほど辛みが抑えられます。
この切り方にするとやわらかい食感になり、口当たりも良くなりますよ。
切った後は空気にさらす

繊維を断つように薄くスライスしたらザルやバットに入れて重ならないように広げ、空気にさらしましょう。
ほこりが気になる場合はラップやキッチンペーパーをふわっと被せておくといいですよ。
この状態で1時間ほど待つとほんのり辛みを感じる程度に、一晩置くと辛みはほぼ感じられなくなります。
待ち時間は必要ですが、この方法が一番栄養素を逃さず、おいしさもキープできます。
夕食に新玉ねぎのサラダを食べる予定なら、朝食やお弁当を作るときに一緒に切っておきましょう。
新玉ねぎの辛み抜き②すぐに食べたいなら「熱湯×冷水」

「そんなに待ってられない!今すぐ新玉ねぎが食べたいんだ!」と思っている方もいますよね。
時間を短縮したいときは、薄くスライスした新玉ねぎをザルに入れて熱湯を回しかけ、すぐに水で冷しましょう。
栄養素は少し減ってしまいますが、比較的早く辛みを抜くことができます。
このとき、熱湯にも水にもサッと浸すのがポイント。栄養が流れ出ないようにできるだけ短時間で行いましょう。
新玉ねぎの辛み抜き③「電子レンジでの加熱」もアリ!

もっと簡単に下ごしらえをしたい場合は、電子レンジで辛みを抜くのもおすすめ。
スライスした新玉ねぎを耐熱皿に入れてラップをし、500Wの電子レンジで1分加熱します。
冷水にさらしてザルにあげて水気を切りましょう。
この方法は手軽にできますが、シャキシャキ感がなくなってしまうのが難点。
ポテトサラダに使ったり、マリネにしたりと食感が気にならない調理法を選ぶと良いですよ。
新玉ねぎの栄養を無駄なく摂ろう
新玉ねぎには、体に良い栄養がたっぷり。
これらの成分を無駄なく摂りたいなら、薄く切ったり、空気にさらしたりといった工夫が必要です。
今回ご紹介した方法を参考に、新玉ねぎをおいしく調理しましょう。
趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
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