笠原将弘さんの「鶏豆腐鍋」レシピ|“塩と酒だけ”なのに絶品
- 2026年03月13日公開
こんにちは、冬は週5・夏は週2で鍋を食べている、ヨムーノライターの井野真利子です。
実は私の中で、20年ほど鍋ブームが続いているんですが、飽きはしないものの、新しくレパートリーが増えることはほとんどありません。
ところがこの度、私の好きな鍋ランキングを塗り替えた、とっておきのレシピに出合ってしまいました。
プロの和食料理人が発案した鍋とは?
今回参考にしたのは、料理人・笠原将弘さんのYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』で紹介された「鶏豆腐鍋」です。
メイン食材は、鶏もも肉と木綿豆腐、長ねぎというとってもシンプルな鍋ですが、プロの和食料理人にかかれば、まるで一流店の味わい。
差をつけるためのテクニックを、ぜひご覧くださいね。
笠原将弘さん「鶏豆腐鍋」のレシピ

材料(4人分)※タレは2人分
- 鶏もも肉…2枚
- 木綿豆腐…1丁
- 長ねぎ…3本
- ニンニク…2片
- 塩…大さじ1
- 黒こしょう…少々
【A】
- 水…1000ml
- 酒…300ml
【B】特製タレ
- 水…100ml
- 昆布茶…小さじ1/2
- 醤油…大さじ3
- 砂糖…大さじ1
- かつお節…5g
- 卵黄…2個
- 青のり…少々
今回は、半量の2人分で作りました。
また、鶏もも肉の代わりに、骨付きのぶつ切り肉や手羽先を使っても美味しいそうですよ。
作り方①鶏もも肉を切る

鶏もも肉を、大きめの一口大に切ります。かたい骨や、見える部分の筋を取り除いてください。
切った鶏もも肉に塩を揉み込み、冷蔵庫で30分ほど休ませましょう。
作り方②野菜と豆腐を切る

長ねぎは、白い部分を1cm幅の斜め切りにし、青い部分は小口切りにします(薬味用)。
豆腐は8等分にして、ニンニクは包丁の腹で潰しておきましょう。
作り方③鶏もも肉の霜降りをする

休ませておいた鶏もも肉を取り出し、沸騰したお湯(分量外)で軽く茹でます。
完全に火を通すのではなく、鶏の臭みやアクを取ることが目的です。中火にかけて軽く沸騰した状態で、40秒ほど茹でました。
表面の色が変わったら水に取り、水気を切って鍋に入れましょう。
作り方④具材を煮込む

鶏もも肉を入れた鍋に、【A】、ニンニク、長ねぎを入れて中火にかけます。
沸騰したらアクを取り、弱火で20分ほど煮込みましょう。
作り方⑤特製タレを作る

鍋を煮込んでいる間に【B】の青のりと卵黄以外を混ぜ合わせます。
取り皿に1人分ずつ分けたら、1人分につき卵黄を1個ずつ入れましょう。仕上げに青のりをのせたら、特製タレの完成です。
作り方⑥鍋に豆腐を加える

鍋の水分が減っていたら水を足します。味見をして薄いようであれば、塩(分量外)で味を調えましょう。
豆腐を入れて、2分ほど煮込んでください。
作り方⑦仕上げる

お好みで、黒こしょうを振って完成です。
【実食】素材の味が光る鍋を堪能!

見た目はとってもシンプルなお鍋ですが、どんな味がするのでしょうか?
笠原さんをマネして、最初はタレを使わずそのままいただきます。

美味しい!とっても美味しいです!
食べた瞬間は「美味しい」以外の感想が出てこず、笠原さんはどんな食レポをするのだろうとYouTube動画を見てみたんです。
すると、スープの一口目を飲むなり「っあ〜〜!これ本当美味しいよ」と、心底幸せそうにつぶやかれていて、思わず笑ってしまいました。語彙力を奪う鍋のようです。
黄金色をしたキラキラのスープは、鶏の旨みが溶け出していて、一口飲むと身体の内側からほぐれていくような優しい風味。

ニンニクの香りはほんのり、長ねぎの甘みもしっかり感じられて、派手さはないのにあと引く味わいなんです。塩と酒だけで味付けしてあるなんて、とても信じられない奥深さ!
木綿豆腐は、仕上げの2分でさっと煮込んだので、すも入っておらずとってもなめらかに仕上がっています。
そしてここで、例のタレがやっと登場です。

卵黄が全体に溶け込むように、よく混ぜておきましょう。
とろっと濃厚なタレを具材に絡めて食べると、ガラッと味が変わって、もはや別の鍋に。
まろやかな味わいのタレが、ジューシーで柔らかい鶏もも肉やとろとろの長ねぎによく絡み、旨みの層が複雑に重なっていくのを感じます。

かつお節や青のりの風味、醤油の香ばしさ、ほんのりとした甘みなどがバランスよく合わさり、飽きないどころかお箸が止まりません。
無類の鍋好きを自負する私の「好きな鍋ランキング」第1位に、この鶏豆腐鍋が突如ランクイン。そこらのお店では、食べられないレベルです。
皆さんも、レシピに忠実に作って(これが肝心!)、ぜひ味わってみてくださいね!
鶏豆腐鍋のシメはそうめんで決まり!

シメは、笠原さんおすすめのそうめんに。下茹ではせずに直接入れて、1分ほど煮込みました。先ほど青ねぎのトッピングを忘れていたので、ここで使うことに。
スープをたっぷりと吸ったそうめんはつるんとなめらかで、鶏の旨みがしっかりと絡み、最後まで満足感が続きます。
忘れ去られていた青ねぎは、悲しさからかいつもよりピリッと辛いような。シャキシャキ感とあいまって、気の利いたアクセントになっています。

鍋でお腹いっぱいになってしまう方もいるかと思いますが、旨みたっぷりのスープを使ったシメはマスト!
次の日に持ち越すか(ニンニクはほぼ臭わないので、朝ごはんにもあり!)、家の外を走り回ってお腹を減らすなどの工夫を凝らし、何とかして召し上がってくださいね。
笠原さん流の鍋は誰かに教えたくなる美味しさ!
ひと手間かけることの大切さをひしひしと感じた今回の鍋は、家庭の味を超えたプロのレシピ。
普通の鍋とは明らかに味の格が違うので、おもてなしにもおすすめですよ。
協力/「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」さん
手間取らない快適な暮らしをテーマに生きる、一人暮らし歴18年目のWebライターです。趣味は料理と旅行とお酒!丁寧に暮らすのがちょっぴり苦手ですが、ズボラならではの視点で生活に役立つあれこれを紹介します。
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