【究極の二択】「リタイヤ」と「リタイア」、「ラインナップ」と「ラインアップ」正しい表記はどっち?

  • 2026年01月11日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

スポーツの途中棄権や引退を意味する言葉。「リタイヤ」と「リタイア」、どちらの表記が正しいでしょうか?

これは、公的なルールと慣用の間で最も揺れやすい、日本語の外来語表記に関する究極の二択クイズです!

【究極の二択】「リタイヤ」と「リタイア」、正しい表記はどっち?

競技やイベントで「引退、または途中棄権する」ことを意味する言葉として、公的な文書や報道でより厳密に推奨されている正しい表記はどちらでしょうか?

① リタイヤ

② リタイア

正解は……

②のリタイアでした!

豆知識1:なぜ「リタイア」が推奨されるのか

「リタイヤ」と「リタイア」の表記の鍵は、長音符号(ー)の有無です。

1. 語源:"retire" の発音

この言葉の語源は英語の "retire" です。英語の原音では語尾に伸ばす音(長音)が含まれていません。

2. 外来語表記の原則

日本の外来語表記を定める内閣告示の原則では、3音以上の語については、原語に長音がない場合、末尾の長音符号「ー」を省略できるとされています。

"retire" もこれに該当するため、長音符号を省略した「リタイア」が、公的な文書や報道で統一表記として推奨されています。

ただし、「リタイヤ」も間違いではない?

「リタイヤ」という表記も、一般には非常に広く使われており、間違いだと断言することはできません。特に口語では、音を伸ばした方が自然に聞こえるためです。

しかし、新聞やニュースなどの「報道」では、表記の統一と正確性を期すために、原則として「リタイア」が使われます。

豆知識2:公的ルールと慣用の間にいる「ラインアップ」

この長音符号の揺れは、「リタイア/リタイヤ」だけではありません。
「ラインアップ」も、全く同じ現象が起きています。

企業が表記を使い分ける実例

実際、企業はこの二つの表記を媒体によって使い分けています。

「ラインナップ」の例:商品ラインナップ|セルフカラーならビゲン(Bigen)|ホーユー株式会社|セルフもいいかも

消費者向けブランドの公式サイトや広告では、慣用を優先し、多くの人が使い慣れた「ラインナップ」が使われることが多いです。(例:ビゲンなど)

「ラインアップ」の例:カーラインアップ|Honda公式サイト

企業の技術資料やファクトブックなど、より厳密性が求められる文書では、公的なルールに従い「ラインアップ」が採用されています。(例:ホンダなど)

どちらの表記も意味は通じますが、文書の性格によって「ラインアップ」と「ラインナップ」を使い分けているのが、現在の日本の実態です。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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