【ハンバーグはもう一生これ!!】三國シェフがこっそり教える「簡単なのに震えるほど美味しい」レシピ「高級店のお味やん…」2選

  • 2025年12月20日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

定番の家庭料理は、作り方がワンパターンになりがちではありませんか?

フランス料理シェフ・三國清三さんのレシピなら、家にある材料で本格的な味の家庭料理が作れちゃいますよ。

今回は「三國シェフの秘伝レシピ」をまとめて紹介します!

持ってるだけで料理上手になれる!?書籍『ザ・シェフ三國の究極家庭おかず』とは?

超有名フランス料理シェフ・三國清三さんが、お馴染みのコックコート姿からシャツとエプロン姿に変身して「日本の家庭料理」に挑戦した書籍です。

レシピはシンプルですが、味は超一流。特別な調理器具は必要ないので、いつも献立に組み込みやすいものばかりです。

今回はその中から「煮込みハンバーグ」と「豚のしょうが焼き」を作ってみました!

三國シェフの秘伝レシピ①「煮込みハンバーグ」

まずは、おうちごはんが大好きなヨムーノライターのKanakoさんが、「煮込みハンバーグ」の作り方を紹介します。

三國シェフ「煮込みハンバーグ」のレシピ

材料(2人分)

  • きのこ(ほぐす)…150g
  • バター(食塩不使用)…20g
  • パセリ(みじん切り・好みで)…適量

ハンバーグ

【A】

  • 合いびき肉…200g
  • 玉ねぎ(みじん切り)…50g
  • 卵…1個
  • 塩…ふたつまみ
  • ナツメグパウダー(好みで)…少々

  • オリーブオイル…小さじ2

ソース

  • 赤ワイン…50ml

【B】

  • 水…50ml
  • トマトケチャップ…大さじ2
  • 中濃ソース…大さじ1
  • 塩…小さじ1/8

きのこはしめじを使ってみましたが、まいたけやエリンギなど好みで組み合わせてもいいそうです。

パセリは自宅にあった乾燥パセリで代用しました。

作り方①ハンバーグのタネを作る

大きめのボウルにハンバーグの具材【A】を入れ、手早くこねます。

混ざったら指を立ててぐるぐる練り混ぜて、空気を含ませます。全体に粘りが出てきて、白っぽくなったらOK!

時間がある場合は、ラップをかけてタネを冷蔵庫で1〜2時間ほど冷やしましょう。冷やすことで、脂が締まり、肉汁が出にくくなります。

今回は時間がなかったため、スキップしました。

粘りが出たら2等分し、軽くキャッチボールをして空気を抜いて、楕円形に成形します。

筆者はうっかりまん丸にしてしまいましたが、みなさんは楕円形にしてくださいね。

作り方②ハンバーグを焼く

フライパンにオリーブオイルを熱し、強めの中火で両面を焼きます。この時に、フライパンの側面にハンバーグを沿わせるようにして形を整えるのがポイント。

焼き色がついたら返し、片面4分ずつを目安に焼きます。このあと煮込むため、この時点では中まで火が通ってなくてもOKです。

筆者は裏返す際、ハンバーグがよく崩れてしまうことがあるのですが、これは崩れにくい印象。とても焼きやすかったので、料理初心者さんでも挑戦しやすそうです!

作り方③ソースを作ってハンバーグを煮込む

ハンバーグを焼いた時に出た余分な脂を拭き取り、そこに赤ワインを加え、鍋底をこそげながら強火で煮詰めます。

赤ワインの量が1/3程度になるまで煮詰めたら、調味料【B】を加え、サッと混ぜ合わせます。

赤ワインは一瞬のうちに蒸発して量が減るので、加熱のしすぎには注意してくださいね。すぐに次の調味料を入れられるように準備しておくと安心です。

さらにきのこを入れ、蓋をして中火で5分ほど煮込みます。

焦げやすいので、フライパンをゆすりながら煮込むのがコツ。また、途中で何度か上下を返すようにしてください。

ハンバーグに竹串を刺して、透明な汁が出れば中まで火が通った合図です。

作り方④仕上げをして器に盛り付ける

最後に弱火にして、バターを加え、ソースにとろみがつくまで混ぜながら1分ほど煮込みます。器に盛り付けてパセリを散らしたら、完成!

【実食】反則級なおいしさの煮込みハンバーグ

難しく面倒なイメージの強い煮込みハンバーグですが、びっくりするくらい簡単に完成しました。

デミグラス缶を使っていないことを疑いたくなるレベルでコクたっぷり!しっかりと強火でハンバーグを焼いているので、香ばしさも感じられます。

とろみのあるソースは自然とハンバーグやきのこに絡み、一口食べたらもう止まることを知りません。

ハンバーグは肉肉しさがあり、食べ応え抜群!口の中に入れるとほろほろと崩れていき、玉ねぎのやさしい甘さを感じられます。

自宅で作ると焼く時に逃げてしまいがちな肉汁もしっかりと閉じ込められていて、高級レストランかのような仕上がり。

思わず2人分をぺろりと1人で平らげたくなりました。

三國シェフの秘伝レシピ②「豚のしょうが焼き」

続いては、いつもの味をグレードアップさせたい、ヨムーノライターの安達春香さんが、「豚のしょうが焼き」の作り方を紹介します。

なんと“豚肉をくるっと巻いて焼く”変わった形なんです。

しかも、下味に米酢を塗るという聞いたことがない工程も。いったいどんな味がするのか、想像するだけでワクワクします。

三國清三さん「豚のしょうが焼き」のレシピ

材料(2人分)

  • 豚肩薄切り肉…150g
  • 米酢…大さじ1
  • 片栗粉…大さじ1/2
  • おろししょうが…大さじ2
  • キャベツ(千切り)…適量

【A】

  • 日本酒…大さじ1
  • てんさい糖…大さじ1
  • しょうゆ…大さじ1

※【A】は混ぜ合わせておきます。

今回は豚肩薄切り肉の代わりに豚ロース薄切り肉、てんさい糖の代わりにきび砂糖を使いました。

作り方①豚肉に米酢、片栗粉、しょうがを塗って巻く

豚肉を広げ、ハケを使って片面に米酢を塗ります。我が家にはハケがないので、スプーンの背を使って塗りました。

茶こしで片栗粉を薄く振りかけ、スプーンでおろししょうがを塗り広げます。

三國さんによると、これらを下味に使うことで豚肉がやわらかく仕上がるのだそう。米酢の酸としょうがの酵素が豚肉の繊維をほぐしてくれます。

しっかり塗れたら、端からくるくると巻いていきましょう。片栗粉が“糊”のような役割をしてくれるので、適当に巻いてもちゃんとくっつきます。

いままでいろんなレシピでしょうが焼きを作ってきましたが、こんな形ははじめて!最初の工程から、三國さんのワザが詰まっていますね。

作り方②フライパンで焼く

フライパンを強火で熱し、①の巻き終わりを下にして並べます。サラダ油を使わずに、豚肉の脂でこんがり焼くのが三國さん流。

焼き色がついたらひっくり返して裏側もこんがりと焼きましょう。最後まで強火で手早く仕上げるのがポイントです。

【A】を回し入れて焼きからめ、火が通ったらお皿に盛ります。

フライパンに水大さじ1(分量外)を加えて中火にかけ、焼きついた汁を煮溶かして豚肉にかけます。

お皿にキャベツを添えたら完成です。

新感覚な大人のしょうが焼き

ひと口食べてまず驚いたのが、しょうがの強さ。噛むたびに辛みがじんわり広がる“大人のしょうが焼き”です。

豚肉で巻かれている分、香りが閉じ込められているんですね。

子どもがいるご家庭なら、巻くしょうがは控えめにして、大人はおろししょうがを添えるとちょうどよさそうです。

薄切り肉をくるくる巻いているので、やわらかくて口当たりもやさしい。外側はこんがり香ばしく、中はふんわりジューシーです。

しょうゆと砂糖の甘辛さの中に米酢のほのかな酸味が残り、後味は軽やか。ご飯がめちゃくちゃ進みます。

コロンとした見た目が可愛くてお弁当にも入れやすそうですね。

三國シェフのレシピでいつもと違う仕上がりに

家庭料理はどのレシピでも大体同じような仕上がりだろうと思っていたら、大間違い!

三國シェフのレシピで、ご馳走感のある味わいを感じてみてくださいね♪

※この記事は過去にヨムーノで人気だった記事を再編集したものです。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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