【やってたら至急やめて!ミートソースのNG食べ方】「食中毒の恐れも」管理栄養士がゾクリとする警告→「マジか(泣)」
- 2025年12月20日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
子どもも大人も大好きなミートソース。
でも、保存方法をちょっと間違えると、食中毒を引き起こしてしまう場合も……。
今回は、「ミートソースで絶対にやってはいけないNG行動と保存テクニック」と、あわせて「絶品ミートソースレシピ」を紹介します!
【やってたら至急やめて!ミートソースのNG食べ方】「食中毒の恐れも」管理栄養士がゾクリとする警告→「マジか(泣)」
まずは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香さんが、「ミートソースで絶対にやってはいけないNG行動と保存テクニック」を紹介します。
放置厳禁!食中毒を引き起こすNG行動

「お鍋のまま冷ましてから冷蔵庫に入れよう」と、ミートソースをキッチンに置きっぱなしにしていませんか?
ミートソースは粘度があって冷めにくいので、寒い時期でも油断禁物!常温で放置すると食中毒を引き起こす「ウェルシュ菌」が増えてしまう場合があるんです。
ウェルシュ菌は、“細菌界のF1レーサー”と呼ばれるほど繁殖スピードが早く、温かい場所が大好き。
お風呂くらいの温度(40℃前後)で爆発的に増えるので、常温で置いておくのはかなり危険です。
せっかく作ったミートソースの中に菌がウジャウジャ繁殖しているなんて、想像するだけでゾッとしますよね。
食中毒を予防するためにも、これから紹介する保存法を覚えておきましょう!
ミートソースのおすすめ保存法

ミートソースは冷蔵庫だと3〜4日しか持ちませんが、冷凍庫なら約1か月も保存ができます!
ここからは、冷凍方法の手順をご紹介します。
冷凍方法①粗熱を取る

熱いミートソースをそのまま保存袋に入れるのはNG。湯気で水滴がたまって水っぽくなるうえ食中毒のリスクも上がるので、とにかくスピーディーに冷ましましょう。
大きめのフライパンに保冷剤を入れてお鍋をのせ、横から水を注いで周りにも保冷剤を置きます。保冷剤がない場合は氷でも良いですよ。
お玉でかき混ぜながら冷やすと、お鍋全体の温度を効率的に下げられます。
冷凍方法②薄く広げて急速冷凍する

冷凍用保存袋にミートソースを入れ、空気を抜いて薄く平らに広げましょう。
アルミやステンレスのトレイの上に置いた状態で冷凍庫に入れると凍るのが早くなり、美味しさをキープできます。

少量ずつに分けたい場合は、箸で筋を付けてから冷凍しましょう。必要な分だけポキッと折って取り出せて便利です。
失敗しない!“出来立て復活”解凍術

冷凍しておいたミートソースを食べようと解凍したら、分離してしまった……なんて経験はありませんか?
洗い物が増えてちょっと手間ですが、お鍋やフライパンを使って温めることで出来立てのような仕上がりになりますよ。
解凍方法①袋のままレンジで「半解凍」する
この後封を開けて加熱しました
冷凍したミートソースを袋のまま耐熱皿にのせ、封を開けて200Wの電子レンジ(解凍モード)で約2分加熱します。完全に温めると袋の耐熱温度を超える場合があるので、ここでは半解凍に留めておきます。
※冷凍用保存袋は電子レンジ解凍に対応していないものもあります。対応しているかどうか必ず確認してください。
解凍方法②お鍋やフライパンに移してかき混ぜながら温める

半解凍状態のソースをお鍋やフライパンに移し、中火にかけて全体がボコボコと沸騰するまで加熱しましょう。
このとき、分離しないようにぐるぐるとかき混ぜながら温めるのがポイント!
かき混ぜることでソースがなめらかに仕上がり、ムラなく加熱されるので食中毒対策にもなります。
【よくある疑問】パスタとソースを一緒に保存していい?

朝作ったミートソースパスタを冷蔵庫に入れるときは、ソースとパスタを別々に保存するのがおすすめ。
というのも、混ぜてから時間が経つとパスタがソースの水分を吸って、食べるころにはブヨブヨになってしまいます。
ミートソースは容器に入れて粗熱を取ってから冷蔵庫へ。茹でたパスタは水気を切り、くっつき防止にオリーブオイルを少し絡めて冷蔵庫に入れましょう。
【ミートソース、もう一生これがいい!!】タサン志麻さん流「お店?」感動レシピ「全然違う!」「ガツンと肉感」もっと早く知りたかった(泣)
続いては、お洒落なレシピに憧れる、調理師でヨムーノライターのmomoさんが、伝説の家政婦・タサン志麻さんのレシピ「ミートソース」の作り方を紹介します。
定番ミートソース♡志麻さんレシピが気になる……!

今回作るレシピは、NHK『きょうの料理』で“伝説の家政婦”タサン志麻さんが作った「ミートソース」です。
タサン志麻さんといえば、家庭料理の定番食材で作るフレンチの技術を掛け合わせた絶品レシピが大人気!
筆者もタサン志麻さんの大ファンで、今まで何度もレシピを作っては毎回感動しています(笑)。
今回作る「ミートソース」も、野菜・ひき肉・トマト缶という身近な材料で作れるのに、じっくり炒めて丁寧に仕上げることでタサン志麻さんならではのレストラン級の味わいに♪
たっぷり作れるレシピでもあるので、休日に作り置きしておけば「今日、何作ろう?」というお悩みもスルッと解決できちゃいますよ〜!
タサン志麻さん「ミートソース」のレシピ

材料(3〜4人分)
- 合いびき肉・・・500〜600g
- たまねぎ・・・1個(約200g)
- にんじん・・・1/2本(100g)
- セロリ・・・1/2本(約50g)
- にんにく(みじん切り)・・・1〜2かけ分
- 赤ワイン(または水)・・・200ml
- トマトの水煮缶(カットタイプ)・・・2缶(約800g)
- 洋風固形スープの素・・・1個
- 好みのハーブ(タイム1枝・ローリエ1枚・セロリの葉など)・・・適量
- オリーブ油・・・大さじ2(2回に分けて使用)
- 塩・粗挽き黒胡椒・・・適量
- トマトケチャップ・・・適宜
- 水・・・200ml
※今回は小さめだったので、にんじんは1本使用しました。
作り方① 野菜を切ってじっくり炒める

たまねぎ・にんじん・セロリをみじん切りにします。
このあと一緒の鍋で炒めるので、全ての食材をみじん切りマシンに入れてしまってOK!
根気よく包丁でみじん切りするのも無心になれていいかもしれません(笑)。

鍋にオリーブ油大さじ1・切った野菜・にんにく・塩ひとつまみを入れて弱火にかけ、ヘラで時々かき混ぜながら約10分間じっくりと炒めます。
この工程で野菜の甘みとうまみがしっかり引き出されるので、省略せずに“弱火でじっくり”がポイントですよ♡
作り方②ひき肉をほぐさずに焼きつける

ひき肉に塩小さじ1(肉量の約1%目安)・粗挽き黒胡椒をふっておきます。

別のフライパンにオリーブ油大さじ1を熱し、強めの中火のままひき肉を入れましょう!
ポイントは「ほぐさず、焼き色がつくまでそのまま焼きつける」こと。

こんがりと焼き目がついたら上下をひっくり返し、脂が多ければ拭き取り、両面にしっかり焼き目をつけましょう♪

野菜をじっくり炒めている間に、同時に作業を進めていくとちょうどよく焼き上がりますよ!
作り方③ 赤ワイン・トマトの水煮缶・ハーブを加えて煮込む

ひき肉をヘラでざっくりほぐして、野菜を炒めた鍋に加えます。

空いたフライパンがまだ熱いうちに赤ワイン(または水)を入れて、残ったお肉のうまみをこそげ取るように煮詰め、ワインのくさみを飛ばしてから鍋に移します。

鍋を強めの中火で煮詰めて煮汁が少なくなったら、トマトの水煮缶と水を加えます。

沸騰したらアクを取り、洋風固形スープの素とハーブを投入!筆者はセロリの葉とタイムを入れました。
フタをして弱火で約1時間煮込みましょう♪
ここからは弱火でほったらかしにするだけなので、他の作業をしながら待つのみ。

煮込み終わったら最後にお好みでトマトケチャップ・塩・粗挽き黒胡椒で味を調えて完成です!
いざ実食♡ガツンと肉感&レストラン級の満足感!

こちらが、完成したタサン志麻さんの「ミートソース」です!
なんだかもう、香りからして「これはいつもと違う!」と感じてしまうほど。
ひき肉をどーんと500g入れたミートソースは、これが真のミートソースなのか……!と思うほどにお肉がたっぷり♪

待ち切れず食べてみると、ひき肉の香ばしさ・野菜の甘み・トマトの酸味がバランスよく溶け合って、深みのある味わいです。
特にジュージューとハンバーグのように焼きつけたひき肉の存在感が抜群で、どこを食べても満足感があるんです!
そして少ししか入れていないのにいつものミートソースよりも香りが強い印象で、ハーブの力って改めてすごい……!
ハーブはあまり自分では積極的に使う機会がないので、タサン志麻さんのレシピを参考に使いこなせるのが嬉しいです♡

もちろん、ミートソースを作ったのでお昼ごはんはミートソースパスタにしてみました!
ゴロッゴロのお肉とやわらかな野菜がパスタにしっかりと絡んでいて、ミートソース好きの娘もよ〜く味わって完食してくれました。

パスタはもう少し味が濃いほうが美味しいかな?と感じたので、少しだけトマトケチャップを入れてみたのですが大正解でした!
一度作るとパスタだけでなく、ドリア・ラザニアなどにも展開できて、冷凍保存もOK。
冷蔵庫で4〜5日・冷凍庫で約1か月保存できるので、筆者も余った分は未来の自分が楽するため……と冷凍してみました!
ミートソースを正しく保存して、美味しく食べよう!
余ったミートソースを保存するときは、常温で長時間放置せず、急いで冷ますのが大切なポイント。
せっかく作ったミートソース、適切な冷凍・解凍方法で安全に美味しくいただきましょう。
※この記事は過去にヨムーノで人気だった記事を再編集したものです。
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