年賀状いつまで?元旦に届くデッドラインは12/25!過ぎた時の裏技も

  • 2025年12月04日公開

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「しまった!年賀状の準備をすっかり忘れていた!」と、年末が近づくにつれて焦りを感じている方は非常に多いのではないでしょうか。

特に2025年の年末は忙しく、気づけばクリスマスも過ぎていたなんてことも珍しくありません。年賀状を元旦に確実に届けるためには、郵便局が定めた明確な期限(デッドライン)を守る必要があります。

しかし、もしその期限を過ぎてしまっても、諦めるのはまだ早いです。実は、出し方や利用するサービスを工夫することで、元旦に届く確率を上げたり、マナー違反にならずに相手に挨拶を届けたりする方法が存在します。

この記事では、年賀状の投函期限に関する正確な情報と、ギリギリになってしまった時のための便利な裏技、そしておすすめのネット印刷サービスについて詳しく解説します。

大切な人への新年の挨拶をしっかりと届けるために、今すぐできる対策を確認していきましょう。これから紹介する手順やサービスを活用すれば、まだ間に合いますので安心してください。

年賀状はいつまでにポスト投函すれば確実に元旦に届く?答えは12月25日

結論から申し上げますと、年賀状を確実に元旦(1月1日)に相手に届けるための投函期限は、毎年「12月25日」と決まっています。

この日までにポストに投函するか、郵便局の窓口に出すことが、元旦配達を保証する唯一の安全なラインです。

郵便局の公式サイトでは「12月25日までの投函」を推奨しているから

日本郵便(郵便局)の公式サイトや各種アナウンスでは、毎年明確に「12月25日までの投函」をお願いしています。

これは、全国から集まる膨大な数の年賀状を、配達エリアごとに仕分けし、元旦の朝一番に各家庭へ届けるための準備期間が必要だからです。

12月25日の最終集荷までにポストに入っていれば、日本全国どこへ送る場合でも、基本的には元旦に届くように手配されます。

もちろん、天候や交通事情による例外はありますが、この日を守ることが最も確実な方法です。

25日を過ぎてしまうと、郵便局側での優先順位が変わる可能性があり、元旦に届く確約ができなくなってしまいます。

そのため、スケジュール帳には「12月25日」を最終締め切りとして赤丸をつけておくことを強くおすすめします。余裕を持って行動することで、年末の忙しい時期でも焦らずに済みます。

また、ポストの集荷時間にも注意が必要です。25日の夜遅くにポストに入れても、集荷が翌日の26日になってしまうと「25日投函」とはみなされません。

必ずポストに記載されている最終の集荷時間を確認し、それよりも前に投函を済ませるようにしましょう。

12月26日から28日の投函でも元旦に届く可能性はあるが確実ではない

「12月25日を過ぎてしまったら、もう元旦には届かないの?」と不安になる方もいるかと思いますが、実はまだチャンスは残されています。

一般的に、12月26日から28日頃までに投函された年賀状も、できる限り元旦に届くように郵便局の方々が努力してくれています。特に、送り先が同一県内や近隣の都道府県であれば、28日の午前中までに出すことで元旦に間に合うケースが多く報告されています。

しかし、これはあくまで「努力目標」のようなものであり、100%の保証があるわけではありません。

遠方への配達や、郵便局の混雑状況によっては、1月2日以降の配達にずれ込んでしまう可能性も十分にあります。「届いたらラッキー」くらいの気持ちで考えるか、絶対に元旦に届けたい相手には25日を守るのが鉄則です。

もし26日以降に出す場合は、できるだけ普通の街中のポストではなく、地域の集配を行っている大きな郵便局(本局など)の窓口に直接持ち込むことで、少しでも時間のロスを減らすことができます。少しの手間で届く確率が変わるため、諦めずに行動してみましょう。

また、29日以降の投函になると、元旦に届く可能性は極めて低くなります。この場合は、無理に元旦到着を狙うよりも、寒中見舞いや事前の挨拶LINEなどでフォローを入れる準備をしておいた方が賢明です。

元旦に届けるために「12月15日の受付開始」から早めに準備すべき理由

年賀状の引き受け(受付)開始は、毎年「12月15日」からです。この日より前にポストに投函してしまうと、普通の郵便物として扱われてしまい、年内に相手に届いてしまうという大失敗につながる可能性があります。

必ず「年賀」という朱書きがあることを確認し、12月15日以降に投函することが重要です。

12月15日から25日までの10日間は、確実に元旦に届く「ゴールデンタイム」と言えます。

この期間に投函すれば、郵便局内での仕分け作業もスムーズに進み、配達員の方々への負担も分散されます。

早めに準備を終わらせることで、年末の慌ただしい時期に精神的な余裕も生まれますし、宛名の書き損じや印刷ミスなどのトラブルにも落ち着いて対処できます。

逆に、ギリギリになってから準備を始めると、プリンターのインク切れやハガキの買い忘れなどでパニックになりがちです。

特に2026年用(2025年末準備)のデザイン選びや写真の選定には意外と時間がかかるものです。

12月に入ったらすぐに準備を開始し、15日になったらすぐに投函できる状態にしておくのが、大人のマナーとしても理想的です。

早めに出すことのもう一つのメリットは、一言メッセージを丁寧に書けることです。

焦って書いた文字は雑になりがちですが、余裕があれば相手のことを想いながら温かいメッセージを添えることができ、より心のこもった年賀状になります。

年賀状作成が間に合わない!いつまでならネット印刷の投函代行で元旦に届く?

「仕事が忙しくて年賀状を作る暇がない」「プリンターが壊れてしまった」という緊急事態でも、最新のネット印刷サービスを使えばまだ間に合います。

ここでは、スピード対応に定評があり、投函代行(直接ポストに入れてくれるサービス)まで行ってくれるおすすめのサービスを紹介します。

【おたより本舗】最短即日出荷で宛名印刷・投函代行まで全て無料

「おたより本舗」は、年賀状印刷の受注件数で長年全国No.1を獲得している、信頼と実績のある最大手サービスです。

このサービス最大の特徴は、何と言ってもその圧倒的な「スピード」です。お昼の13時までの注文なら、その日のうちに印刷して出荷してくれる「即日出荷」に対応しています(※時期や条件による)。

さらに嬉しいのが、宛名印刷と投函代行が「無料」である点です。自宅で宛名を書いたり、ポストまで出しに行ったりする手間が一切かかりません。

スマホでデザインを選び、住所録をアップロードして注文ボタンを押すだけで、全ての作業が完了します。ギリギリまで作業ができなかった人にとって、まさに救世主のような存在と言えるでしょう。

デザインの豊富さも魅力で、ビジネス向けから可愛らしい写真入りまで、2026年の干支にちなんだデザインが数千種類用意されています。

操作画面も直感的でわかりやすく、初めて利用する方でも迷うことなく注文できます。時間がなくて焦っている方は、まずはここをチェックしてみるのが間違いありません。

もちろん、自宅に配送してもらってから一言手書きメッセージを添えて投函することも可能です。その場合でも発送が早いため、12月25日の締め切りに間に合わせやすくなります。急ぎで高品質な年賀状を作りたいなら、おたより本舗が第一の選択肢です。

【しまうまプリント】スマホアプリで簡単作成・低価格で急ぎの注文に対応

コストを抑えつつ、スマホアプリでサクサク作りたい方におすすめなのが「しまうまプリント」です。

テレビCMでもおなじみのこのサービスは、圧倒的なコストパフォーマンスとアプリの使いやすさが大きな特徴です。基本料金が安く設定されており、大量に年賀状を送る必要がある家庭や、予算を抑えたい学生さんなどにも大人気です。

アプリの操作性は非常に高く、スマホに入っている写真をそのまま取り込んで、指一本でスタンプを押したりメッセージを入れたりすることができます。

通勤時間や家事の合間などのスキマ時間を使って、あっという間におしゃれな年賀状が完成します。もちろん、こちらも投函代行サービスに対応しているため、作成から投函までスマホ一台で完結します。

発送スピードも非常に早く、注文から最短で翌日には発送されます。

また、お試し印刷を数枚からできるサービスもあるため、大量注文する前に画質を確認したいという慎重派の方にも適しています。写真の画質にこだわりたい方向けの「銀塩プリント」仕上げも選べるので、子供の成長報告や結婚報告を兼ねた年賀状にも最適です。

住所録の管理機能も優秀で、一度登録しておけば来年以降もそのまま使えるため、長期的に見ても非常に便利なサービスです。「安く、早く、簡単に」を実現したいなら、しまうまプリントのアプリをダウンロードしてみましょう。

【カメラのキタムラ】店舗受取なら最短1時間仕上げでギリギリでも間に合う

「もう12月28日だ!郵送を待っている時間すらない!」という絶体絶命のピンチに頼れるのが、「カメラのキタムラ」の店舗受取サービスです。ネットで注文してから、最短「1時間」で最寄りの店舗で受け取ることができるという、驚異的なスピードを誇ります。

全国に店舗網を持つカメラのキタムラだからこそできるサービスで、ネットでデザインと写真を選んで注文し、買い物ついでに店舗に寄れば、もう印刷された年賀状が完成しています。これなら、年末ギリギリの12月30日などに慌てて準備を始めても、その日のうちに投函まで漕ぎ着けることが可能です。送料がかからないのも地味に嬉しいポイントです。

写真専門店ならではの高品質な仕上がりも魅力で、特に写真入りの年賀状を作る場合は、家庭用プリンターとは比べ物にならないほど綺麗に仕上がります。富士フイルムの直営工場仕上げなども選べるため、クオリティに妥協したくない方にもおすすめです。
店舗では宛名書き用のペンなども売っていることが多いので、受け取ってすぐに近くのカフェなどで一言添えて、そのまま郵便局へダッシュすることもできます。郵送の日数さえも惜しい、超直前の駆け込み需要には最強の味方となってくれます。

【ふみいろ年賀状】入力ミスがあっても安心の再印刷保証とスピード発送

急いでいる時ほど、誤字脱字などのミスは起きやすいものです。「ふみいろ年賀状」は、そんなうっかりミスを無料でカバーしてくれる「200%安心保証」という独自のサービスを展開しています。名前の漢字を間違えた、住所が古かった、といったこちらの入力ミスであっても、1回に限り無料で再印刷してくれるのです。

焦って注文して失敗するのが怖い、という方にとって、この保証は精神的に大きな支えになります。もちろんスピードも速く、お昼の13時までの注文で当日出荷に対応しています。投函代行サービスも完備しているため、スピードと安心感の両方を手に入れたい方におすすめです。

サポート体制も充実しており、電話やメールでの問い合わせにも丁寧に対応してくれます。ネットでの注文に不慣れな方や、操作方法に不安がある方でも安心して利用できます。デザインも70万件以上の利用実績に基づいた厳選されたものが揃っており、外さない年賀状作りが可能です。
特に、目上の方や仕事関係の方へ送る年賀状で、絶対に失礼があってはならない場合には、ふみいろ年賀状の安心保証と丁寧な仕上げが大きなメリットとなります。急ぎつつも、品質と正確さを重視したい方はぜひ検討してみてください。

12月26日以降の投函でも年賀状はいつまでなら元旦に届く可能性がある?

どうしても12月25日に間に合わなかった場合でも、まだ諦める必要はありません。ここからは、12月26日以降の投函で、少しでも元旦に届く確率を高めるための具体的なテクニックを紹介します。これを知っているかどうかで、結果が変わるかもしれません。

街中のポストではなく「集配局(大きな郵便局)」の窓口に直接出す

12月26日以降に年賀状を出す場合、コンビニや道端にある小さな赤いポストへの投函は避けましょう。なぜなら、そこから郵便局へ回収されるまでにタイムラグが発生し、さらに小さな郵便局から大きな郵便局(集配局)へと輸送される時間もかかってしまうからです。この数時間のロスが、元旦に届くかどうかの命運を分けます。

最も確実なのは、その地域を管轄している「集配局」と呼ばれる大きな郵便局の窓口へ直接持ち込むことです。集配局には「ゆうゆう窓口」などが設置されており、夜間や休日でも郵便物を受け付けてくれます。ここに出せば、最初の収集や輸送のステップをカットできるため、仕分け作業に回るまでの時間を大幅に短縮できます。

どこの郵便局が集配局なのかは、日本郵便の公式サイトで検索できます。通常、市や区の中心部にある大きな郵便局が該当します。窓口の局員さんに「年賀状です、お願いします」と手渡すことで、確実に年賀状ルートに乗せることができます。
もし窓口に行く時間がない場合でも、その集配局の敷地内にあるポストへ投函する方が、街中のポストよりは回収頻度が高く、早く処理される可能性が高いです。少しでも時間を稼ぎたいなら、足を運ぶ価値は十分にあります。

郵便局内での仕分け作業をスムーズにするために「年賀」と赤字で明記する

私製はがき(普通の官製はがきやポストカード)を使って年賀状を出す場合、切手の下に赤字で「年賀」と書くことは必須ルールですが、これは単なるマナーではありません。この「年賀」の文字がないと、機械や局員さんが通常の郵便物として仕分けてしまい、年内に配達されてしまうという最悪の事態になりかねません。

また、元々「年賀」と印刷されている年賀はがきを使用する場合でも、輪ゴムで束ねるなどの工夫が推奨されています。特に大量に出す場合は、宛先が同じ方向(地域)ごとに束ねておくと、局員さんの仕分け作業が楽になり、結果としてスムーズに配達ルートに乗せてもらえる可能性があります。

12月26日以降の現場は戦場のような忙しさです。その中で、少しでも「処理しやすい状態」で差し出すことは、エラーを防ぎ、素早く処理してもらうための有効な手段です。「年賀」の文字が他の絵柄や文字に埋もれて見にくくなっていないか、最後にもう一度チェックしましょう。
切手を自分で貼るタイプの私製はがきの場合、「年賀」の文字は絶対に忘れないようにしてください。赤いペンではっきりと書くか、「年賀」スタンプを押すのが確実です。このひと手間が、元旦到着への切符となります。

近隣の都道府県あてなら12月28日の午前中までなら間に合うケースが多い

郵便物の配達スピードは、距離に大きく依存します。12月25日を過ぎてしまっても、送り先が「同一市内」や「同一県内」、あるいは「隣接する都道府県」であれば、輸送にかかる時間が短いため、元旦に間に合う可能性が高くなります。経験則として、近距離であれば12月28日の午前中までに集配局に出せば、ギリギリ元旦配達のルートに乗ることが多いようです。

逆に、東京から北海道、大阪から沖縄といった長距離の配達には、どうしても物理的な輸送時間がかかります。飛行機やトラックの便に乗せる必要があるため、締め切り時間はよりシビアになります。遠方への年賀状は諦めて速達性を重視するか、届くのが遅れることを覚悟するしかありません。

そのため、作成の優先順位としては「遠方の人」を最優先にし、次に「近場の人」とするのが鉄則です。しかし、26日を過ぎている時点では、遠方への元旦到着はかなり厳しい状況です。この場合は割り切って、確実に届く近場の人向けの分だけでも28日午前中までに出し切る、という戦略も必要になります。
もちろん、これはあくまで目安であり、その年の郵便局の処理能力や雪などの天候によって状況は変わります。「間に合えばラッキー」くらいの気持ちで、できるだけ早く出すに越したことはありません。

近場の相手なら年賀状をいつまでに出せば元旦に届く?ポスト集荷時間の罠

「家の近くのポストに出したから大丈夫」と思っていませんか?実は、ポストには「集荷時間」という概念があり、これを知らずに投函すると、丸一日分損をしてしまうことがあります。ギリギリの戦いにおいては、この集荷時間の確認が勝敗を分けます。

ポストの最終集荷時間を過ぎると「翌日の回収扱い」になってしまうから

各ポストには、郵便物を回収に来る時刻が記載されています。

例えば「最終集荷 17:00」と書かれているポストに、17:05に年賀状を入れたとします。

すると、その年賀状が回収されるのは翌日の朝一番の便などになり、実質的に「翌日に出した」のと同じ扱いになってしまいます。

12月25日の夜に出したつもりが、郵便局的には26日の受付になってしまい、元旦到着の保証が消えてしまうのです。

特に地方や住宅街の小さなポストは、1日に1回や2回しか集荷に来ないことも珍しくありません。

また、土日祝日は集荷回数が減ったり、時間が早まったりすることもあります。

必ず投函するポストの側面に書かれている時刻表を確認し、最終便が行ってしまった後ではないかをチェックしてください。

もし最終集荷が終わっていた場合は、そのポストに入れるのではなく、まだ集荷が終わっていない他のポストを探すか、直接郵便局の窓口に行くべきです。この数分の判断が、配達日を1日遅らせる原因になります。

スマホで「ポストマップ」などのサイトを使えば、近くのポストの集荷時間を調べることができます。ギリギリの投函になる場合は、事前に集荷時間をリサーチしてから家を出るのが賢い方法です。

コンビニのポストは郵便局のポストよりも集荷回数が少なく時間が早い

コンビニのレジ横にあるポストは非常に便利ですが、注意が必要です。

一般的に、コンビニ内のポストは、街頭の郵便ポストに比べて集荷の回数が少なく(1日2回程度)、最終の集荷時間も早い傾向にあります。

夕方や夜にコンビニで年賀状を買って、その場で書いて投函しても、回収されるのは翌日になるケースがほとんどです。

「コンビニだから24時間いつでも出せる」というのは間違いではありませんが、「いつでも回収してくれる」わけではありません。

深夜に出しても、翌日の午前中まではコンビニの中に留まることになります。急ぎの場合は、コンビニポストは避けた方が無難です。

ただし、どうしてもコンビニで出したい場合は、店員さんに「今日の集荷は終わりましたか?」と聞いてみるのも一つの手です。

親切な店員さんなら教えてくれるかもしれません。確実性を求めるなら、やはり本局の窓口か、集荷頻度の高い駅前のポストなどを選ぶべきです。

特に12月25日や28日といったデッドラインの日は、コンビニポストの利用は避け、直接郵便局へ向かうことを強くおすすめします。

同一県内と県外(遠方)では配達にかかる日数が異なるため余裕を持つ

日本の郵便物流網は優秀ですが、物理的な距離の壁は存在します。

同一県内であれば、集配局での処理後、すぐに配達エリアの郵便局へ輸送されますが、県外や遠方への場合は、中継局を経由したり、航空便や長距離トラックを利用したりするため、どうしてもプラス1日〜2日の時間がかかります。

2025年の年末に投函する場合、近場なら翌日配達が可能でも、遠方なら翌々日以降になるのが通常です。

特に、年末年始は帰省ラッシュなどで交通網が混雑し、天候によっては雪で輸送が遅れるリスクも高まります。

普段なら翌日に届く距離でも、年末に限っては遅れが生じる可能性があることを考慮しなければなりません。

遠方の親戚や友人に元旦に届けたい場合は、12月25日の期限を絶対に守る必要があります。

もし26日以降になってしまった場合は、「元旦には届かないかもしれない」と割り切り、せめて松の内(1月7日)までには届くように手配しましょう。

距離による日数の違いを理解し、遠くの人ほど優先して早く作成・投函する。これが年賀状作成の基本戦略となります。

年賀状が元旦に届く期限のいつまでを過ぎてしまった場合の対処法とマナー

どんなに頑張っても、12月30日や31日になってしまい、元旦到着が絶望的になることもあります。

また、年明けに年賀状が来ていない人から届いて、慌てて返信することもあるでしょう。そんな時に失礼にならないためのマナーと対処法を解説します。

元旦に届かない場合は日付に「元旦」と書かずに「一月吉日」などとする

年賀状のデザインによく含まれている「令和〇年 元旦」や「2026年1月1日」という日付。これは「1月1日の朝」を意味する言葉です。

そのため、明らかに元旦に届かない(1月2日以降に届く)年賀状に「元旦」と書くのは、言葉の意味として矛盾しており、マナーに厳しい方からは「常識がない」と思われてしまう可能性があります。

投函が遅れて元旦に間に合わない場合は、「一月吉日」や「新春」、「一月」といった表記にするのが正しいマナーです。
すでに「元旦」と印刷されているハガキを使ってしまう場合は仕方ありませんが、手書きで日付を入れる場合や、これからデザインを選ぶ場合は注意しましょう。

特に目上の方やビジネス関係の相手には、こうした細かい配慮が大切になります。

最近は印刷済みの年賀状を使うことが多いため、そこまで厳密に気にしない人も増えていますが、知識として知っておくと安心です。

「遅れてごめんなさい」という気持ちを込めて、一言手書きメッセージを添えることで、日付の矛盾よりも誠意を伝えることができます。

また、明らかに遅れる場合は、投函する際に「年明けの配達になります」と郵便局で確認されることはありませんが、自分の中で「これは年始の挨拶状である」という認識を持ち、丁寧に作成しましょう。

1月7日(松の内)を過ぎて到着する場合は「寒中見舞い」として出す

年賀状を出せる期間は「松の内」と呼ばれる期間までです。

これは関東では1月7日まで、関西など一部地域では1月15日までとされています。

もし、相手に届くのが1月8日(関西なら16日)以降になりそうな場合は、年賀状ではなく「寒中見舞い」として出すのが正式なマナーです。

寒中見舞いには、年賀はがき(お年玉付き年賀はがき)は使いません。通常の官製はがきや、私製はがきに「寒中お見舞い申し上げます」と書き、切手は通常のものを貼ります(弔事用の切手ではないので注意)。内容は、新年の挨拶が遅れたことへのお詫びや、相手の健康を気遣う言葉、そしてこちらの近況報告などを簡潔に記します。

特に、1月3日や4日に年賀状をもらって、返信が7日ギリギリになりそうな時は、無理に年賀状で返すよりも、落ち着いて寒中見舞いを出す方がスマートな場合もあります。

相手にとっても、季節の便りとして嬉しく受け取ってもらえるでしょう。

立春(2月4日頃)を過ぎると今度は「余寒見舞い」となりますが、一般的には1月末頃までには寒中見舞いを出し終えるのが常識的な範囲です。

どうしても遅れる場合はLINEやメールで先に新年の挨拶を済ませておく

親しい友人や知人であれば、年賀状が遅れることを気にするよりも、元旦に連絡がないことの方が心配されるかもしれません。

年賀状の準備が間に合わなかった場合は、とりあえず元旦にLINEやメール、SNSなどで「あけましておめでとう」の挨拶だけは済ませておきましょう。

その際に、「年賀状は遅れてしまうけど、後で送るね」「バタバタしていて準備が遅れちゃった、ごめんね」と一言添えておけば、相手も事情を理解してくれます。

最近はデジタルでの挨拶が主流になりつつあるので、決して失礼には当たりません。

むしろ、LINEで連絡を取り合うことで、住所が変わっていないかを確認できたり、最近の写真を送り合ったりと、年賀状以上のコミュニケーションが生まれることもあります。

デジタルの速報性と、アナログ(年賀状)の丁寧さを組み合わせる「ハイブリッド型」の挨拶は、現代において非常に合理的で温かい方法です。

ただし、目上の方やスマホを使っていない高齢の方に対しては、やはり電話を入れるか、遅れてでも年賀状・寒中見舞いを送るのが誠実な対応です。相手との関係性に合わせて、最適な手段を選びましょう。

まとめ:年賀状はいつまで?12月25日までに投函して元旦に届くようにしよう

年賀状を元旦に届けるためのデッドラインは「12月25日」です。

この日までにポスト投函を済ませることが、確実な新年のスタートを切るための鍵となります。

もし25日を過ぎてしまっても、12月28日午前中までに集配局へ直接持ち込めば、近隣エリアであれば元旦に届く可能性があります。最後まで諦めずに行動しましょう。

どうしても時間が取れない場合は、おたより本舗やしまうまプリントなどの「投函代行サービス」を利用するのが賢い選択です。

スマホ一つで最短即日出荷してくれるこれらのサービスは、忙しい現代人の強力な味方です。また、松の内(1月7日)を過ぎるようなら寒中見舞いに切り替えるなど、マナーを守った対応を心がけてください。

2026年の幕開けを気持ちよく迎えるために、今すぐ準備を始めましょう。

「今年こそは元旦に!」という目標を持って、早め早めの行動を心がけてくださいね。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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